今日の新聞で一番目に付いたのが、表題のこれ。見出しは【芸術予算 苦言 提言】
指揮者・小澤征爾が民主党幹事長・小沢一郎に面談して、こう陳情したのだという。
「小澤氏は財団法人の一部オーケストラについて、省庁OBの天下りで人件費がかさんでいる現状を説明。『財団法人の無駄を削らず、貧乏な民間オーケストラにしわ寄せが行くのは無理がある』と見直しを求めた。(中略)小澤氏は『官僚システムを変えるのは、政治が変わった今がチャンス」とエールを送った』
小澤征爾氏、旧政権ではこれを言えなかったらしい。言えば予算が削られるからだろう。新政権になって、音楽界の補助金に、今悪名の轟いている文科省官僚の「中抜き」に噛み付いたのだ。お見事と言いたい。先日のノーベル賞学者たち(2日拙稿参照)やマイナースポーツ関係者(3日、同)やの集団記者会見とは大違いの「これぞ当世風、正義の陳情!」。陳情関係者たちには先ず、こう言いたい。中抜きを調べてから「仕分けするな」と言って欲しい。でないと「中抜き守れ」という官僚予算死守にも利用されることにもなるよと。
それにしても官僚たちの酷薄なこと! オーケストラ関係にも天下って、薄給音楽家たちを尻目に悠々と高給を享受していたとは! 芸術家の同行者とは到底言えない薄情者たちである。こんな連中が文科省やってたというのは、これじゃ日本の学問・文化がじり貧なのは当たり前。
指揮者・小澤征爾が民主党幹事長・小沢一郎に面談して、こう陳情したのだという。
「小澤氏は財団法人の一部オーケストラについて、省庁OBの天下りで人件費がかさんでいる現状を説明。『財団法人の無駄を削らず、貧乏な民間オーケストラにしわ寄せが行くのは無理がある』と見直しを求めた。(中略)小澤氏は『官僚システムを変えるのは、政治が変わった今がチャンス」とエールを送った』
小澤征爾氏、旧政権ではこれを言えなかったらしい。言えば予算が削られるからだろう。新政権になって、音楽界の補助金に、今悪名の轟いている文科省官僚の「中抜き」に噛み付いたのだ。お見事と言いたい。先日のノーベル賞学者たち(2日拙稿参照)やマイナースポーツ関係者(3日、同)やの集団記者会見とは大違いの「これぞ当世風、正義の陳情!」。陳情関係者たちには先ず、こう言いたい。中抜きを調べてから「仕分けするな」と言って欲しい。でないと「中抜き守れ」という官僚予算死守にも利用されることにもなるよと。
それにしても官僚たちの酷薄なこと! オーケストラ関係にも天下って、薄給音楽家たちを尻目に悠々と高給を享受していたとは! 芸術家の同行者とは到底言えない薄情者たちである。こんな連中が文科省やってたというのは、これじゃ日本の学問・文化がじり貧なのは当たり前。
国際的な舞台で、活躍しているから
そうした事実が身にしみているんでしょうね。
そういう点からいうと
ノーベル賞をうけた科学者は
日本的な視野しか持っていない。
まあ、そうだからこそ、
ノーベル賞なんどを
ありがたがるんでしょうが。
というか、こんな文章を書いている時点で文科系さんの作戦勝ちですね。反論を書きたくなるちょっと隙(矛盾)のある文章、挑発的な文章が抜群ですな。
じゃ、褒め称えて頂きましょう。ところで、僕が言うことがいつまで続いたら褒めてもらえるのでしょうか。まさか永久に続かねばだめとか? そんな事は言えないでしょうから、僕が条件を言いましょう。
参院選で民主過半数が問題ならば、過半数実現以降は連立不要のわけでしょう? それ以降1年続いたらってのどうですか?
この条件でも、マスコミなどを見渡しても社会全体でごく少数派の僕は、掛け率が非常に不利と思いますけどね。普天間も流動的ですしね。これで、どうです?
僕に言わせれば、1年ぐらい軽い軽い。