goo blog サービス終了のお知らせ 

アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

gooブログ閉鎖に伴い更新終了します!

2025-05-14 14:00:00 | 日記
 いつもご訪問下さり誠に有難うございます。 

 急な話になりますが・・・

 この15年あまり続けてきたgooブログですが、今秋にて閉鎖するという連絡がありました。このことををきっかけに自分自身でも、このブログの在り方、使い方を見直す良い機会を頂いたと思い、ここ数週間色々検討して参りました。
 現状では当初の目的の一つでもあった、フィルム画像のデータ化もほぼ目途がたち、ブログ掲載のための画像処理からは手が離れました。しかし今後は画像そのものの区分分けをして、よりデータを迅速に確認できるように構築しようと考えており、そのデータの積み上げの証として、ブログそのものは他のサービスへ移動して継続していくことにしました。
 相変わらずの不定期で取り留めのない内容は変わりませんが、今後とも宜しくお願い申し上げます。

 移動先  https://antonrokuichi2xx.blog.fc2.com/
 タイトル アントンKの「趣味の履歴簿2」

※お手数をお掛けしてしまい申し訳ありません。
 なお、こちらのgooブログは10月を目途に退会する予定です。 
 

昭和の電車に想いを馳せて~東武8000系

2025-05-01 18:00:00 | 鉄道写真(EC)
 早いもので5月に入ってしまった。先月は年度代わりということもあってか、公私ともにバタバタと時間だけが過ぎていった感覚だ。毎年楽しみにしている桜も、都合が合うときには天気が悪く、パッとしないまま終わってしまい不完全燃焼気味。近所でお茶を濁すだけとなり課題はまた来年に持ち越しになった。
 では演奏会の方はというと、新たなシーズンに入ったオーケストラの中では、やはりもう少しカーチュン・ウォンを聴いてみたくて、コンサートスケジュールをチェックしてチケット入手。先日のマーラーが予想以上に良かったから、今後のマーラー演奏は外せないのである。そして今年は久しぶりにサマーミューザの演奏会シリーズにも出向くつもりでいくつかチケット予約している。このシリーズは、いわゆる夏休み期間を狙った比較的安価に足を運べる演奏会であり、今年もなかなか魅力的な内容が並んでいる。学生さんも含めて多くの方々にオーケストラ音楽に触れる機会を作ろうといった好ましいシリーズなので、興味のある方は、一度確認してみるのも如何でしょうか。さらに今年は、小林研一郎をもう一度聴き直していこうと思っている。
 アントンKの場合、朝比奈隆が他界した後、一時は暗黒時代に入ったが、その心の拠り所をコバケンに求めていった。およそ20年近く前の時代、彼の激熱な音楽に触れ、音楽の大きさ偉大を確認しながら、狭いレパートリーをおおよそ聴き通した。コバケンのようなタイプの指揮者は、CD録音では彼の音楽の本質は見えにくく、やはりホールまで足を運んでこそ意味があると思っているので、あれから四半世紀の時間は経っているが、彼の世界を再び噛みしめたいと思っている。コバケンも今年85歳、かつての情熱的な演奏がさらに円熟を帯び、どう聴かせてくれるのか非常に楽しみにしているところだ。
 今年ダイヤ改正を機に、国鉄型電機の衰退がさらに進んでしまったと書いてきたが、電気機関車だけに留まらず、同世代の車両たちにも同じことが言え、あまり話題にならないうちに消えていった電車も存在した。ここでは、東武鉄道の8000系電車を掲載しておきたい。その外観から「オムライス」と呼ばれ親しまれていた電車だったが、このたび後継にバトンを渡したようである。写真は、一足先に引退したミドリガメと離合するオムライス8000系。700両以上製造され、東武電車の代表形式だった8000系も徐々に数を減らし、今後さらに新陳代謝が進むことだろう。
 2024-03       東武亀戸線:東あづま付近


消滅した重連総括~EF64 1000

2025-04-11 14:00:00 | 鉄道写真(EL)
 先月のダイヤ改正まで唯一残っていた、中央西線の重連運転が解消してしまった。これでJR貨物運用上、重連総括で運転される定期列車は無くなった。今の世情を見据えれば、いつかはこの時が来ると覚悟していたことだが、長年機関車を中心にカメラを向けていたアントンKとしては、やはり素直に寂しさがこみ上っている。補機付き列車に視野を広げれば、瀬野八などのEF210-300や、季節物だが石北のDF200がまだ辛うじて残ってはいるが、プッシュプルと重連牽引とは写真を撮る上でも全く違ってくるのだ。
 ここまで重連運転に拘ってこれたのは、まだ鉄道撮影を始めたばかりだった時代の上越線での衝撃が未だに心に残っていて、国境で見た峠の番人EF16のひた向きな力強い光景が焼き付いているからなのだろう。その後、中央東線EF64や、信越線EF62、もちろん碓氷のEF63、交流区間である板谷のED78・EF71、更科のED77などに重連運転を求めて動いてきたが、今回の消滅は、アントンKにとって一つの節目になったことは間違いないと言えるだろう。機関車自体が敬遠される時代になったようで、何とも切ないやり切れない時代に突入してしまったと悶々とした日々を送っているのである。
 今回の掲載写真は、季節を合わせて中央西線で撮影したEF64 1000の重連貨物列車。もう15年も昔の写真になってしまった。当時を思い返すと、現在の中央西線と同じ担当機関車の差し替えの時期であり、現在はEF64→EH200だが、当時はEF64 0→EF64 1000のタイミングであった。それまでのEF64 0が好みだったアントンKだから、中央西線で見たEF64 1000は大いに違和感を持っていたが、あれから15年!何てことないすでに目に馴染んでいるのだからいい加減なものだ。満開の桜を横目に、華やいだ須原を行くEF64 1000の重連貨物列車81レ。現在も唯一単機牽引にてEF64の運用が残っている81ㇾだが、当時はこのコンテナ列車も重連運転だった。
 2010-04-10    81       EF64 1016+               中央西線:須原付近
 


去り行く豪華列車「カシオペア」~EF81

2025-04-09 15:00:00 | 鉄道写真(EL)
 今年は、国鉄電機にとって試練ともいうべき年になりそうな予感がしている。先般のダイヤ改正を境に、一気に古い機関車が動かなくなり、それも貨物列車でしか機関車には出会えない時代を迎えたようである。まあ来る時が来たという事なのだろう。今の情報下時代でさえ、改正後は何とも不気味な静けさを感じてしまっているのだ。
 こんな状況の中、「カシオペア」の運転情報が流れてきた。最近の運転に倣って団体列車となり、辛うじて今回は夜行列車での運転らしいが、この運転を以ってカシオペアの運転は終了とのこと。理由は定かではないが、車両老朽化が機関車、客車ともに上げられるのではなかろうか。昨年高崎の機関車の引退に始まり、尾久に所属しているEF81も風前の灯、カシオペアの運転が消滅してしまうと機関車も必要なくなるという流れだ。
 1999年デビュー以来、カシオペアはアントンKにもブルトレと同じように撮影対象にしてきた列車だったが、北海道へ渡らなくなった時点で大分熱も冷めてしまっていた。近年、団体列車として運転されている列車は、牽引機関車がEF510-500からEF81へと変更になり、線区によってはEF64牽引や重連運転となるので楽しませて頂いてきたが、それも時間とともにマンネリ化していったのだ。それは、やはり毎回我々ファンにも予想出来てしまう運転路線であり、なかなか新たな発見、シーンが見出せなかったからなのだろう。機関車が嫌われ、客車自体も老朽している現在では、廃止も止む無しと納得してしまうのだ。
 ここでは、札幌まで走っていた時代の画像を掲載しておく。ちょうど今頃の季節、福島にも桜前線がやってきて、色づいた東北を撮影しようと出向いたものの、冷たい春雨にやられた時の一コマ。このEF81の塗色はファンに人気が無く嫌われカマだったが、今こうして改めると華があって素敵に見えてしまう。
2009-04-12       8010   EF81 99     カシオペア  東北本線:松川付近
 

道内用485系1500番台車~特急「いしかり」

2025-04-04 14:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)
 国鉄時代から、北海道専用に製造された車両が存在していた。電気機関車で言えば、ED76は500番台がそれに当たり、客車でも500番台車は北海道対策車として区別されていた。電車やディーゼル車は、形式そのものが北海道用として誕生していた。確かに内地に比べれば、やはり冬季においては厳しい気象状況が待ち受けている訳で、それなりの設備を施した車両たちが活躍していたのであった。
 当時、全国的に活躍の場を広げていた485系電車も、その例外ではなかった。1500番台を謳って華々しくデビューし、道内の増発する特急電車に対応すべく増備されたが、不運にも北海道の寒冷には耐え切れず故障が続出、しばらくして後継の781系電車に道を譲ったのは有名な話だ。この485系1500番台は、まだ車齢が若かった理由か本州に移り、その他の仲間たちと混ざって晩年まで活躍していたことは、お若いファンでも記憶に残っていることだろう。
 掲載写真は、その485系1500番台車による特急「いしかり8号」。もちろんまだ絵入りマークなど生まれる前の時代だから、簡素に見えてしまうが、現代車のように、名称(愛称)も表示しないで走る姿よりは余程貫禄があって好ましく思う。
 1978-08-23     1008M     いしかり8号 Tc481-1500      光珠内付近