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「裏金問題」の「表現」   文科系

2024年04月10日 10時02分04秒 | 国内政治・経済・社会問題
 この「政党パーティー裏金作り問題」だが、今朝の新聞を見ても国会が未だに大揺れだ。自民は新たな法案作りに進みたい一心だし、野党は「事態の解明が全く不十分」と強調している。これは野党が正しい。以前の裏金、リクルート問題でも、当時の新たな法案や、政党助成金新設などが、政界浄化に何の役にも立たなかったということだから、問題の深い根っこ、事態の解明、理解が不十分なのだと思うしかないのである。さて、この「裏金作り目的のパーティー問題」は、どこが、どう、問題なのか。この理解がいい加減だと、また同じことが起こる。なんせ、国会議員というものは選挙が全てで、選挙のためには何でもやるという動物と示してきたのだから。

 国会とは国の「最高権力機関」とされており、国の法律を作る組織である。その法律を作る国家最高「権威」組織の人物らが、しょっちゅう法律違反を犯す。それも集団で談合し合って、同じような法律違反を、何度も、何度も。これって、考えてみればこういうことだろう。
 警察官らが泥棒などの犯罪を犯したり、教員がしょっちゅう生徒を虐めたり、裁判官らが犯罪常習犯からたびたびワイロをもらっていたり。こういうとんでもない罪なのだが、国会議員の最大の関心、選挙当選には裏金も要るらしく、いつまでたってもなくならない。これは、「統一教会員を選挙に大々的に活用、動員するために、国会議員らが教会の広告塔を努めてきた」のと同根のことである。つまり、違法選挙のための常習的犯罪活動。警察官の犯罪や、教員の生徒虐めは、社会に託されたその本分における背信なのだから、それと同じ厳しさで臨まれるべきもの、それがこの問題の本質的性格なのだ強調したい。厳しく言えば、「即辞職」とされてさえ良いものだ。

 以上のことを、どうもマスコミさえ分かっているのかどうか、事柄の理解が不十分なのだと思う。事柄の十分な理解のためには、問題の言葉による正確な表現が必要なのだが、日本国民はこれが得意でないように思えて仕方ない。


コメント (2)
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