奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

研修センターのOB会に参加して

2013年09月18日 | 晴耕雨読

 今朝は妙に疲れがあって遅めの起床、そして天気予報には久々の雨マーク、雨を期待しながらのスロースタートになりました。

 朝ドラを観て家事で清掃、中々予報どおりの雨が降らず、遅めの出畑で、菜園から秋カボチャのほ場を巡回しました。菜園では冬瓜の雄花が咲き、雌花のつぼみもあちこちに見えて、追肥を促しているようでした。

 秋カボチャのほ場に移動してかん水を行い、その後は倉庫に戻って肥料を積込み、再び菜園に立寄り冬瓜の追肥を行いました。

 午後は、研修センターを卒業したOB会の参加の誘いがあって、2ヶ月ぶりに島の北部まで足を運びました。会は、卒業後、行政のサポートのない中で、OBの連携を模索したいとの趣旨でした。参加者は14、5名で、近況の情報交換と雑談に終始しました。

 行政担当者も承知していて、卒業生の半分が就農にたどり着けば上出来・・・これが農業の現実なんだろうなと思います。
参加者のほとんどが果樹栽培の指向で、共販体制のない中で、厳しい道だなと一抹の不安を感じました。小生は、参考までに北海道の農業の話をしました。

 亜熱帯果樹栽培と言うのは、トロピカルフルーツに似た耳障りの良い響きですが、その響きに惑わされないように現実を直視することが肝要と思います。だいたいにして、支庁あたりの行政担当者は、3年間の腰掛け人事で、その本気度は計り知れないですから。

 そのへんは、柑橘農家に補助事業で実証を依頼し、じわじわと浸透してくるのだろうなと思います。