この週末は、8歳になった孫連れで115系電車に思う存分乗車し長野を廻る計画だった。しかしトラブルはいつ襲ってくるか判らない。出発の前日になって当の孫が高熱を出しダウン。あっけなく計画はキャンセルとなってしまった。
今回の旅行はかなり時間をかけて綿密に計画を立て、以前からのリクエストに全て答える形で組み、ちょうどしなの鉄道で未だ現役の115系電車が、スカ色に塗り替えられて登場するタイミングを見て計画したものだった。いずれまた機会をみてチャレンジするつもりでいるが、一度ミソを付けられた旅行をなぞることはせず、今の気持ちを晴らすべく、さらに魅力的な行程を考えているところだ。
来週からもう8月、盛夏真っ只中だが、うかうかしていたらあっという間に夏は終わる。良い思い出を残せるよう、奮闘するアントンK爺なのであった。
掲載写真は、その今回しなの鉄道にて再登場となった115系電車の横須賀線色によるホリデー快速鎌倉号。JR東日本の115系では晩年の記録で、豊田区所属だった車両。アントンKにとって115系電車は、いつでもどこでも走っていた空気みたいな存在の車両で、国鉄時代からちょっとした遠征には必ずお世話になり、東北上信越、それに中央線と思い出も多い電車だ。特に三鷹電車区へ毎日のように出向いていた国鉄時代に目撃した、スカ色の115系300番台の新車は忘れ難い印象で、40年以上経った今でも目に焼き付いている。
2006-05-06 ホリデー快速鎌倉号 115系電車 北鎌倉付近