おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

こっそり直っている

2022-07-30 12:40:36 | 日記
 九州から福島に帰ってくると、インターネットが使えなくなっていた。今はWi-Fi環境を作るために、ソフトバンクのエアーを利用しているのだが、機械自体は正常に動いているようで、パソコンやスマホにはつながる。ところが、インターネットには接続できませんという文字が表示される。パソコンを使おうが、スマホを使おうが、タブレットを使おうがダメである。

 タミちゃんに聞いてみると、どうやらつながらなくなったのは、僕が大分でエアーを新規で契約した頃と重なる。で、なんとなくピンと来たのが、大分でエアーを契約する時、現住所と設置場所が違う場合は契約できないことになっていると言われたことだ。ただし、近々引っ越す予定があるなら、住所が違っても大丈夫という。それならというので、福島の現住所と大分の住所を記入し、設置理由を引っ越しのためと書いた。

 福島での契約はタミちゃんがしているし、引き落としもタミちゃんの口座からだ。大分での契約は僕がし、引き落としは僕の口座からだ。当然二つのエアーは全然別の契約ということになっているはずである。が、「引っ越しのため」と書いたために、そそっかしい人間が福島の住所のエアーを止めてしまった可能性は十分ある。うっかりした人的ミスというのは意外と多い。過去に僕は、振り込まれるべき給料が、同姓同名の別人に振り込まれてしまったことがある。どうしてそんなことになったのかというと、銀行員がカタカナだけで表記された名前を見て、他を確認せずに振り込んでしまったからである。銀行でもそういう馬鹿馬鹿しいミスを犯す。ソフトバンクだって、「引っ越しのため」というそのことで、別々の契約のエアーを止めてしまったことは大いにあり得ることなのである。

 そういうわけで、昨日は朝イチでソフトバンクに出かけ、そのことを指摘した。ところが、タミちゃんの方の契約は本人でなければ確認できないという。おまけに、契約が別々なので、福島のエアーを止めることは絶対にないと言う。それならタミちゃんを連れて、出直してくるかと考えていたら、カスタマーセンターの連絡先を教えてくれ、こっちでも確認できるという。

 夜、カスタマーセンターに1時間以上電話をかけ続けたが、結局「混み合っています」のアナウンスしか聞けなかった。

 今日、改めてソフトバンクに出かけようと思い、その前につながるかどうか確認してみた。ところが、あれだけつながらなかったネットに、何事もなかったかのようにつながるではないか。確認しなければ、そのまま出かけていただけに、狐につままれた気分である。でも、よくよく考えればこれはあまりにタイミングが良すぎる。おそらく、昨日僕に「絶対にそんなことはない」と断言したものの、後で心配になり、福島の方のエアーの状態を確認したのではないだろうか。そこで、絶対に止めているはずのないエアーが停止しているのを確認し、慌てて使えるようにしたに違いないのである。

 タミちゃんは、このひと月ネットが使えなかったのだから、その間の料金を免除してもらわないと納得がいかないと息巻いている。が、怒鳴り込んだところで、こちらには証拠がない。長い間つながらなかった理由はわからない、と言われてしまえば、それを覆すほどの証拠は何ひとつないのである。
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