おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

折りたたみの自転車

2020-01-05 09:12:14 | 福島

 折りたたみの自転車を買いに行った。自分たちへのクリスマスプレゼントでもあり、誕生日プレゼントのつもりでもいるが、買おうと思ったのは1年前だ。犬たちが二匹ともいなくなり、退屈な日々を過ごしていた時、犬がいないのなら自転車で旅するのもいいなと考えたのだ。車や電車で観光地に行っても、行動範囲というのは限られる。それなら自転車を積んで好きな場所に出向き、そこであちこち自転車で足を延ばすのが面白そうではないか。特に人混みや交通量の多い場所では、車の移動も面倒だし、移動距離が1キロに満たないような場所は、車で行くには近すぎるし、かと言って歩くには遠いということがよくある。

 ただ、予定していたより早くに犬を飼うことになったため、自転車の購入は見送ることにした。が、一度はその気になっていろいろ下調べをしていただけに、とりあえず試験的に1台だけ購入しているみることにした。

 早速自転車屋に行き、手頃な価格で水色のきれいな自転車があったのでそれに決めようとしたら、お店のオジサンから、お正月セールのが安いと勧められ、結局そっちを買うことにした。当初予算は3万円くらいを考えていたが、セールの自転車は1万1000円で、おまけに米粒くらいの傷があるということで、さらに500円を引いてくれた。

 その場で、折りたたみ方をオジサンにレクチャーしてもらう。「ここをこうして、これがこうなって、そうしたらこうなります」というようなことを、うちの奥さんは熱心に聞いていたが、我が家に帰って試してみると、まったくできなかった。

 で、早速三春ダムにあるさくらの公園に車で出かけ、そこでテオの散歩と自転車の試し乗りをした。車から折りたたんでいた自転車を下ろし、早速組み立てようとすると、立てようとしたハンドルがくにゃりと折れ、フレームに新たな米粒くらいの傷をつけてしまった。自転車屋で傷があると500円まけてもらってラッキーと喜んでいたが、早速この始末なのである。

 さくらの公園まで来たのは、ここが勾配だらけの場所で、6段ギアの自転車の実力を見るにはうってつけだと思ったからだが、実際漕いでみるとギアの威力は想像以上で、絶対無理だろうと思えるような坂道もそれなりに上ることができた。自転車を買うのは、思い返してみれば30年ぶりくらいになる。自転車も知らないうちにずいぶんと進化しているのだ。

 ひとりが自転車を乗り回している間、もうひとりはテオを連れて駆け足で自転車を追いかけることになる。1時間もすれば、ふたりとも汗びっしょりになっていたのであった。

 

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