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     ロシアも怖いが原発はもっと怖い ― リトアニアの原発是非投票結果    只今

2012年10月22日 08時54分28秒 | Weblog
  10月14日、リトアニアでは「日立・GE」製の原発建設の是非についての国民投票が行なわれました。
  その結果は、65%対35%で建設反対が多数を占めた。

     ● 議員ゼロの党が勝った。 
       国民投票を中心的に担ったのは、1人の議員も持たない「緑の党」。
       政党は右から左まで全政党が建設賛成。
       賛成の理由は、〈エネルギーの65%をロシアに依存する現状から脱しよう〉

     ● かっては、原発稼働派が圧倒。
       リトアニアには原発が二基あったが、EU加盟の条件として原発停止を求められた。
       これを受けてどうするかの国民投票では、投票者の90%近くが「停止しない」を選択。   
       EU加盟よりも、原発稼働を選んだのだ。
       しかし、投票率が48、44%だったので、国民投票は無効とされ、原発は停止された。
       が、翌年(2009)年時点の世論調査でも、73%が「原発の安全稼働可能」と回答。

     ● 電気代は6倍になった。
       しかし原発ゼロの状態を迎える中で、ロシアからの輸入が増え電気代は6倍にもなった。
       このため政府のみならず全政党は、日立製原発の新設を計画。       
       しかし、3、11のフクシマを前にしたリトアニア国民は、命と山河を守ることを選んだ。
             


      
     
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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-10-22 19:02:47
そのロシアでも、原発は、増加傾向ですが?
自国で作らずとも、他国の原発の電気を買うって事ですか?
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またまたトロイ! (文科系)
2012-10-22 20:24:14
 名無し君がまたまたトロイこと! 以下は、既に証明されている事。
 原発村官僚が脱原発に徹底抗戦しているその理由は、電力不足予測なんかでは全くない、と。「30年代原発ゼロ案」実施計画にさえ、15%案での再生可能エネルギー(開発案)を忍ばせていたのだ。僕が、「嵐山さんとの総括」に書いたとおり。「ただ原発維持、理由はなんとでも。あるいは、真の理由は国民に言えず」というのが実際に原発村がやっている事。
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話題はそれますが・・・ (らくせき)
2012-10-23 08:49:24
右翼は怖いが、中国はもっと怖い???

今の状況について石原さんのコメントを
聞きたいものですが・・・

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都合の悪いことは、石原クンは黙すのみ。 (にんじん)
2012-10-23 13:31:09
 貿易赤字が過去最大の3兆2千億。
 「何よりも大事なのは(経済)」
 を常套語としている人に聞きたい。
 この事態を招いたのは誰? どう脱したらいい?
 
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にんじんさんへ (文科系)
2012-10-23 20:40:48
 にんじんさんへ。
 大事ということには、人間にとって二つの意味があると言いたいです。事実として、人間活動の他の全てを左右する働きが非常に強いから大事にせざるを得ないという意味と、人間にとって価値的・倫理的に大事という意味と。前者は、生きていくためにはそうであらざるを得ないという生活側面のことであって、後者とは意味合いが全く違う。が、後者は総ての世界人類にとって得体が分かりにくいが世界公約数的に立派な人間内面と愚考します。ほとんどの人が「生きていたい」のですし、生きていくだけでも、僕らの青年時代とは全く違って大変な世の中になっていると思うのです。が、それとは区別される価値というものも、人は明らかに持っている。

 石原って、人間として最も嫌な奴という意味では、ちょっと少ない存在。彼にははっきりした哲学があって、ご本人が自覚していようといまいと「生の哲学」といえるのだと僕は思ってきました。というよりも、僕にはなんだか社会ダーゥィニズムにしか思えない。でもあれが都民の支持を得ていて、そういう現実ってなんか実に悲しい。石原が「天をも顧みぬ」という意味で人として崇高なものが全くない人間と観ているのだが、それを支持する人が多い世の中って、これまた全く不思議!
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放射能の不安 (道草)
2012-10-24 21:30:06
福島の「集団疎開裁判」の弁護団の一人、井戸謙一弁護士の講演を聞いた人から、
「いま  子どもがあぶない」
福島原発事故から子どもを守る「集団疎開裁判」
 というブックレットをもらった。
子どもたちの置かれている状況が想像以上にひどいものだと知った。

今年4月福島県から発表された甲状腺検査結果で、13市町村の3万8千人の子ども達の
36%に「のう胞」「結節」が発見された問題に対してヘレン・カルデイコット博士は
追跡調査をしている場合じゃない、子ども達が高線量の被爆をしたことを表しており、直ちに対策を取るべきだ。
ブライアン・ホーゲン博士は
これほどすぐに、多くの子ども達に嚢腫、結節が見られることに驚く、この事実が世間に広く知られていないことにも驚く
と、ビジネス・インサイダーの取材に答えているという。

不安は現実のものになっているし、感情には個人差があるけれど、不安というより、恐怖を感じている人もいるのではないでしょうか。

憲法前文には …全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免れ…とあったですね。

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