九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

悲そう感漂う今回の選挙 天木直人ブログより

2009年08月22日 09時03分26秒 | Weblog
★今回の選挙、自民党幹部の泣き言、小数党首の埋没恐怖の絶叫、民主党の交代と叫びつつもの不安げな演説。
 さてそんな光景を天木さんが的確に述べています。(ネット虫)
===============================
 各党の党首演説や党首討論、そして候補者の叫ぶ姿が報道で映し出されるたびに、言いようのない切羽つまったものを感じるのは私一人だろうか。

 選挙にはおなじみの光景と言ってしまえばそれまでだ。しかし今回の選挙は、いつもとは違う悲そう感を感じる。

 そして、そのような切羽つまった悲そう感にもかかわらず、その叫びは胸に響いてこない。

 なぜか。それは、各党、各候補者の叫びが、その言葉とは裏腹に、日本のため、日本国民のための訴えではないからだ。

 自らの政党のため、自分の当選のために、叫んでいるからだ。

 悲そう感は、もはや敗北必至の自民党と落選の危機にさらされている自民党候補者から最も深刻に伝わってくる。

 権力に安住していた者たちが一瞬にしてそれを失う。そして二度と権力を取り戻せないかもしれない。そういう悲そう感である。

 しかし必死なのは自民党だけではない。弱小政党は、二大政党による政権選択選挙の奔流の中でかき消されようとしている。

 生き残りをかけた悲そう感は弱小政党のほうがもっと深刻なのかもしれない。

 一人勝ちの感がある民主党はどうか。

 確かに政権交代を望む国民の期待を一身に受けて元気があるように見える。

 しかし元気がいいのは、民主党の公認を得て政治家になれると有頂天にある大量の「小沢チルドレン」であり女性刺客たちだ。

 自公政権が破壊してしまった日本を立て直す事がいかに困難な事か、それを知っている者は、その責任の前にとても喜べない気分だろう。

 国民の期待を裏切ればただちに国民から見放される。今回の選挙で敗れた者たちは、それを手ぐすね引いて待っている。

 悲そう感あふれる選挙であると私が感じるゆえんである。

 そんな中で、ただ一人笑っている政治家がいる。

 ここまで日本を壊したのに、糾弾もされなければ、責任もとることなく、政界からおさらばする小泉純一郎元首相である。

 「ここは1300年の歴史を持ち、宮司さんは95代も続いている。すごいねえ。私のところなんてわずか3代。取るに足らない」。

 18日の毎日新聞が報じる京都府向日市、向日神社での小泉元首相の演説会での言葉である。すごいもんだ。

Posted by 天木直人
http://www.amakiblog.com/archives
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自民党の「超新星爆発」が止まらない!(自民党、自壊に向かう可能性も)

2009年08月21日 13時23分35秒 | Weblog
★おなじみのJANJANで「さとうしゅういち」さんがhttp://www.news.janjan.jp/election/0908/0908209046/1.php
表題のような面白い文章を書いています。冒頭を紹介します。 (ネット虫)

◎お手数ですが記事のアドレスへは⇒青転して右クリックで検索へ入ってください。
=======================
総選挙序盤の18日と19日に行なわれた朝日新聞の世論調査によると、自民党が私の予想通り、「超新星爆発」してしまっている様子が読み取れます。
朝日新聞の今回の調査によると、

1)民主党は300議席をうかがう勢い
2)自民党は、小選挙区では100議席を大きく下回り、比例区でも60議席が微妙
3)都市型選挙区、中間型選挙区、地方型選挙区のいずれでも、自民党は民主党に圧倒されていることが読み取れます。
   ※参照民主300議席うかがう勢い 朝日新聞、序盤情勢調
    http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908190451.html

■1990年代から衰退していた自民党
 自民党体制は実際には、とくに都市部で衰弱していました。1998年の参院選では、東京、神奈川、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫という大都市近郊で民主党と共産党の躍進の前にことごとく議席を失い、惨敗しました。
 このときは、1997年から深刻化した不況の中、大都市の商工業者に不満が広がったのです。また、サラリーマンを中心に多い無党派層の間には、ゼネコンばかりを優遇して無駄遣いし、大都市住民の課題(子育て、教育、環境など)を無視しているように見えたのです。当時、東京に私も住んでいましたからその辺の事情は良くわかります。
 そこで、自民党は、翌1999年には、東京や大阪などの低所得者層に人気がある公明党と組み、都市部で勢力を維持しようとしたのです。それでも、2000年総選挙では、森総理の不人気もあって、大都市部では自民党は退潮しました。

■小泉さんが自民党を「赤色超巨星」に!
 しかし、小泉政権の下で、次第に大都市部で、議席を取るようになります。女性や若者にとっては、小泉さんは、田舎の既得権を奪い、子育てや教育を充実させてくれる正義の味方のように見えた時期もあるでしょう。2001年5月の最初の所信表明演説を聞いてそう思った人も多いと思います。それに、公明党という「下駄」も加わりました。
 その下駄に乗った小泉さんは、露骨にトヨタなどの輸出大手企業を優遇する路線を採ったのです。労働の規制緩和、異常な低金利による円安誘導…。これにより、アメリカに大量のお金が流れるという副作用も生じました。
 経団連会長が民間議員である経済財政諮問会議、オリックス会長が議長だった「規制改革会議」がそういう政策を推し進めたのです。
 小泉さん・竹中平蔵さんは、さらに、2002年以降は、中小企業からの貸しはがしを進めました。2004年度からは地方交付税をカット。かくて、地方で食えなくなった人々は、非正規労働者として、都会に流れた。彼らは、輸出大手企業を支える格好の安価な労働力になりました。実際、2008年暮れには、広島や名古屋でも、北海道や沖縄、九州山間部などの出身者が派遣切りにあって、私たちのところ(反貧困ネットワーク広島などの独立系労働組合)を頼って来られたりしました。
 しかし、小泉時代は、地方にそれなりに怒りが広がったが、いざ、選挙となると、「現与党」の自民党に逆らうところまでは踏み切れない人が多かったのです。
 一方、輸出大手企業の本社があり、一時的にせよ好況を呈した都会では、公明党の助けも得て自民党が伸びたのです。また、大都市の女性や若者は、小泉さんの郵政民営化が、「田舎の年配層の既得権益を奪う」ように見えて、スカッとして、小泉さんを支持してしまった面もあるでしょう。これが4年前の2005年衆院選当時の状況でした。
  自民党はこのとき、「赤色超巨星状態」でした。このとき、「自民党・財界」星は一番巨大化していました。しかし、庶民の暮らしは苦しかったのであり、輸出頼みの経済になっていました。輸出さえ冷え込めばいつ、経済が冷え込んでもおかしくない脆弱な状況だったのです。
 星にたとえれば、星自らの核融合反応の燃料である各種元素をほぼ、燃やし尽くしてしまった状態になったのです。小泉さんはやはり、自民党を「ぶっ壊し」たのです。超新星爆発を準備したのです。

★以下
○安倍自民党惨敗が「超新星爆発」の前兆だった!
○金融危機と輸出不振で大都市も崩壊!
○民主VS自民の二大政党制にはならない?
と論じています。興味のある方はお読みください。
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~戦後オキナワ あの日・あの時 「あんやたん」写真展~ のご紹介    まもる

2009年08月21日 11時01分58秒 | Weblog
★戦後六十余年間・・日本に世界最大の米軍基地が存在し続けていることに、日本人は不条理を、いえ不思議ささえも感じなくなったのでしょうか。

 1945年3月末から敗戦までの5ヶ月間、20万人もの命が失われた沖縄戦。
それに続く過酷な米軍支配と、沖縄県民は辛酸をなめ尽くし、1972年本土に復帰します。
しかし、今も在日米軍基地の75%が集中し、辺野古に新基地建設が強行されようとするなど厳しい状況は続いています。沖縄タイムス社が60年間取材をしてきた約200点の写真を通して、「戦争」と基地がもたらした困難を受け続けながら、たくましく生きる戦後沖縄の姿を紹介します。

 ※「あんやたん」とは、沖縄の言葉で「あんなだった」という意味です。

■期間:09年9月15日(火)~27日(日)
       ※月曜休館

 ■時間:午前9時半~午後5時まで
      (入場は4時半まで 最終日は3時まで)

 ■会場:名古屋市博物館 3階ギャラリー (第7室)
      http://www.museum.city.nagoya.jp/riyoannai.html
     (アクセス)
     ・名古屋駅から
        名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」下車、4番出口から徒歩5分
      ・金山総合駅から
  名古屋市営バス金山14系統「博物館」下車
    ・栄から
  名古屋市営バス栄26系統「博物館」下車

  ●記念講演会
    9月19日(土) 午後3時~5時
    博物館 講堂
    屋良 朝博氏 (沖縄タイムス論説委員)
    
  ■入場無料
 ____________________________________________________________________
 
   9月29日(火)~10月17日(土)の期間は、
   ~戦争と基地とくらし 沖縄の戦後64年~
  をテーマに、引き続き、ピースあいちでも展示を
  行います。詳細は、以下を参照ください。
  http://www.peace-aichi.com/index.html
  ______________________

■主催:「あんやたん」写真展実行委員会
  fax:052-221-5244
  sakai@hum.nagoya.cu.ac.jp
 特別協力 沖縄タイムス社・ピースあいち
 後援   沖縄県名古屋情報センター・名古屋市立大学人間文化研究所
      愛知沖縄県人会連合会・岐阜県沖縄県人会・三重県沖縄県人会
      静岡県沖縄県人会・朝日新聞社・読売新聞中部支社・信濃毎日新聞

 ~~~~~~~~カンパ・ボランティアにご協力を~~~~~~
 写真展を成功させるために約30万円の資金が必要です。
 ぜひ、カンパをお願いいたします。
 *カンパ
   一口/1000円  (複数口歓迎)
   振込先:ゆうちょ銀行 00830-6-190184
   名 義:「あんやたん」写真展実行委員会
 *ボランティア募集
   14日の会場設営、写真展開催期間中の当番などのボランティアを
   募集します。お時間のある方はぜひ、ご協力ください。

★昭和区九条の会では、十月四日の「昭和区平和の集い」に合わせて写真の一部を
 会場に展示させていただく交渉をしています。
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発見! 文学的スポーツ評論  文科系

2009年08月21日 10時12分16秒 | スポーツ

最近の新聞には時々、表題のようなものが見つかることがある。本日付けの毎日新聞、ランナーの金哲彦氏のそれは一読して見事なものだと感じた。単なる技術論でも、エピソードなどでお茶を濁すスポーツバラエティーでもない。そのわけはお読みいただけば分かって頂けよう。抜粋してだが、是非紹介したいと思い立った。世界陸上長距離の中村友梨香選手についてのものだ。

【 (前略)特に中村のレースは、特筆に値する素晴らしいものだった。大舞台で31分14秒39の自己記録で7位に入賞したという結果論ではない。レースの内容が実に良かったのだ。前半はベストタイムが中村より1分以上も速い選手たちを後ろに従え、果敢にレースを引っ張った。後半はケニア、エチオピア勢に強烈な揺さぶりを何度もかけられたが、食い下がった。これほど充実したレースをした日本の長距離選手は近年いない。
 中村の走りを見て、ふと脳裏に浮かんだのは、「この選手は気持ちで負けていない」という言葉だ。きっと、ベルリンに来る前から、気持ちがきちんと整理できて、しっかり自分の内面と向き合ってきたのだろう。(中略)
 世界レベルに限らず、選手が勝負をかける時、必ず内面の葛藤(かっとう)がある。その一つが、自分と相手に対する評価だ。心が強い選手は「相手も同じ人間。自分は大丈夫」と信じることができる。しかし、心の弱い選手は「相手はすごい。自分はダメかもしれない」とつい考えてしまう。(後略)】

この部分のたとえばこんな箇所に、ちょっとしたことなのだが僕は文学的感性、知性を感じた。
「ベルリンに来る前から、気持ちがきちんと整理できて、しっかり自分の内面と向き合ってきたのだろう」
「世界レベルに限らず、選手が勝負をかける時、必ず内面の葛藤(かっとう)がある。その一つが、自分と相手に対する評価だ」

スポーツ観戦の大衆化といえば聞こえはよいが、これを見せ物、興業とだけのように扱ってきた日本のスポーツ・マスコミ。その中にも最近、このような感性、知性を感じさせる描写、つまり文化としてのスポーツの表現が表れてきた。それが、僕には嬉しい。毎日新聞のスポーツ欄「金曜カフェ」には、そういった筆者が多く選ばれているような気がしている。
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雑談     落石

2009年08月21日 09時55分54秒 | Weblog
麻生さんは、しきりに北朝鮮の脅威を強調、
保守層の掘り起こしに焦点をあてているとか。
これが効果をあげたら、北朝鮮が功績第一になる・・・
(田中宇さん流にいえば、麻生さんは隠れ多極主義者か?)

   

マニフェストというコトバが大流行。
公約ってコトバは死語なのか?
どこが違うの?

   

「古い上着よサヨウナラ」って、どなたかが
歌ったとか・・・
古くても大切なものもあるけれど。
仕舞ったままじゃね。

   


選挙は、オモシロイ話を提供してくれますね。
開票速報が楽しみ。



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民主党は「憲法九条」をどう考えるのか? マガジン九条の調査から

2009年08月20日 13時38分26秒 | Weblog
民主党の優位は変わらないと、各メディアは伝えています。政権交代が現実味を帯びてきました。では民主党は「憲法9条」についてはどう考えているのか。私たちはそこが知りたい。
 そこで「民主党候補者に憲法9条を問うアンケート」を実施しました。鳩山由紀夫代表を始めとして90名以上の候補者から回答が寄せられました。これは、市民団体が実施するアンケートとしてはかなり画期的な回答数だといいます。私たちだけでなく、民主党の方々にとっても憲法9条は大事な問題だったのでしょう。
 回答はとても興味深いものです。6項目の選択肢では答えられないという「7・その他」が一番多かったというところに、民主党の現在の姿が集約されているように思われます。でもその理由を読むと、多くが「9条の意義を大切にし、安易な改正は許さない」としていることが分かります。あなたの選挙区の民主党候補者は、回答を寄せてくれているでしょうか。じっくりと読んで、8月30日の投票の一つの目安にして欲しいと思います。(まもる)
★マガジン9条は http://www.magazine9.jp/mqr_1/ans_7.html

【アンケートの結果】  

(1)〜(6)のどの項目とも違う方は、ご自身の考えをお書きください。

★以下の選択肢を回答した人の選挙区や氏名の詳細は「マガジン9条」を  http://www.magazine9.jp/mqr_1/ans_7.htmlご覧ください。

①現状肯定護憲派・・自衛隊は現実に存在するのだから認めるべき。このままでいいのではないか。⇒28名

②条文重視護憲派・・ 日本国憲法はどう読んでも軍隊を認めていない。したがって条文どおり、自衛隊は廃止すべき。⇒0名

③自衛隊改組護憲派・・9条は残すが、自衛隊は最小限の自衛力をもつ陸海空の「国境警備隊」と「人道支援隊」に改組縮小していく。⇒15名

④日米安保重視改憲派・・日米安保によって日本の平和は保たれてきた。アメリカとの同盟を大切にするためにも、9条に自衛隊保持を書き入れる。⇒3名
  
⑤完全独立改憲派・・対米従属をやめ、独自の防衛政策を採るためにも、自衛隊を日本軍として位置づけるよう9条を書き換える。⇒1名

⑥護憲論的改憲派・・解釈改憲をさせないためにも、軍備を廃絶し絶対に戦争はしないということを明文化して憲法に書き入れる。⇒3名

☆その他⇒41名

選挙区:北海道 3区

荒井さとしさん
その他
理由:解釈改憲は容認しない。
集団的自衛権を認めなければ戦争にならないので、集団的自衛権は断固として認めない。その砦として憲法9条は堅持する。

選挙区:北海道 4区

はちろ吉雄さん
その他
理由:9条改定に反対。9条は日本が平和国家として歩むことを世界に宣言した国際公約です。日本は非軍事の分野で国際平和活動に積極的に参加します。

選挙区:北海道 5区

小林千代美さん
その他
理由:過去の反省に立ち制定された憲法によって終戦後60年間、平和・人権、民主主義が守られてきました。国際的な評価も高く、日本国憲法に学ぶという動きが世界的にあります。様々な課題を解決するために、憲法の理念を具現化することが今こそ求められているのであって、憲法を改正する必要はないと考えています。

選挙区:北海道 8区

逢坂誠二さん
その他
理由:原則として憲法9条は遵守するべきと考えるが、国民の皆さんとの自由闊達な憲法論議を行い、国民の多くの皆さんが改正を求め、かつ国会内の広範で円満な合意形成ができるかどうか検討していく。

選挙区:北海道 9区

鳩山由紀夫さん
その他
理由:自衛の範囲を超えた武力行使や、国連決議によらない海外での武力行使を結果的に認めるような改憲には反対です。一方で、いくら9条を墨守してみても時々の内閣の都合で事実上の解釈改憲が進んでいます。政府が行う自衛権行使や国際協力について、国民が憲法の明文できちんと歯止めを設ける必要性が高まっています。自衛隊の「できないこと」を明確にするという観点であれば、条文を変えた方がより良くなる余地があると考えます。

選挙区:北海道 11区

石川知裕さん
その他
理由:基本的に憲法9条を変更する必要はないと考えている。しかし国際平和を希求する為に国際協調主義に関する新たな条文を加えることが望ましいと考えている。

選挙区:青森県 2区

中野渡詔子さん
その他
理由:憲法は国民とともにあるという視点から、国民の皆さんとの自由闊達な憲法論議を行うべきと考えます。

選挙区:宮城県 1区

郡和子さん
その他
理由:自衛権の行使や国連の下での国際協力について、基本的人権尊重、恒久平和や国民主権等の現行憲法の基本理念に反することがないように、歯止めを設けるための議論が必要だと考える。

選挙区:宮城県 4区

石山敬貴さん
その他
理由:憲法は改正した方がよい部分がある。家族の尊重や、環境の権利、私学助成に関することである。9条は現状のまま。「護憲」という言葉は一人歩きしているので与しない。

選挙区:茨城県 4区

たかのまもるさん
その他
理由:9条は改正不要。専守防衛の原則に基づき、自衛権を行使。日米同盟が維持でき、専守防衛力がある自衛力は必要。

選挙区:埼玉県 7区

小宮山泰子さん
その他
理由:憲法9条の精神を活かした上で、解釈の積み重ねでいわゆる解釈改憲の様な事が行われてしまう事を避けるべき。

選挙区:埼玉県 9区

五十嵐文彦さん
その他
理由:自衛のための戦力は認める。非核3原則は明文化する。集団的自衛権のうち、国連決議に基づく国連軍活動、PKOには国連軍の組織として参加する。多国籍軍参加は禁止する。核廃絶を求め、平和主義を堅持することを明記する。

選挙区:埼玉県 13区

森岡洋一郎さん
その他
理由:9条2項は改正の余地あり。ただし、改正する以上は、専守防衛の精神をうたい、自衛権の定義・範囲を明確化すべき。それを憲法に反映できないのであれば、改正すべきではない。

選挙区:千葉県 3区

岡島一正さん
その他
理由:基本的には①が近いのだが、あえて言うならば、国連決議の下での国際貢献については9条に加えることも議論してもよいと思う。

選挙区:千葉県 6区

生方幸夫さん
その他
理由:その他。9条はしっかり堅持し、理念を世界に広めていく。国連を改革し、自衛隊から国連に国連職員という形で出向させ、主として治安維持にあたる。その他文民を国連に派遣し、紛争地域の生活復興にあたらせる。在日米軍は暫時縮小、最終的には撤退してもらう。日米同盟を解消し、日本、米国、中国、朝鮮半島、ロシアで北東アジア平和同盟をつくる。

選挙区:東京都 5区

手塚よしおさん
その他
理由:憲法そのものの議論は、日本の国家としての在り方に関わる重要なもので、大いに闊達になされるべきだが、今回の総選挙では、争点として緊急性に乏しく、政党間の政争の具にされるべきではない。落ち着いた環境の中で議論を深めたい。方向性として、九条の改正は望ましくないと考える。

選挙区:東京都 22区

山花郁夫さん
その他
理由:立憲主義の維持・発展が何より重要。議論そのものに反対ではありません。国民との対話を進めてまいります。

選挙区:神奈川県 1区

なかばやし美恵子さん
その他
理由:自衛権を恣意的に行使させない観点から憲法9条を考えていく。

選挙区:神奈川県 6区

池田元久さん
その他
理由:平和主義等の現行憲法の原理を大切にしながら、国民の皆さんと自由闊達な論議を行い、検討する。

選挙区:神奈川県 7区

すとう信彦さん
その他
理由:憲法裁判所を新設することにより、憲法の規定を現実に守らせる必要がある。憲法の現代化が肝要と考える。

選挙区:神奈川県 12区

中塚一宏さん
その他
理由:日本国憲法は自衛権を否定していないので、自衛隊は合憲。但し戦争は放棄しているので、海外への派遣は行わない。憲法9条改正の必要はない。

選挙区:石川県 2区

田中美絵子さん
その他
理由:自衛隊の存在は、今日、多くの国民の皆さんに受け入れられていると思います。素直な条文解釈と現状が乖離していることは問題だと思いますので、9条も、今の国民の認識と合致させる限度で修正すべきと思います。

選挙区:岐阜県 2区

橋本べんさん
その他
理由:平和主義を今後も引きつぎ、「専守防衛」を明示した自衛権の行使に徹する事を前提に、自衛権の保有を明記すべき。

選挙区:静岡県 1区

牧野聖修さん
その他
理由:基本的に9条はわが国のアイデンティティー。
自衛隊は墨守・非攻に徹して国民の財産と生命を守ることを第一義とするべき。
憲法については時代を見通した議論を重ねるべきと考えます。

選挙区:静岡県 2区

津川しょうごさん
その他
理由:中味を問わずにただ変えればよいという改憲論にも、どのように変えるのも反対という絶対的護憲論にも与しない。戦争放棄など平和憲法の根幹になっている第9条の原則は、守らなければならない。政府が行う自衛権行使や国際協力について、憲法の明文できちんと歯止めを設ける観点から、国民を含めた自由闊達な議論を行い、共に考えていく。

選挙区:静岡県 7区

斉木武志さん
その他
理由:「戦争放棄」を定めた9条1項は、平和な世界の実現につながる普遍的な理念であり、堅持すべきです。一方、「戦力の不保持」を定めた9条2項は、自衛隊を持つ現実と矛盾するため、現実に即した形で変えることも検討すべきと考えます。

選挙区:愛知県 3区

近藤昭一さん
その他
理由:9条は堅持し、「平和基本法」を制定する。この基本法で、集団的自衛権の不行使原則、非核三原則、自衛隊の専守防衛の三原則、文民統制原則及び「国際協力隊」設置、UNEPSの創設及び核軍縮廃絶に向けての努力義務などを規定する。

選挙区:愛知県 10区

杉本かずみさん
その他
理由:平和憲法の意義を重く受け止めたい。憲法の内容変更を考えるには、機が熟する必要があると考えています。

選挙区:大阪府 11区

平野博文さん
その他
理由:解釈改憲を重ね、憲法の条文の素直な解釈と、自衛隊の現状が乖離していることこそが、最も問題です。現状の自衛隊の存在、あるいは一定の国際貢献活動は、今日、大半の国民のコンセンサスがあると認識していますので、この現状に即して憲法9条の条文も是正すべきと考えます。

選挙区:大阪府 14区

長尾たかしさん
その他
理由:昨今の国際化世界の実情を考え、かつ憲法論議のなかで(1)から(6)に考えを固めることができません。自国を守る抑止力として自衛隊の存在は認め、かつ「専守防衛」という言葉にまどわされない位置づけを考えたい。自衛力がひたすら平和を希求する為の存在であるよう求めてやみません。

選挙区:大阪府 15区

大谷 啓さん
その他
理由:平和憲法としての趣旨はしっかりと維持しつつも、専守防衛部隊としての自衛隊の存在を明記。また、日本としてなし得る国際貢献として、国連決議に基づく人的貢献につていも規定すべきと考える。

選挙区:大阪府 16区

森山浩行さん
その他
理由:自衛権は主権国家として当然に有する権利ですが、自衛の範囲を超えた武力行使や、国連決議によらない海外での武力行使を結果的に認める改憲には反対です。一方で、いくら9条を遵守してみても、時々の内閣の都合で事実上の解釈変更が進んでいます。政府が行う自衛権行使や国際協力について、国民が憲法の明文できちんと歯止めを設ける必要性が高まっています。自衛隊の「できないこと」を明確にするという観点であれば、条文を変えた方がよりよくなる余地があると考えます。

選挙区:兵庫県 4区

たかはし昭一さん
その他
理由:憲法9条は日本国憲法の中でも大切な概念を規定しているものだから護るべきです。夢のような話に聞こえるかもしれませんし、長い道のりかもしれませんが、私は、平和国家日本がリーダーシップをとって憲法9条を条約化して、各国に批准を働きかけるほどの強い意志をもって国際社会に臨まなくてはならないと考えます。
将来世界の全てから軍隊を廃すという北極星を目指して進む平和国家日本の政治家でありたいと存じます。

選挙区:広島県 7区

和田たかしさん
その他
理由:どちらとも言えない。憲法の各条文のうち、国民の権利・義務についての規定は環境権を定義するなど時代の変遷に適合するように改正すべきと考えるが、国際平和についての規定はその精神を曲げることのないよう維持すべきと考えるから。

選挙区:山口県 2区

平岡秀夫さん
その他
理由:9条は残す。自衛隊は専守防衛のための実力組織(災害救助等は行う)に徹する。東アジアの地域的集団安全保障・体制の構築に応じ自衛隊の縮小を進める。PKO等に対して、国連活動のための専門の組織で対処する。

選挙区:徳島県 1区

仙谷由人さん
その他
理由:・最小限の実力部隊の存在を認める。
・国権の発動たる戦争を行なわない。
・国際機関に実力部隊の権限を委任する。
・東アジアの平和機構の確立を最優先課題とする。

選挙区:香川県 1区

小川淳也さん
その他
理由:(6)を基本とし、論憲をつくすことは必要である。

選挙区:福岡県 3区

藤田一枝さん
その他
理由:民主党は「平和主義」を重視しており、憲法9条による自衛権の行使は専守防衛に限定しています。よって、9条の改正は考えていません。

選挙区:福岡県 7区

野田国義さん
その他
理由:「立憲主義」の原則をふまえながら、国民による自由闊達な議論が行われるべき。ただし、「平和主義」の重要性は国民に広く認知されていると考えています。

選挙区:福岡県 9区

おがた林太郎さん
その他
理由:「国の自衛」及び「国際貢献」という視点から必要な能力を具備すべきであり、その方向性で憲法上必要な措置を講ずべき。
なお、憲法は「安全保障」を論ずべきものではなく、国の大きなデザインを描くものである。したがって、憲法は方向性を出すことにとどめ、具体的な「安全保障」論とは切り離して考えることが適当。

選挙区:大分県 1区

吉良州司さん
その他
理由:改正ではなく創憲。現行憲法の理念は継承しつつも、真の独立を果たすため、自分の国は自分で守れるよう自主防衛力を強化すべきで、自衛権の保持を憲法上明記する。


☆回答なし⇒175名



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米国も長距離弾道ミサイル試験をやめてください!    ネット虫

2009年08月20日 12時08分28秒 | Weblog
美しいサンゴ礁の島々である、マーシャル群島の目標に向けて模擬核弾頭を積んだミサイルが試射されます。
8月23日早朝の、米国長距離弾道ミサイル、ミニッツマン発射への抗議に支持を寄せるよう、現地の長年の市民活動家や各島の長老が呼びかけています。

<詳しくは以下をご参照ください>  
http://www.anatakara.com/petition/protest-at-minuteman3-test-launch-aug.22-2009.html

北朝鮮の飛行物体打ち上げのときとは打って変わったような、日本の報道
の沈黙はどうでしょう。
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あの人たちが幸福実現をやめた理由は?   ネット虫

2009年08月19日 20時38分40秒 | Weblog
★幸福実現党と名乗る宗教政党が華々しく街頭で宣伝カーを走りまわらせていたのはつい最近です。
 それが一斉に雲隠れした。あれは何だったのでしょう。
 憲法改定、核武装支持・・・
 安全保障問題を自民党が真正面から提起できないので援護射撃しただけなのか?
それについて、ブログ転成仁語の五十嵐仁氏は次のように述べています。
         http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2009-08-15
「公示直前の今になっても、総選挙で自民党惨敗必至という情勢に大きな変化はないということになります。このような情勢を受けて、様々な動きが生じています。
 橋下大阪府知事らの「首長連合」が民主党支持を明らかにしたのが、その一つです。民主党勝利は動かないと見て、「勝ち馬」に乗ろうというわけです。
 このような「バンドワゴン現象」は、田中真紀子議員の民主党入党など、このほかにも出てくるでしょう。そして、そのような動きは、ますます民主党勝利への雪崩現象を生み出すにちがいありません。
 もう一つの動きは、幸福実現党の総選挙からの撤退です。幸福の科学は国政への進出に色気を示して幸福実現党を結成し、今度の総選挙で候補者を立てようとしましたが、それどころではなくなったというわけです。
 これまで支持し、応援してきた自民党が、かつてないピンチを迎えてしまったからです。幸福実現党が候補者を立てれば、都議選での足立区のように、自民党候補の足を引っ張る可能性があります。
 自民党が余裕のある闘いをしていれば、このような危惧はなかったはずです。しかし、どの候補も苦戦していますから、ここは自民党に票を集中するために、立候補を取り止めるか、できるだけ絞ろうというわけでしょう。
 幸福実現党が健闘し、自民党の票を分散させて欲しいと思っていた私としては、幸福実現党の撤退は残念です。しかし、自民党にとっても幸福の科学としても、合理的な選択だというべきでしょう。
 自民党と同系統の候補者を立てることは、票が分散し、自民党にとっては不利になります。苦戦している自民党候補の足を引っ張り、対立する民主党などの野党候補を利することはハッキリしているからです。」さらに彼は続けます。「自民党という政党は権力によって結びついていた政党ですから、その存続自体を困難にするほどの歴史的惨敗になるかもしれません。自民党が雲散霧消してしまう可能性を秘めて、いよいよ総選挙の公示です。」と

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世界的に少なすぎる議員数を削減し、世界的に高すぎる政党助成金を増額する党は?

2009年08月19日 13時46分46秒 | Weblog
 与党自民党ばかりか、民主党も衆院選の公約で衆院比例区定数を80削減する方針を決定しました。
 国会議員の定数削減は、すでに与党から主張されていますが、建前は歳出削減という意味での行政改革の一貫のようです。鳩山幹事長も昨年、次期衆院選の公約で衆院議員定数の2割削減を盛り込む方針を明らかにした際、「行政改革をやるために、まずは自分の身を切るところからスタートさせたい」と語られています。

 しかし、身を切られるのは主権者の方ではないでしょうか。小選挙区制ゆえ、主権者の票の多くが死票となり、憲法で規定された全国民の代表たる国会議員を選出できない事態にあります。小選挙区選挙に比べ民意を反映しやすい比例区選挙の定数が削減されてしまえば、主権者の主権は一層侵害されます。そもそも小選挙区制は、コンドルセのパラドックスを発生させるなど、選挙制度とはいえません。

 ※コンドルセのパラドックス
  http://kaze.fm/wordpress/?p=215

 歳出削減をされたいのであれば、政党助成金を拒否されてはいかがでしょうか。主権者の主権を切崩す必要のない方法です。是非ともまずはこちらをご検討ください。
 ※政党助成金の額ですが、下記のように日本は世界的にみてトップレベルです。>
> 日本     317億円
> ドイツ    1億3300万ユーロ(約182億2000万円)
> フランス   約7323万ユーロ(約100億3300万円)
> スウェーデン 1億4015万クローナ(約21億200万円)
> カナダ    21,993,217.75カナダドル(約19.2億円)
> デンマーク  81,457,708.7クローネ(約14億6800万円)
> イギリス   200万ポンド(約4億800万円)


 さて次に、比例区定数が80削減された場合のシミュレーションによれば、当然ながら、民主党の議席獲得率は増加します。決して民主党が「身を切る」ことにはなりません。

  ※比例区定数が100に削減された場合の衆院選比例区シミュレーション
  http://kaze.fm/wordpress/?p=229

 日本の国会議員数は、ヨーロッパ諸国と比べはるかに少ないのが実際です。現在でさえ日本の国会議員は、読みこなすことができないほどの法案件数を抱えています。これ以上議員数を削減して主権者の代表が務まるのでしょうか。

 比較大政党すべてが労働者派遣の原則自由化を認めたことで、労働者の生存権が切崩されてきました。現在の貧困は、小選挙区制による強制的な二大政党制潮流の下で、その出現が可能になったのだと私は考えます。アメリカがいい先行例です。

世界的に少なすぎる議員数をさらに削減し、世界的に高すぎる政党助成金をさらに増額する。1900年代初頭の政治改革詐欺から2000年代後半の行政改革詐欺へ。
>
> 政治改革詐欺と行政改革詐欺で共通しているのは、完全小選挙区制を確立し、保守二党政と政権固定を促すことです。
民主党はマニフェストで小選挙区制を「政権交代が実現しやすい選挙制度」と示唆していますが、これは間違いです。野党連合による政権交代を阻害し、政権固定をもたらすのが小選挙区制です。
>
> いま政権交代が確実になったのは、小選挙区制のお陰でも何でもなく、野党の得票率が与党のそれを上回るようになったからに他なりません。2007参院選の比例区で野党はすでに57%の票を獲得しています。
>
> 今度の総選挙で民主党に単独過半数の議席を与えることは、多様な政権交代を許さない、自民・民主両党による長期単独政権への道を開くおそれがあります。

                  (ネット虫)
                     
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世も末だな!死刑の後には素敵な記念バッチ、そして裁判員の心のケア、5回まで無料

2009年08月19日 09時39分32秒 | Weblog
★総選挙で都合よくどこかにふっとんでしまった裁判員制度ですが、こんなこともあるんですね。
「裁判員制度、陪審員制度、参審制などについて検索していましたら、面白いページを発見しました。文章が痛快でしたので、紹介させていただきます。」というメール仲間の岩崎美枝子さんのおたよりから。(ねっと虫)
==========================
★其の一
最高裁は裁判員を務めた人への感謝をかたちで伝えようと「裁判員バッジ」を制作、29日、試作品を公開した。銀色の銅合金製で直径約17ミリ。今年度2万3000個作る。
 裁判員と裁判官を表現した2つの円が交差し、両者が協力しあう様子をイメージした制度のシンボルマークをデザイン。裏には地裁名と、シリアルナンバーを刻み、「世界にひとつ」のプレミア感を“演出”した。
 最高裁は「貴重な経験の記念。できればネットオークションに出したりせず、長く手元に置いてもらいたい」と話す。ちなみに、バッジをつけて裁判所に行っても、「残念ながら特典はありません」(最高裁)とのこと。(写真参照)

(声)他人に死刑の裁定を下した後に誇らしげにこんなバッチをつけていられるのかな?

★其の二
 裁判員の心のケア、5回まで無料に…最高裁
 裁判員裁判で悲惨な事件の審理に参加し、精神的なショックを受けた裁判員らの心のケアを充実させるため、最高裁は、臨床心理士らによるカウンセリングを5回まで無料で受けられるようにする方針を決めた。

 対面式のカウンセリングを行う業者と7月中旬をめどに委託契約を結ぶ。47都道府県すべてでカウンセリングが受けられる。

 裁判員制度では殺人などの重大事件が対象のため、裁判員や補充裁判員が、証拠として示された遺体の写真を見たり、検察側の冒頭陳述などで残酷な犯行状況を聞いたりする可能性がある。

 裁判員らが精神的なショックを受けた場合の対処が課題になっており、最高裁は24時間態勢の無料の電話相談窓口を設ける方針を決めていたが、専門家から「それだけでは不十分」という指摘が出ていた。

 対象は裁判員や補充裁判員と、その経験者。利用期間に制限を設けず、裁判員を務めた後、一定の時間を経て心身に変調をきたした人も利用できる。

 悩みを打ち明けたい場合は、最高裁が開設した相談窓口に電話し、地域のカウンセリングルームなどを紹介してもらう。専門医の診察を希望する人には医療機関も紹介。

 6回目以降のカウンセリングや医療機関にかかる費用は自己負担だが、裁判員は非常勤の国家公務員に当たるため、裁判員を務めたことで心的外傷後ストレス障害(PTSD)などになったと認定されれば、国家公務員災害補償法に基づいて補償も受けられる。

 最高裁は「裁判員の心のケアは、陪審制や参審制を導入している国と比べても遜色(そんしょく)ない対応になると思う」としている。

(声)裁判員の心のケア、5回まで無料」ってこんな人を小ばかにした事はないだろう。義務で引っ張り出して心の傷だ。一生面倒見て当たり前。最高裁は「裁判員の心のケアは、陪審制や参審制を導入している国と比べても遜色ない対応になると思う」としている。」騙されるのはもうやめましょう!!ぼくらは国家の奴隷じゃないのですから

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解説、「ボルトの速さ」   文科系  

2009年08月19日 09時03分01秒 | スポーツ
再びウサイン・ボルトのことが世界の話題になっている。これについて僕は、去年8月21日と25日のここに投稿を書いた。北京オリンピックの彼の記録、それが世界スポーツ史上どれくらいすごいものかということと、この「速さの解説」を。解説の方は確か、事件の数日後にテレビ特別番組でやった早稲田大学の先生の分析によるものだったと思う。
この解説を見た人なら、僕だけではなく皆がこう思ったはずなのだ。「ボルトはまだ21歳、こういう革命的走りならば彼はもっともっと記録更新をするだろう」。案の定、ウサイン・ボルトがまたやった。僕は彼の今回の記録更新が、「自民党下野、日本政権交代」と同じくらいに嬉しい。
さて、この投稿を再掲したい。それぐらいに歴史的意味のある、事件だったと思うから。

そしてもう一言。彼はもともと200Mの選手、そっちはもっと楽しみだ。ジョンソンのそれまでの世界記録のほうがはるかに破れないだろうと言われていたものを、あっさりと破ってしまったのだから。当時のジョンソンの記録はそれほどまにすごいものだと、専門家たちに言われていたのである。


【 題名「夢のようなものを見た」
北京オリンピックで、凄いものが見られた。ちょっとでもスポーツ好きと自負する人ならば、多分50年に1度もない大事件だと分かるはずだ。僕は、二つの新聞写真を切り抜いてとっておきたい。

ジャマイカのウサイン・ボルトが記録した、100m、200m両世界新記録である。これが、どれくらい夢か劇画のなかかというように凄い偉業であるか。

両方優勝ならば、カール・ルイスやジェシー・オーエンスがいるが、世界新ではないはずだし、そもそもルイスは、「地獄の苦労だった」と事後に告白している。
また、200mの世界記録、ジョンソンの19秒32は、当分抜かれないだろうと識者に見られていた、これ自体夢のような大記録なのである。ジョンソン自身も、こう語っていた。
「ボルトがやがて近く、僕の記録を抜くだろう。が、この五輪ではまず無理と考えている」
なお、調べてみたらオーエンスは、こんな記録を持っている。1935年ミシガン州競技会で、3種目の世界新を出したと。ベルリンオリンピックでは100、200、走り幅跳びに優勝しているが、人種差別主義者ヒットラーは彼を祝福しなかった。

こういう世界記録を、この21歳のボルト青年は軽々と抜いて見せた。100mでは最後を流していたように見えたのに終わってみれば記録を塗り替えていたし、200mも他を圧倒する大差だった。細身の体が大きくてストライドが長すぎるのに、50m前後からのピッチ数が多いから、ここからの加速が人間業とは思えないものになっている。

なお、オリンピックの中で、100mとかマラソンとかなどの世界新記録は、特別な意味を持っていると、僕は思う。
また、マスコミ主導オリンピックであるせいか、競技種目を増やしすぎているし、「わが国」のことばかり語りすぎて普通の常識のある人ならばヘキエキとしてしまうような五輪になってきてしまったと思う。中国の国家主義を笑うものは、わが国の「国家主義マスコミ」も笑うべきだろう。過ぎたる国家主義はこっけいでさえある。スポーツ自身を見られないようにもするし 】 (以上21日分)


【 題名「30年先を走ったボルト」
昨日東海テレビで「サキヨミ」という番組をはじめて見た。ボルト選手の走りを解析するらしいと分かったからである。「速さの秘密」と番組紹介にあったその内容がとても面白かったので、ご紹介したい。映像解析者は早稲田大学の先生である。

彼の100メートル、ストライド(1歩のこと)は2.8mで、1秒に4.41歩走ったのだそうだ。これで、最高スピードが実に時速44キロメートル。

ピッチ4.41歩とは、日本の朝原選手とほぼ同じで、背が180を切る朝原に比べてボルトの身長は196センチと語られた。普通これだけ背丈が違えばピッチが極端に落ちるのだそうだ。なのに、朝原と同じピッチ。そこにボルトの「速さの秘密」があって、その正体に解析の焦点が合わされていく。さて、その中身はこういうことらしい。

短距離走者としては極端に長いその脚を前に運ぶ時、そのまま運べばどうしても時間がかかる。ボルトはこれに対して、ひざ下を腿の後ろ側にぴったりと素早く折りたたみ、その形の脚を素早く伸ばしつつ、前に振り出すことによって、時間短縮しているということらしい。この「形」は、下脚を蹴り、たたみ、伸ばすのに必要なアキレス腱周辺の力などを異常に強くしないと不可能だと述べられていた。
誰が見ても分かる彼の後半のピッチ数の多さは、以上のことによって生み出されているということなのだ。ちなみに、すぐ横に写っていたアサファ・パウエルの下脚はボルトのようにきちんと折りたたまれてはいないことも指摘された。ボルトの前に05年と07年に2度世界記録を書き換えた人物で、同じ陸上王国ジャマイカの同僚なのである。

最後に、先生がこう述べられたのが凄く印象的だった。100m決勝ゴール映像に示されたボルトと他との大差についてである。
「この大差が示すものは、ボルトが30年先のアスリートだということです。これまでの世界記録変遷から考えれば、そういうことになりますね」

ウサイン・ボルトは30年先の世界からやって来た、未来人ということらしい。とにかく人間の力は偉大なものだ。世界政治や「貧困や戦争なくせ」にも、こんな未来人が出現してくれないかな。】 (以上25日分)

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こんな記事が東亜日報に    落石

2009年08月18日 19時23分25秒 | Weblog
「サッカーは身長でやるスポーツじゃありません。
空間を突っ込むプレーには僕の『短い脚』がぴったりです」

プロサッカーKリーグの光州尚武(クァンジュ・サンム)の
崔成国(チェ・ソングク、26)は最前方の攻撃手として
チームをけん引している。
靴を履いて計った身長が172センチに過ぎない彼は、
速い足と絶妙な個人技で相手守備陣を錯乱する。
彼の活躍のおかげで、昨季、最下位だった光州は今季は早くも9勝を記録した。

●短身選手の活躍が眩しいサッカー界

世界サッカー界に、「短身」フィーバーがすごい。
最近まで世界ランキング1位をマークしたスペイン代表チームには目立って
「脚の短い」選手が多い。
伝統の強豪・アルゼンチンも一緒だ。
昨季、3冠を達成し、最高の1年を過ごしたスペインリーグのバルセロナも
平均身長で言うとお尻から1、2位を争う。

「ビックサイズ」が必須とされる球技種目で
このようにサッカーだけが例外であるわけは何だろうか。
スポーツ研究所のシン・ドンソン所長は、
「脚の長い選手は短身に比べて、回転をする時に、方向転換が遅い。
瞬間的な方向転換と横的な動きが重要なサッカーで、
背の低い選手が競争力が持てる」と説明した。


体育科学研究院のムン・ヨンジン博士は、
「動くボールを扱うサッカーでは力よりはインパクトがさらに重要だ。
重量中心が低い選手は、より良いインパクトで
タイミングを合わせることができる」と強調した。
同氏は、シューティング速度が速く、柔軟性に長けている点も
短身選手の長所として挙げた。

    

私は、サッカーのことはよく分かりません、
この記事、それなりの説得力があるのでしょうか?









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金大中さん亡くなる。   落石

2009年08月18日 19時08分56秒 | Weblog
韓国の元大統領の金大中さんが亡くなりました。
85歳だったそうです。

政治家というと尊敬できる人が少ないですが、
金大中さんは、その少ないなかの一人でした。


金大中事件が起きた日本。
アメリカの手がまわって、命は助かりました。

いろいろありましたが、やはり
20世紀の政治家のなかでは傑出した人物、
日本の佐藤さんとともに
ノーベル平和賞をもらったアジアの政治家。
でも、佐藤さんは、なぜもらえたのか?
沖縄返還でしょうか?
いまも良くわかりません。

オバマさんが尊敬できる政治家でありつづけて
欲しいと思います。

日本では、最近の政治家で誰かいます?
尊敬できるような人物?

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護憲国民投票運動標語・募集ですって。

2009年08月18日 14時15分00秒 | Weblog
平和の白鳩運動実行委員会が
護憲国民投票運動標語を募集しているそうです。

9条を改悪させないための標語だそうです。

昔の標語をパクッテ
「ワタシ欲しがりません『新』憲法」

「9条は憲法のエース」

「憲法のエースを守る鳩白し」

ちょっと才能なしですね。   落石



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『竹内最高裁判官をあなたがチェック!!』    ネット虫

2009年08月18日 10時10分42秒 | Weblog
衆議院選挙の投票の時に、ひっそり行われている最高裁判所の裁判官の「国民審査」、ってご存じでしょうか?

投票所で、選挙の投票をしたときに、よく知らない人の名前が何人か書いてある紙を渡されますよね。
それに、×をつけるかそのまま白紙で出すか、というあの投票を「最高裁裁判所の裁判官の国民審査」といいます。

実は、去年、イラク派兵違憲判決が出た後に、「竹内行夫」さんという人が最高裁の裁判官に任命されました(任命したのは麻生内閣です)。

この竹内行夫さん、実は、外務省の「事務次官」と言って外務省のトップだった人です(裁判官出身ではなくて、外務行政のトップだった人です)。

しかも、小泉さん時代に外務省のトップに君臨していて、ブッシュのイラク戦争支持や自衛隊のイラク派兵を決定し、実際に実行していった外務行政の責任者です。
イラク戦争に反対したレバノン大使(天木直人さん)を「クビ」にしたのも竹内さんです。

また、高遠さん達3人がイラクで身柄拘束されたときにも、「自己責任だ」と切って捨て、3人へのバッシングを引き起こしたのも竹内さんです。

今振り返ってみてどうでしょうか?

今やイラク戦争についてブッシュ元大統領でさえ「間違っていた」と反省をしています。
そして、イラク派兵については、名古屋高裁が違憲と判断しています。

竹内さんは、まさに間違っていたイラク戦争を支持し、違憲と批判されたイラク派兵を進めた張本人です。

麻生首相は、その違憲行為の張本人である竹内行夫さんを、あろうことか憲法の砦である最高裁に送り込んだわけです。

違憲判決が出た後に、わざわざイラク派兵の責任者を最高裁の裁判官に送り込んだ、ということは、「イラク派兵については全く反省もしない」「これからも今の憲法を守るつもりもない」という意思の表れに他なりません。実際に、政府は明らかに違憲のソマリア派兵を強行しています。

最高裁は、「憲法を守る砦」であるはずです。

行政が仮に憲法に反する政策を行った場合には、しっかりと「間違っている」と指摘していくことが求められています。「三権分立」からも当然のことです。

憲法を守る最高裁の裁判官にふさわしい人に裁判官になってもらいたい。

最高裁裁判官ふさわしくない人には退場頂きたい。

そのためにとても大事な手段があります。

それが、「最高裁裁判官の国民審査」です。

最高裁の裁判官は、国民の信任なく時の内閣によって選ばれてしまいます。でも、それでは国民と裁判所が完全に切り離されてしまう。そこで、最高裁判所の裁判官は国民の信任を受ける必要がある。
ということで、憲法上定められているとても大事な制度が、「国民審査」です。

裁判所を良くしていくのも、悪くしてしまうのも、本当は審査をする立場にある有権者である私たちひとりひとりにかかっているのです。そして、裁判所が平和憲法を守る立場に立たせるか、憲法をないがしろにする立場に立たせるか、も私たちにかかっているのです。

私たちの「平和憲法を守らせる」意思をしっかりと伝える。

そのために、今回の国民投票では、「竹内行夫」さんに「×」をつけることで、「平和憲法を守れ」という「平和への意思」を表明していきたいと思っています。裁判所に対して、政府に対して「平和憲法を守れ」という声を示していきたいと思います。

「バッテン」の数値は全選挙区で出てきますので、どれだけの人が平和への意思を示したかがはっきりします。

また、「公職選挙法」の対象になりませんので、ビラ配りも自由ですし、投票日に投票所近くで「竹内さんにバッテンを」と街頭宣伝することも道交法にあたらない限りは全くの自由です。ネット上での運動も自由です。

平和憲法をないがしろにする最高裁裁判官はいらない。
選挙では争点になりにくい平和の問題を、「平和のための国民審査」の形で明らかにしていこう。

そんなコンセプトで取り組みを造っていきたいと思っています。

人の名前に「×」をつける、ということは「品がない」とも思われるかもしれません。
しかし、衆議院選挙では、平和の問題はなかなか争点になりません。
現在、違憲のイラク派兵の検証もされず、これもまた明らかに違憲のソマリア派兵についても、大多数の国民にはその是非について声を上げる機会すらありません。

今回、竹内氏に「×」をつけることは、決して竹内氏個人を誹謗中傷したり、攻撃をするということではありません。あくまで、竹内氏が進めた違憲の海外派兵を批判する、平和憲法を護り行かす方向を選択する、という意思表示の仕方に他なりません。

これは、これまでにない「平和」の意思表示の貴重な機会となると考えます。
全国のみなさんと一緒にいろんな形のとりくみをつくっていければと思っています。



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