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全国賃金一斉カットよりも悪辣な「勤労統計」    文科系

2019年02月21日 06時53分13秒 | 国内政治・経済・社会問題
 勤労統計やGDP「600兆円」の上振れ偽造は、未来に続く賃金切り下げよりもさらにその上を行った悪辣過ぎる手口だと愚考して、批判したい。

①賃金上振れを偽造したり、アベノミクス「成果」数字を偽造したりというのは、実際よりもこれらを高く見せて来たということ。それも、首相周辺が直接圧力をかけてやらせたと、次第に分かってきた。

②これは、下がったものを「上がった」と見せて、政治の無策、無能をおおい隠し、さらには、自分ら政権を美化するやり口と言える。

③下がったものを上がったと未来に向けても見せていこうというのはさらに下げることにつながらざるを得ず、「さらなる下げ、その政治は美化」という未来をもたらすものだ。国民には「これが長く続いた現実(の統計数字)だ」と示して、未来を諦めさせる手口とも言える

 さて、ただでさえ、日本のGDPは、先進国世界で唯一「失われた20年」。国民1人当たりGDPが、この20年ほどで世界3位から30位にまで落ちた我が国である。それを、まるで「GDPは実はこれだけ上がったんです!」とか、「実施賃金をもっと下げれば、もっと働くようになるだろう」とでも導いていく積もりなのだろう。それも、自分の政治を美化しつつそうするというのだから、酷いやり口である。この悪辣さを美化しようという分、単なる「虎よりも猛々しい」苛政よりも、もっと悪質である。

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