昨日のゲームすでに前半から過去とは全く違っていた。僕がハーフタイムに送った別コメントで「この闘いができれば1失点ぐらいすぐに取り返せる」と書いたのはそういう意味だ。そして、このどこが変わったからあのようになったのか。ゲームを観ている誰にでも、代表が打って変わっていたということは分かる。4得点は結果であって、もっと大きく変わっていたということも、この代表戦を観てきた人ならみな分かったろう。が、どこが変わったからこうなったのかの解明、分析は案外難しく、ここがサッカー理解で最も肝心な点だろう。こここそ、まさに、たった一言。コンパクト・プレスが効いたからボール奪取争いで寄せが速く数的優位になれたのである。何よりも、前の方のボール奪い合いでほとんど勝勢だったのが、その証拠になる。ボールの繫ぎ合いでも勝っていたように見えるのも、この結果に過ぎない。
これで、コロンビア戦の先発が決まった。前から、大迫のワントップに、2列目左から乾、香川、原口。ボランチが山口と柴崎。センターバックは今日の蔭の殊勲者・鹿島の二人に、サイドバックが長友と酒井宏樹で、GKは中村だろう。
この先発予想は、今日良かった人をすくい上げたが、その他で良かったのは、まず武藤、岡崎。武藤は猛烈なプレスと、繫ぎへの走り込み。岡崎は柴崎とのコンビで再三抜けだしを狙っていた。これがあると、敵DF陣はラインアップが難しくなって、中盤のボール争いにも後手を踏むようになる。ザックがよく言っていた、敵守備陣を縦にばらけさせる方法の1つを岡崎が忠実にやっていたわけである。岡崎とのコンビも含めて、今日の柴崎はボランチのファースト・チョイスという出色の出来で、先発を決めたと思う。
上の先発陣に対して後半の交代メンバーは、得点が欲しいなら岡崎。前半思い切り上下動を繰り返させて疲れ切ったという前提で、サイドバック交代要員に酒井高徳。山口に変わって、長谷部が締めるということもありうるだろう。
最後の最後になって、日本代表にはこれしかないという戦い方ができた意味は、この上なく大きい。なお、パラグアイは決して弱いチームではないことも付け加えておきたい。彼らの2得点目、あのシュートを目にした人はみな、判ったことだと思うが。
これで、コロンビア戦の先発が決まった。前から、大迫のワントップに、2列目左から乾、香川、原口。ボランチが山口と柴崎。センターバックは今日の蔭の殊勲者・鹿島の二人に、サイドバックが長友と酒井宏樹で、GKは中村だろう。
この先発予想は、今日良かった人をすくい上げたが、その他で良かったのは、まず武藤、岡崎。武藤は猛烈なプレスと、繫ぎへの走り込み。岡崎は柴崎とのコンビで再三抜けだしを狙っていた。これがあると、敵DF陣はラインアップが難しくなって、中盤のボール争いにも後手を踏むようになる。ザックがよく言っていた、敵守備陣を縦にばらけさせる方法の1つを岡崎が忠実にやっていたわけである。岡崎とのコンビも含めて、今日の柴崎はボランチのファースト・チョイスという出色の出来で、先発を決めたと思う。
上の先発陣に対して後半の交代メンバーは、得点が欲しいなら岡崎。前半思い切り上下動を繰り返させて疲れ切ったという前提で、サイドバック交代要員に酒井高徳。山口に変わって、長谷部が締めるということもありうるだろう。
最後の最後になって、日本代表にはこれしかないという戦い方ができた意味は、この上なく大きい。なお、パラグアイは決して弱いチームではないことも付け加えておきたい。彼らの2得点目、あのシュートを目にした人はみな、判ったことだと思うが。