最盛期には 都内を41系統もの多くの路線で活躍していた都電でした
銀座・新宿・渋谷・池袋・上野・浅草の繁華街をはじめ
板橋・北千住・荻窪・品川・向島・錦糸町等の周辺区 都内どこへ出かけるにも都民の足として世話になったものです
かく云う私も高校時代は都電3系統の乗継で 今では地下鉄利用で30分の所を1時間以上かけて通学していました
電車賃は どこまで乗っても8円の記憶があります 学割の定期代は忘れました とにかく安かった
その都電の全盛期と活躍も 東京オリンピックころまでだったでしょうか
目覚ましい経済の発展 自動車の急激な普及とともに都電が邪魔者扱いされてきたのです
路面の軌道内は車に占拠され 都電の大きな車体が立ち往生
その姿は 武蔵坊弁慶の悲劇を彷彿させたものでした
次第に姿を消してゆく都電
41系統すべての路線が廃止の予定でした
我が街の4系統も風前の灯でした
ところがどっこい 生き残ったのですね~27系統と32系統が
理由はふたつ 都電以外交通の便が悪かったことと住民の陳情でした
東京都の英断といいたいところですが 理由は違うところにあったと思います
二つの系統は 他の路線・系統と異なって車と一緒の路面を走行せず 普通の電車のように
専用軌道を利用していたのでした
自動車の邪魔にならない
かくして 27系統の三ノ輪橋~赤羽 32系統の荒川車庫~早稲田間の路線を再編成して現在の三ノ輪橋~早稲田の
荒川線が誕生しました
民間会社時代の(王子電気鉄道 通称王電)旧型車両から逐次新型車両に入れ替えての現在があります
出発時の合図 チンチン音を残したのは正解 昭和の郷愁を誘います
都電全盛時には 旧型車両ばかりで肩身の狭い思いをしてた車両の100型たちですが
いまでは全て最新型が配備され 全国の鉄道ファンの熱い眼差しを浴びています
この日は 地元荒川区と都電営業所が素敵なイベントを提供してくれました
この時期 都電の沿道を飾る薔薇 ボランティアさんの労作です
町屋駅前では 即売会「薔薇の市」が開かれました
我が家の猫の額にもスター誕生!
都電と薔薇のコラボを見るにつけ想うことがあります
一度廃止の運命にさらされたこの都電も ひょんなキッカケから見事に復活!
稀な幸運であったけれど これは人生にも言えることではないか
最後まで旧型車両で毎日精一杯頑張って走り続けた2系統です
最後の最後にご褒美をいただきました
これからもこの荒川線 下町人種の貴重な足として また風物として長い余生を送ることになるでしょう
都電荒川線に幸あれ!
銀座・新宿・渋谷・池袋・上野・浅草の繁華街をはじめ
板橋・北千住・荻窪・品川・向島・錦糸町等の周辺区 都内どこへ出かけるにも都民の足として世話になったものです
かく云う私も高校時代は都電3系統の乗継で 今では地下鉄利用で30分の所を1時間以上かけて通学していました
電車賃は どこまで乗っても8円の記憶があります 学割の定期代は忘れました とにかく安かった
その都電の全盛期と活躍も 東京オリンピックころまでだったでしょうか
目覚ましい経済の発展 自動車の急激な普及とともに都電が邪魔者扱いされてきたのです
路面の軌道内は車に占拠され 都電の大きな車体が立ち往生
その姿は 武蔵坊弁慶の悲劇を彷彿させたものでした
次第に姿を消してゆく都電
41系統すべての路線が廃止の予定でした
我が街の4系統も風前の灯でした
ところがどっこい 生き残ったのですね~27系統と32系統が
理由はふたつ 都電以外交通の便が悪かったことと住民の陳情でした
東京都の英断といいたいところですが 理由は違うところにあったと思います
二つの系統は 他の路線・系統と異なって車と一緒の路面を走行せず 普通の電車のように
専用軌道を利用していたのでした
自動車の邪魔にならない
かくして 27系統の三ノ輪橋~赤羽 32系統の荒川車庫~早稲田間の路線を再編成して現在の三ノ輪橋~早稲田の
荒川線が誕生しました
民間会社時代の(王子電気鉄道 通称王電)旧型車両から逐次新型車両に入れ替えての現在があります
出発時の合図 チンチン音を残したのは正解 昭和の郷愁を誘います
都電全盛時には 旧型車両ばかりで肩身の狭い思いをしてた車両の100型たちですが
いまでは全て最新型が配備され 全国の鉄道ファンの熱い眼差しを浴びています
この日は 地元荒川区と都電営業所が素敵なイベントを提供してくれました
この時期 都電の沿道を飾る薔薇 ボランティアさんの労作です
町屋駅前では 即売会「薔薇の市」が開かれました
我が家の猫の額にもスター誕生!
都電と薔薇のコラボを見るにつけ想うことがあります
一度廃止の運命にさらされたこの都電も ひょんなキッカケから見事に復活!
稀な幸運であったけれど これは人生にも言えることではないか
最後まで旧型車両で毎日精一杯頑張って走り続けた2系統です
最後の最後にご褒美をいただきました
これからもこの荒川線 下町人種の貴重な足として また風物として長い余生を送ることになるでしょう
都電荒川線に幸あれ!