酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

お江戸の花火大会

2008年07月27日 | オヤジのつぶやき
落ち歯の話から一転  今日は涼しい話で一席伺いいたしましょう

やってきましたマダムとともに・・・7月26日 土曜日

両国 隅田川です  第31回隅田川花火大会です



午後5時の受付開始時点では 両国橋際の会場も閑散としていました



次第に 屋形船も集まってきました

はぜの天婦羅でも食べているのでしょうか


ところで 隅田川の花火大会は 今年で31回目を迎えました

歴史を遡れば 安藤広重らの錦絵にも描かれた「両国の川開き」以来 270年余りに渡る伝統行事として 江戸庶民に親しまれてきました

「たまや~」 「かぎや~」

落語にも取り上げられ テレビの鬼平犯科帳のイントロ場面でもお馴染みですね


以前は 白髯橋の近くにあった友人のマンションから見学した隅田の花火です

テレビの解説を聞きながらの 贅沢なイベントでした

しかし 一度は「ナマ」で見てみたい・・・

それも 花火の真下でなく できれば昔ながらの両国近辺で・・・

江戸人の気分に浸りたかったのです  長谷川平蔵気分


長年抱いていた夢が 今回 友人Hさんのお計らいで実現しました

しかも・・・



やはり 親しくさせていただいているMさん夫妻とご一緒です

たこ焼き 焼き蕎麦 焼き鳥 から揚げ  そして もちろんお酒とビール・・

花火であっても 庶民の献立は 花見と同じです

隅田川の風は やさしくほろ酔い気分の頬を撫でてくれました


そうこうするうちに 午後7時30分

始まりましたよ 2万発の花火が夜空で炸裂しました






終了5分前の8時25分には 第一会場 第二会場合わせて一挙に4000発の大饗宴でした



これは凄かった

江戸の人々には 味わえなかったであろう 夏の夜空に咲いた一級の芸術作品でした

花火職人さんたちのに感謝です


そして 8時30分 文字通りの最後の打ち上げです



前列に並んだ 仲のよかった若いカップル・・

肩を抱きながら帰っていきました

我々二組の 若くないカップルも挨拶をして家路につきました

肩を組まずに・・・


お江戸の情緒をタップリ身に纏ったMさんとオジさんです

お互いに すっかり長谷川平蔵していました

マダムたちは 木村忠吾 うさ忠でしたね


いよいよ 夏本番です