アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

老兵のお通り~デキ復活

2011-11-26 19:42:21 | 鉄道写真(EC)

 

今年も残り1カ月、個人的には、あらゆる意味で大変で忘れられない平成23年になりそうである。震災に始まり豪雨による災害、そして海外で発生した未曾有の大洪水。趣味に留まらず、仕事にまで大きく影響を受け今日に至っている。やはり、仕事が落ちついていないと、趣味など楽しめない事を、わかってはいたことだが、今年は改めて再認識させられた年であった。来年こそは、平穏な良い1年になってほしい。

鉄道界では、明るい話題も数々あった。JR東日本のC6120の復活が筆頭に挙げられるが、写真の上信電鉄のデキの復活も個人的に嬉しかった。20年以上前、貨物列車を狙って以来の再会。相変わらず元気に見えたことが何よりだ。9月だというのに、秋がまだまだ感じられない9月の日曜日、多くのレイルファンの前をさっそうと通過していった。来年の活躍にも期待したい。

2011-9-18  南蛇井-神農原


日本海 廃止!

2011-11-23 09:38:33 | 国鉄時代(カラー)

ここ最近、ネット上を賑わしている話題は、またもやブルトレの廃止の話題であろうか。来年の3月のダイヤ改正で大阪-青森を走っている「日本海」が廃止になる。過日の新聞にすっぱ抜きで掲載されたようだ。東海道線からブルトレが撤退してから、どのくらいの時間が経ったのか。ついこの間のことのように感じるが、やはりここまで消えていくと、悲観的な想像がついていた。時代が変わってしまったといえば、その通りだが、こんな時代では、採算の取れないお荷物に感じる列車は、存続することすらできないのか。悲しい。何においても、数字至上主義はどこか、歪んでいる。早いこと、安いことはそんなに偉いことなのか。人間として、大事なことを何か忘れてしまっている。

日本海というと、現行のEF81よりも、ED75や、EF58に思い入れがある。この「日本海」のヘッドマークは、ゴハチ時代と基本変わっていない、伝統のあるマークで、ED75の赤色にとても似合っている。写真のこの頃は、奥羽線では、「日本海」が2本、「あけぼの」、また、東北線側に行けば、ED75牽引の「ゆうづる」が2本ある、まさにブルトレ時代であった。

1986-5-02       4002レ ED75761 日本海2号       大釈迦-鶴ヶ坂


小田急ロマンスカー

2011-11-20 19:53:31 | 鉄道写真(EC)

 

このところ週末になると、天気が崩れる周期にはまり、なかなか出掛ける気になれないでいたが、今日は、久しぶりに身体も空き、天気も回復となったため、秋を探しに出かけることにした。昨日は、まるで台風のような強い風が吹いていたから、貨物列車は軒並み遅れるだろうと予想しながらも、とりあえず朝5時半に出発し、大船へ向かう。はっきり言って、もうこの朝練は、完全にこの時期オフとなっているのであるが、この頃のマイブームとでもいうべきか、仕事前の何とかではないが、ちょっと気にかかるポイントになってしまったのだ。いつものように、コインパークに車を入れて、撮影ポイントへ向かうと、先客が1名、すでに三脚を構えておられた。まだ薄暗い中、何かネタがあるのか尋ねてみると、EF65PFの国鉄色が上ってくるという。なるほど、しばらくして、鉄チャンが集まりだし、5名が思い思いにカメラを構えていた。確かに、今となっては、EF65PF自体かなり貴重になってきたと言えるし、まして国鉄色なら垂涎の的ということになるのか。下り貨物は、全く姿を現さなかったが、上りは、どれもほぼ定時で上って来てくれた。その65PFも無事押さえることができ、次なる場所へ移動することにした。結局ここでは、太陽は顔を出さなかったが、それでも、随分と雲は切れてきて、好天が予想できたので、ちょっと息抜きがてら小田急線のロマンスカーの撮影に向かうことにした。

途中、新幹線の撮影場所をロケハンしながら、渋沢あたりを目指す。大船~大磯~渋沢と繋いだが、思いのほか近く感じて、色々と掛け持ちが可能なことがわかった。しかし、今年の紅葉は、どうだろう?近年まれにみる不出来ではないだろうか。どこに行っても鮮やかではなく、色が濁っている。まだ時期は早いのだろうか。いや、もう11月の後半となれば、この土地も例年なら美しい紅葉が見られるはずなのに残念だ。

新松田までの区間をロケハンしながら、ポイントを探し、踏切近くの小道から安易に撮れる場所でしばらくロマンスカーにカメラを向けた。紅葉は今一つだったが、色とりどりのロマンスカーが花を添えてくれた。