こんばんは
土曜日の夜、いつもならここでギターに浸るところであるが、左手にまだ少し違和感がある。
いつもの手首を回した時の傷みは無くなったが、ちょっとした動作で鈍い痛みのような何か不安になるような感覚がまだある。
思い切って、ギターを弾いてみるのもいいのだがまた手首の痛みがぶり返すと元も子もない。
ここはガマンだ・・・
母が亡くなり少しずつ精神的負担から解放されて来ているが、とたんに自分の体に変調が現れてきた。
還暦の祝いに神様から「何が欲しい?」と聞かれたら、若い体・疲れない体力・へこたれない気力・よく聞こえる耳・よく見える目と答えるだろう。
ない物ねだりと言うのか左手だけでも何とかならないものかと思う。
アレが欲しいこれが欲しいお金が欲しいとか言ういわゆる物欲は結局どうでもいいような気がする。
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音楽はいつも疲れた精神を癒してくれる。
今日もいつもの中古レコード店に行って、買って来た。
カザルスのチェロでバッハのチェロソナタ第1番・2番・3番
またバッハですか?・・・
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いつもは480円か300円のバーゲン品しか買わないのであるが、今日は多少の開放感と2割引のクーポン券に背中を押され1,280円の高級(?)品だ。
バーゲン品の中にはカザルスはないと言っていい。
無伴奏チェロ組曲があれば飛びついたのであるが、さすがにそれはない、地道に探すしかないようだ。
盤面に多少の擦り傷があり不安があるが、音色は柔らかく耳に優しい。
偉そうなことを言うが、伴奏はピアノよりチェンバロの方がいいのではないだろうか。
ピアノは当然チェンバロより表現力があり楽器の王様であるが、チェロの音色に集中したい自分としてはピアノの音は良すぎる。
録音は1950年プラード音楽祭と書いてあるが、ボクが産まれる前の録音がこんな音質で残っているとは驚きである。
ジャケットの裏面には、<CBS不滅の1500>カザルス選集Vol.6とある。
もしかして1,500円ですか?いやいや1,500曲でしょう。
2割引で1,000円を切っているとは言えアナログレコードにこの金額払いますか?と言う心の声が聞こえてこなくもない。
1,000円の廉価版CDを買った方がいいんじゃない?ともおもうが、うまく言えないがアナログレコードにはCDにはない魅力がある。
昼飯は駅のホームの立ち食いそばで済ませた。(倹約だ)
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もう一枚高級品を買って来た、これは2枚組で1,580円だ。
これは、次の機会(たぶん明日)紹介しよう。
もしかしてテレマンですか?・・・さあ~