おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

散歩の効用

2023-04-23 11:30:50 | 福島
 日中は夏日まで気温が上がるが、早朝はまだまだ空気は冷たく、手袋をしていないと手がかじかんでしまう。それでも、目にする風景は日毎に木々が青々としてきて、春から初夏へと季節が進んでいるのを感じる。



 毎日毎日季節の移り変わりを実感できるのは、こうして1日に2回、早朝と夕方にのんびり散歩しているからだ。犬の散歩は、たとえ雨が降ろうと嵐になろうと、暴風雪になろうと中止するわけにはいかない。犬にカッパを着せ、時には人間もカッパを着て散歩に出る。これが健康のためのウオーキングとなると、ここまで律儀に歩き回ることはないだろう。



 そう思うと、テオ様様なのである。テオくんがいるからこそ、昨日と今日の違い、今日と明日の違いを敏感に感じることができる。これが都会の電車通勤では、ここまで周囲の変化を感じることができるかどうか疑問だ。身の回りの変化と言えば、都市計画による再開発だったり、店舗が閉店したり開店したりといった変化には気づいても、葉っぱの緑の濃さや、足元の花が入れ替わり立ち替わり満開になっているのはわかりにくいだろう。そういう点では、里山の生活というのは実に楽しいのである。



 桜が終わり、ヤマブキが満開を迎えているが、足元の山野草に注目すると、ピンクや白い可憐な花を咲かせるハルシオンが目立つようになってきた。ヒメオドリコソウが終わり、クサノオウやムラサキケマンを見かけるようになった。季節はどんどん先へと進む。ここ数日はスマホで撮影したが、明日からは一眼レフを首にかけて散歩に出ることにしよう。
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