アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

いけたまハッピートレイン~1722F

2024-06-25 20:00:00 | 日記
 東急線にまた新たなラッピング車が登場したので書き留めておく。
 日曜日、それもお昼休み時間に出発式を行うとの情報がネットに拡散していたためか、多摩川駅ホームにて展示お披露目をしていた当該編成を一目見ようと、東急ファンのみならず、何事の騒ぎ?と一般乗客たちにも関心が広がっていたようだ。アントンKも東急ファンにさせてしまった感のある愛孫を連れてホームに降り立ち、初めてとも言える出発式を見送ることとした。展示中の車内では、ラッピングデザインの候補画像や、実際に作業しているビデオが繰り返し流れていて非常に興味をそそったが、ちびっ子向けとは言え、なかなかこういった企画は上手いもの。随分と沿線の利用客にアピール出来たのではないだろうか。発車時間も迫り真打「のるるん」が登場し、ブラスバンドが銀河鉄道を演奏すると、いよいよ最高潮に達してゆっくりと列車はホームを滑り出していった。                                 

 都会にあるローカル線とも言える池上線、多摩川線であるが、これで3本目のラッピング電車の登場となった。7700系電車が消えて随分と時間が経ってしまったが、今の7000系電車もこの路線の顔となり活躍中。バラエティに富んだ1000系列がさらに広がりを見せ、列車を待つのが楽しくなる。そう思わせてくれる路線なのである。
2024-06-23      東急多摩川線:多摩川駅

時代とともに・・・

2024-06-01 08:00:00 | 日記
 銀座の山野楽器が今後CD販売を止めてしまうらしい。
 これは8月からのことで、銀座以外の山野楽器では今まで通り販売は継続される。先日本当に久しぶりに山野楽器銀座店を覗いて、昔に比べてCD等の売り場が随分と縮小してしまったことに驚いたばかりだったが、こんなニュースが飛び込んでくると、今はそんな時の流れなんだと変に納得してしまった。
 自分自身を振り返ってみても、フィルムを装填して写真を撮っていた時代からすでに20年。約3分しか撮影できない8ミリ映写機が、ビデオカメラに変わり、VHS→8mm→DVと移り替わってHDメモリに落ち着いたと思ったら、デジタルカメラの急成長。同時に携帯スマホの動画を含んだ撮影。今やビデオカメラは、デジカメやスマホに取って変わられた。まさにこの流れに沿うように、音楽鑑賞の在り方も変わったと言わざるを得ない。昭和時代は、新譜の情報が欲しいがために、その類の月刊誌から情報を得て心待ちにしていた。発売日を目指して日々を過ごし、当日は一目散にショツプに駆け付けたものだった。もちろんLPやCDの陳列棚を隅々見渡す時のワクワク感は今でも忘れられない気持ちなのだ。しかし現在はというと、雑誌等の紙媒体は大半が淘汰され、御多分に漏れずネット情報に頼ることになる。買い方も様変わりしてしまった。ほとんどがネット注文、即日配達の時代なのである。銀座山野からCDが消えても不思議ではないと強引ながら納得させられてしまう訳だ。
 CDそのものの生産もピーク時の3分の1になったとのこと。ソフトでさえネット配信で聴く時代なのだそうだ。そうなると所有するという喜びはなくなり、いつでも聴けるという感覚が人を怠惰にしてしまう気がしてならないのだ。
 今年はブルックナー200年イヤーにあたり、今までにない企画のCDが発売される。もっとも廃盤の復刻だったり過去の演奏の再発売が多いように見えるが、実際の演奏会でも随分と取り上げられているので嬉しい限り。海外の来日オケでも演奏予定に組まれているので、久々に鑑賞したいと思っているが、果たして日程が合うだろうか。ブルックナーも鑑賞したいが、今年はインバルのマーラーを聴きたいところ。都響でチクルスが始まっているので、是非とも足を運びたいと思っている。
掲載画像は、そのエリアフ・インバル。今年で88歳。自分も歳とる訳だ。
 


北陸に想いを寄せて

2024-01-14 09:00:00 | 日記
 正月早々に発生した能登の大地震。
日に日に被害状況が拡大してしまい胸が痛む。自分の無力さを改めて思い知らされたとともに、現地の一刻も早い復旧を祈りたい。
 被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
                     2008-07     北陸本線:金沢にて


迎春~2024

2024-01-01 18:00:00 | 日記
 穏やかな新年を迎えることができた。
年末は思うように自分の時間が取れず、趣味活動も休止状態だったから、年を越すこのタイミングは、何時にも増してゆっくり時間が流れている気がしている。かと言って、何からやればいいのか手が付けられないのは、いつもの事。全く困ったものだ。
 今年はブルックナー・イヤー生誕200年の年にあたる。まだすべてを把握していないが、おそらく世界中で数々のブルックナーの演奏が行われるはずだ。本場オーストリアでは、チクルスが組まれて全交響曲が演奏されるかもしれない。アントンKにとっては、夢のまた夢だが、いつかあの教会の長い響きの中で、ブルックナーを堪能してみたいもの。そんな夢物語をいつも思いながら日々過ごしているのであった。
 そんな記念すべき年2024年に向けて、昨年から数々のCD録音も発表発売され、せめてこのくらいはと、せっせと買い漁ってきたものを片っ端から聴き始めている。ティーレマン、レミー・バローやネルソンによる交響曲全集。ここまでが新譜で、朝比奈/新日本フィルの選集と、チェリビダッケ/MPOの選集は、今年改めてゆっくり聴き直そうと旧盤を買い直した。
 正直ここまで全て鑑賞すると、それなりの時間が必要で、いったい全て聴き終え、ある程度自分の感想を抱けるのはいつのことか。きっと年末までかかってしまうかもしれない。
 朝比奈やチェリビダッケについては、ここで何度も書いているから、その他の指揮者たちについて、少しだけ書き留めておく。
 レミー・バローは、チェリビダッケの教え子の一人だから、そこここに演奏解釈の類似ヵ所が聴き取れるが、アントンKにとっては、まずこの全集がブルックナーゆかりの地、リンツの教会で行われていることだけで購入意欲が沸いてしまった。所詮録音に過ぎないが、5秒とも7秒とも言われる残響の中で聴くブルックナーの響きは至福の時を演出するのである。またドイツ・グラマフォンに録音したネルソンスだが、ブルックナー演奏において新たな響きが見いだせ、昨年からアントンKが興味を持っている指揮者の一人。特に初期番号の演奏解釈は、今まで聴いたことがなく大変興味をもち、敢えて全集を聴いてみたくなった指揮者だった。
 最後にクリスティアン・ティーレマンのブルックナー全集。彼は昔からブルックナーを得意として、何回も演奏を積み重ね、同時に録音も数多い。今まで全集を含めて色々聴いてきたが、2024年のタイミングで録音し直したウィーン・フィル盤を今回購入した訳だ。ブルックナーをウィーン・フィルで聴くという、クラシック音楽鑑賞の中でも最上級の組合せ。さてどんな演奏が待っているのか、時間をかけて楽しみ、再度ここでも報告できればと思っている。
 

秋の鹿島線を往く~EF65PF

2023-11-18 09:00:00 | 日記
 このところ何かと忙しく、趣味活動が停滞気味になっている。今年もあと50日などと考えれば考えるほど、気持ちだけが先走り心が空回りしてしまうのだ。心の糧としてきた音楽鑑賞も、まともに足を運べず走ってきてしまった。来年は少し起動修正が必要で、すでに自分なりのスケジュールを組み始めている。やはり日頃からいかに心の充実を求めることが、アントンKにとって重要なことなのか、今さらながら理解納得した次第。日々精進で進んで行かなくては・・・
 秋色の鹿島線を往くEF65の貨物列車。一時ファンが押し掛けたここ鹿島線も、ダイヤ改正で国鉄型電機が来なくなり、今ではどんな景色になっているのか。来年は再訪したいものだ。
  2021-09-28      1093ㇾ  EF65 2096         十二橋付近