AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

3958:ゲスト

2017年01月12日 | ノンジャンル
 我が家のリスニングルームにはYAMAHAのGTラックが3台、リスニングポイントから見て右側に横に並んでいる。

 一番右側のGTラックにはORACLE Delphi6とその電源部が、真ん中のGTラックにはMarantz Model7とshanshanさんからお借りしているKT66PPアンプの左チャンネル用が、そして左側のGTラックにはもう1台のMarantz Model7とKT66PPアンプの右チャンネル用が納まっている。

 YAMAHA GTラックには棚板が1枚付属しているが、それは使用していないので3台のGTラックで収納できるオーディオ機器は6台である。今現在すべて埋まっている状態である。

 今日はそのリスニングルームにゲストが2台訪れた。1台はshanshanさんが持ってきてくれたMarantz Model7である。

 shanshanさんのModel7は最初期型。その製造番号は10369番。369台目に製造されたMarantz Model7である。

 最初期型のModel7は貴重な存在である。市場では極めて高い価格で取引されている。最初期型はフロントパネルの色合いがシャンパンゴールドで、独特の雰囲気を有している。

 最初期型が市場で高い評価を受けているのは、最初期型にしかないえも言われない音色を有しているからである。

 もう1台のゲストはチューバホーンさんが持ってきてくれたMERIDIAN 206。お洒落なデザインのCDプレーヤーである。

 我が家には現在CDプレーヤーがない。3台のMarantz Model7を聴き比べるということはそうそうあることではない。

 せっかくの貴重な機会なので、アナログだけでなくCDでもその製造年代が違い、さらにフルレストアの仕方も違う3台のModel7がどのように音楽の表情を変えてくるのか、検証してみようということになったのである。

 まずは2台のゲストは脇に控えていてもらって、電源だけをONにして暖機運転してもらうことになった。

 まずは製造番号が12839番のModel7でアナログを聴くこととなった。このModel7は2839台目に製造されたModel7である。

 初期型には属するが、最初期型ではない。フロントパネルはシルバー。shanshanさんの最初期型のようにシャンパンゴールドではない。

 天板や側板の色合いも最初期型の緑がかったグレーではなく、茶色がかっている。見た目的にはやはり最初期型の色合いの方が魅力的に感じられる。

 まずは視聴環境の整備から・・・shanshanさんからお借りしているKT66PPアンプはNFBを2段階に切り替えるスイッチが付いている。NFBを小さくするとノイズが乗りやすい。試しにNFBを小さくするとノイズが増えた。しかし音色的には落ち着いた音になる。

 そこでプリアンプとパワーアンプを接続していたRCAケーブルがノンシールドタイプであったので、それをチューバホーンさんがCDプレーヤーと一緒に持ってきてくれたモガミ製のシールドタイプのRCAケーブルに変えた。

 するとノイズは軽減した。やはりシールドは大事であると再認識した。モガミ製のRCAケーブルは何種類かあるが、どれも安価で購入可能とのこと。ペアで数千円とのことであるので、私も早速発注して試してみようと思った。

 KT66PPのNFBを切り替え、プリとパワーを繋いでいたRCAケーブルをシールドタイプにした。これで試聴環境は整った。 
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