アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・写真を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

夢をつなぐロマンスカー

2018-05-11 17:00:00 | 日記

家族と過ごした5月5日「こどもの日」。

どうしても孫とロマンスカーに乗りたくて急に思いたった休日となった。

小一時間のロマンスカーの旅。あっという間だが充実した時間が過ぎていく。

アントンKの幼少の頃はSE車、娘とはHi-SE車、そして孫とはVSE車とつながった。

ホームに降り立った時、今乗ったVSE車に手を振る。

いつか大人になった時、昨日見た夢を思い出してくれたら・・と妄想する爺なのであった。

2018-05    小田急線 スーパーはこね VSE車   小田原にて

1990-10-31    重連で走る3000形SE車     伊勢原付近

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旅情に隠された絆

2017-10-14 22:00:00 | 日記

所要ついでに思い出した上野16時20分。この日はカシオペア紀行青森の運転日だった。

天気こそ撮影にはそぐわないが、カメラは持参のアントンK。

今も昔も変わらない13番線ホームは、北を目指す長距離列車の専用ホーム。かつてほど暗く臭い事は無くなったが、この場所はどことなく独特の閉ざされた空間のように感じてしまう。夜行列車全盛の時代には、人それぞれの旅情が交錯し全てが華やいでいる顔ではなかった。しかし今は違う。非日常を体験すべく旅行者はみな明るい表情を浮かべていた。限られた人たちの特別な列車だからとも思うが、これから始まる長旅への期待感なのだろう。どこか羨ましく感じてしまった。

定刻16時20分、「ピーーッ!」とハチイチの長めの汽笛とともに静かにE26系が滑りだす。ホーム助役さんと列車車掌さんの無言の挨拶。まるでハイタッチするかのように、そのシーンには安全運行への感謝と誇りが満ち満ちていた。

2017-10   9011ㇾ  上野駅13番線ホームにて

 

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撮り鉄達のささやき

2017-09-28 19:00:00 | 日記

「撮るものがなくなった!」・・・

近年線路端でよく耳にする捨て台詞がこれだ。

年々撮りたい車両達が消えていき、撮影対象が無いことを嘆く同志の方々は多い。おそらくその撮影対象は、国鉄型と呼ばれる車両たちのことだと思われる。国鉄が民営化されて今年で30年。現存する当時の車両達を見回しても、いよいよ引退が迫っていることは容易に想像できてしまうのである。確かに古い車両達は、自分たちが生きてきた同じ長い時間、慣れ親しんでいる車両が多く、撮影者側にも思い入れは尽きないだろう。逆に最近の車両達には、まだ歴史が浅く、これから我々が見たり乗車したりして親しみが湧いてくる可能性が無いわけではないが、単純に現代の最新鋭の車両達は、デザインが画一化され合理化されてなぜか同じに見えてしまう。これは見る人々によって相違することだが、少なくとも中年真っただ中のアントンKにはそう見える。趣味として語るには、洗練しすぎているのだ。個人的には、もっと武骨さや独自の主張のようなハッとするくらいの個性のある車輛が望みだが、それは現代社会においては叶わぬ夢だろう。

アントンKも今の風潮と同じように、近年撮影対象が減少したと感じることが多くなった。しかし、長年鉄道写真の基礎を記録写真として位置付けてきたのだが、ある時写真を記録だけに留めておくことは、もったいないことに気が付いたのである。自分の目の前の光景で動いた感情をどうにかして画像の中へ写せないだろうかと考えることが多くなったのだ。目に見えない感情を画像に取り込むなんて不可能だが、写真を見る側の感情によって、それは可能かもを思えるようになった。最も大切なことは、自分の中に沸き起こる感情があるのかないのかということであり、その感情に気づく心をいつも持ち合わせていられるかということ。同じ光景でも、心に余裕やゆとりがなく、それに気づきもしないことを恐れるのである。どこか音楽鑑賞に類似している部分を写真の中に見つけたような気がしているのだ。このことは、いずれ音楽鑑賞とともに掘り下げておきたい。人の感情を動かすような写真は、まだまだ撮影できていないが、これらを念頭に今後もカメラを向けていきたい。

掲載写真は、昭和の時代から運転されていた寝台特急「あけぼの」。運転末期の臨時スジに格下げされた頃のものだ。「ヒガジュウカーブ」と呼ばれる東十条付近の線路沿いの道は、「あけぼの」の通過時間が近づくと、カメラの放列が出来上がる。そこには、年代を越えた同志の撮影したいという殺気だった感情が蔓延していた。そんな撮り鉄たちをバックに、我らがスターEF64「あけぼの」が颯爽と駆け抜けていった。

2014-08-17  9022ㇾ  あけぼの

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我ら青春!

2017-09-16 17:00:00 | 日記

普段は線路端でしか顔を会わさない仲間たち。年に何度かミーティングとかこつけてアウェイに飛び出すことがある。先日も久しぶりにその機会を持った。ようは居酒屋で飲み会なのだが、毎回時間を作って駆け付けてくれる仲間たちは、年齢も仕事も出身地も生い立ちも違う連中なのである。それなのに、この人たちとは、いつも線路端で鉄道撮影をしているという共通点だけで、時間はアッという間に過ぎ去ってしまうのだ。たわいのない話に花が咲き、密度の濃い有意義な時間と感じてしまうのだ。

昔アントンKが学生の頃、大昔の写真を見せては自慢してきたオールドファンがいた。そこには、鉄道雑誌でみるようなモノクロの国電(たぶん63形か)や、はたまたSLが写っていて、素直に凄いとは思ったものの、当時のまだ駆け出しのアントンKには、それ以上の感覚は持てなかった。あれから40年以上が過ぎ、自分があのオールドファンの年齢に近づいた昨今、同じように昔の写真を今の若い仲間たちに見せて自慢しようとは全く思わない。もちろん写真自体も愚の骨頂なのだが、それより若いファン達に語れることとしたら、細々とでもこの趣味を継続してきたことだろうか。継続していれば、さらに次の若い世代に同じことが繰り返して繋がっていく。それを期待したいのだ。時代とともに自分の考えも身の回りの環境も変わっていくことだろう。カメラがフィルムからデジタルに変わったように、世の中便利になったと感じる反面、失われた物も多いと感じている。それはやはり人間としての心のよりどころとでも言える趣味人との交流ではないか。喜怒哀楽を共にし、どこか気持ちが通じ合った時、生きている証を感じるのである。SNSに流されスマホにくぎ付けの若い連中を見ると、特にそんなことを思ってしまう昨今なのである。

そんな想いができるのも、和気あいあいと酒席を囲ってくれる仲間たちがいてくれるからこそ。改めて感謝申し上げたい。掲載写真は、アントンKを向かい入れてくれた2012年の時のもの。ド定番での「ジンクス再び」を思わせる懐かしいショットを置いておく。

2012-06-27

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夢と憧れの世界

2017-08-20 20:00:00 | 日記

夏の終わり、毎年開催される国際鉄道模型コンベンション(JAM Convention)に行ってきた。

多くの友人、知人らがこのイベントに関わっているから、彼らと顔を合わせることも大きな目的の一つだが、アントンKの鉄道趣味の原点とも言える模型のイベントは、この歳になってもどこかワクワクしてしまう。この日は、ありとあらゆる老若男女が一堂に返し集っていたが、みな表情が楽しそうで、懐かしそうで何処か鉄道繋がりの同一性を感じ取れる瞬間が多々あった。

昨今、少子化時代と叫ばれ、ここに来ている子供たちから、将来有望な鉄チャンがどれだけ生まれるのだろうと考えさせられてしまうが、彼等の無邪気な笑顔を見ていると、自分もそうであったように、大人の趣味人として線路端に立つ将来が見えた気持ちになった。同じ趣味人には年齢も時代背景もあまり問題ではないように思えるのだ。鉄道に憧れ、夢を見ていたあの時代の事を今もアントンKは忘れない。そしてこの子達を見ていると、この趣味はさらにもっと続いていくと確信できたのである。

掲載写真は、子供たちに人気のあるLegoブースの車両たち。これを見てアントンKは、Legoは本当に想像を掻き立てる玩具だなとつくづく思った。あの頃の年代は、実物そっくりなものより、頭で思い描くことの方が楽しかった。そう思うとアントンK、まだ幼児期の想いがどこか残存しているのかも・・少し気味が悪くなる。

どこかのブースでは、お召し列車が軽快に疾走しており、我慢できずカメラを取り出し流し撮り。ここまで写ると、機関士さんは常務させたくなる。ロクイチ御召列車の再訪を願って・・・

2017-08   第18回国際鉄道模型コンベンション  東京ビックサイトにて

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