アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

専用機関車を持つレインボー客車

2018-06-22 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

田端区に所属しているEF81の中で人気を二分している片割れ、95号機が検査を終え綺麗な姿を見せている。もう片方の81号機も、相変わらず美しい姿を披露しているようで何より。どちらもかつての栄光の証とも言うべき、御召仕様の外観や欧風客車用の専用塗装を維持して、若いファンに絶大なる人気を誇っている。

かつてこの手のジョイフル客車が流行した時代には、その客車に合わせた専用機が用意されていた客車も多かったが、その中でもダントツで派手だったのは、このスーパーエキスプレスレインボー客車用の機関車で間違いないだろう。EF651019号機とEF8195号機の2台があったが、ご存知のように、EF65PFは第二世代の1118号機が存在した。サイドに書かれた機関車形式の威圧さは当時本当に驚嘆したものだ。肝心の客車の方が先に引退していしまい、お役御免と思いきや、しっかり当時の姿をいまだに見せていることは、やはり素直に喜ぶべきなのか。アントンKは、昔からオリジナル派だが、このご時世、過去にとらわれず、現代にマッチしたアイディア溢れる外観で登場させても良かったのでは?,とも思う。旅客会社の機関車には、中々光が当たらない時代だからこそ、限られた時間の中、最後の心意気を我々ファンに見せて欲しい。

この手の列車は、あまり好まなかったアントンK。東海道を下るレインボーを掲載しておく。初代のEF651019号機けん引。

1991-12-16 8103ㇾ  EF651019  SEPレインボー JR東海/東海道本線:由比-興津