この夏の猛暑は、やはり厳しいものだった。2~3年前も同じくらいきつい日が続いた夏があったが、今思い出しても今年の方が暑かった印象になってしまう。反面夏は暑くないと、何か寂しく感じるものだが、やはり度が過ぎるのは困りもの。早く落ち着いた季節になってほしい。
暑くて寝起きの悪い盆休み中に高島線へ行き、いつもの臨貨を狙う。この日は、まだ5時だというのに、もうすでに気温30度越え!気だるい身体にムチ打ってここまで来たが、狙いのヒマワリは、すでに元気がなく寂しい姿に・・時期が遅かったのか、暑さで花もおかしくなったのか。ジッとしていても汗がしたたる中、踏切が鳴り、いつものように、いつもの重連が姿を現した。
========
2013(H25)-08-14 8094レ EF652088+EH200-7 高島貨物線:東高島
Nikon D4 AF-S Nikkor 50mm f/1.8G
(脚立使用・トリミング有り)
このところ多忙で落ち着かないので、先週まとめて書いたものを取り急ぎ掲載してしまう。
まだ鉄道写真を撮り始めて間もない頃は、今にして思えば被写体は数限りなくあった。学友の影響もあり、茶色の機関車も狙いにあちこち出向いていたが、その反面、当時の新性能機関車にも興味があって、特にD型の機関車(ED60~62)には、まだ見たことも無かったので憧れていた。写真は、当時好きでよく通っていた中央東線のED61重連の貨物列車。よくといっても、この時はまだ、EF57が走っていて、どうしても東北線に行きがちになっていたが、全くイメージが異なる山線を走る機関車たちにも魅力を感じていた。スイッチバックの初狩駅を重連で通過して行くED61は、車体が小さい割にパワフルな走行音で急勾配(25‰)を上ってきた。
========
1976(S51)-06-13 1465レ ED6112+16 中央東線:初狩
10年前の8月には、東海道線の早朝貨物列車を撮影のため湯河原まで出向いている。
ちょうどこの日は、お盆休みに入る最初の日曜日で、気合いを入れて出掛けたのだろうか、はたまた天気が良かったのだろうか、5時半過ぎから撮影を開始している。今にして思えばまだこの時は、「瀬戸」はEC化されているものの、「出雲」や「あさかぜ」も上ってくるし、後半戦「富士」「さくら・はやぶさ」まで撮影すれば、随分撮りがいがあっただろう。
さて、その中からカメラを設置してまもなくやってきた65PFの貨物列車を掲載。本当に偶然に1001号機がシールドビームを煌々とやってきた時は嬉しかった。まだ奥の山肌には光が指しておらず、線路にもまだマダラの日差しの中、車体に日が入るポイントを考えながら、近づいてくるカマを見ながらシャッター切り、それが1001号機だったからたまらない。知ってて撮影に行くのと、知らなくて行くのとの違いか。最近は忘れかけている感覚なのかもしれない。
========
2003(H15)-08-10 96レ EF651001 JR東日本/ 東海道本線:湯河原-真鶴
Nikon F5 MF Nikkor 300mm f/2.8S RDP III
(三脚使用)
都心へ出たついでに山手線を狙う。
昨日まで「リラックマ」の広告電車として走行し人気があったようだが、あまり興味のない自分にとってはそんな広告はない方が有難い。相変わらずの猛暑の中、どうにか待ってやってきた「みどりの山手線」。前回の73系を模した時も感じたが、全面のラッピングが足りず、あまり変わり映えしないので、今一つ満足感はなかった。しかし現代のラッピング技術は大したもの。ひと目ではそれとはわからないくらい。この技術を使って、桃太郎や金太郎の特定ナンバーをラップしたらどうだろう?ある意味刺激ができて面白くなるかも・・
=========
2013(H25)-08-17 E231系第545編成 JR東日本/ 西日暮里
Nikon D7100 AF-S Nikkor 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR