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ハリルジャパン(144) 日本サッカー、世界的現段階 ④  文科系

2017年12月03日 | スポーツ
 さて、今まで15年と16年の世界クラブワールドカップにおける日本勢の戦いを観てきた。今回は先日のアジア予選、ACLの浦和の戦い、準決勝の上海上港戦、決勝のアルヒラル戦である。前者は10月19日、後者は11月27日の拙エントリーから抜粋する。

【 浦和の得点は前半11分、日本側から観て右コーナーキックをラファエルシルバがヘッドで入れたもの。が、ここまでにして既に、このゲームに懸けた浦和の魂がそこら中に現れていた。3分、阿部がエウケソンを吹っ飛ばせば、中国人選手のドリブルなどには浦和側はどんどん突っかけてボールを奪う。180㎝、85キロというサッカー選手には珍しい筋肉の塊・フッキには、槙野、遠藤、阿部、コオロギらがほとんど仕事をさせない。牧野のプレスを嫌ったフッキが下がってくると、時にコオロギまでが付いてくるのには、まー驚いたこと! こうして怖いのはただ、オスカルのみ。
(中略)
 
 さて、勝因はこんなところだろう。
①何よりも、相手を飲んだとさえ言える、「魂入った潰し」。「フッキとエウケソンに上手く渡らないようにしさえすれば、あとの中国選手などは軽いもの」と申し合わせてあったと思うほどのそれだ
②中国人選手は反則以外には何も出来ないという感じさえ観られた。結果として、ただオスカルだけが目立ち、不気味で、上手くボールを受けられないフッキは終始不機嫌、審判に怒りまくると、そんなゲームだったのである。
③シュート数は、8対10程、槙野のバー直撃ヘッドなど浦和の方が良いチャンスが多かった感じで、コーナーはほぼ互角。
(中略)
ゲーム後敵将ビラス・ボアスの言葉も、勝因を明確に語っていた。
「私が聞いた話だと浦和ディフェンスの何人かは日本代表の選手でもあるということで本当に強いディフェンスラインだと今日改めて思いました」
 】

【 ①前半の前半ぐらいまでは、両チームがDFラインを押し上げて、中盤のつぶし合いが熾烈だった。繋ぎに強いヒラル、潰しが強い浦和という様相だったのだから、浦和劣勢と見えて当然である。ただし、30分過ぎからは、ヒラルのペースが落ちてきた。ファールが目立ったから、これが分かる。後から振り返れば、後半にヒラル1人2ファールで退場という事態への伏線が、すでに前半の終わりの方で見られていたことになる。
(中略)

②さて後半の前半、ヒラルが攻めに出るのは必然。ヒラルのホームで1対1の前戦に対して、最低1得点はしなければ敗北だからだ。ヒラルの攻めに対して浦和が粘り強く守るも、20分過ぎには浦和のバイタルエリアが次第に空くようになる。そんな浦和は、ゴール前を固めるブロック守備もやむなくされて、苦しい時間帯が続いた33分。敵選手1人が2ファール目、退場。今までの経過から見て、ここで勝利はほぼ決まった。43分にラファエルのカウンターで、1対0勝利。

③シュート数もコーナーキック数もほぼ同じというのは、第1戦よりも浦和の健闘ぶりを示している。特に、守備・潰しが健闘しており、代表監督ハリルもご満悦という闘い方であった。この守備健闘の典型として、右サイドバックを努めた遠藤について、あるサイトの記事を転載する。こんなに強力な、遠藤を観ると、長澤や槙野と共に、攻撃的守備を新たな看板にしたとも言える浦和の若手代名詞と分かるのである。

『この決勝第2戦で遠藤が見せたプレーや残したデータが素晴らしいものだったことを特筆すべきだろう。大会公式サイトが公開しているデータで、遠藤が残したこのゲームでの“デュエル”の数値は凄まじい。地上戦で15勝3敗、空中戦で7戦全勝。つまり、トータルして25戦を22勝3敗ということなる。これを勝率にすれば88%だ。それだけ、ボール際の争いで強さを発揮し、縦へのフィードや逆サイドからのクロスに対して堅牢な守備を見せた。浦和の右サイドには、恐ろしく強固なカギが掛かっていたことが分かる。
 さらに、自分が受けたファウルは二つだが、犯したファウルはゼロ。激しく相手に体をぶつけながら、そのプレーは非常にフェアなものだったということだ。守備の選手として、これ以上の結果やプレーはないだろう。』

④結論として、こういうのが日本チームの闘い方なのだろう。この戦いの去年の頂点、12月の世界クラブカップ戦で鹿島が南米チャンピオンを負かし、欧州チャンピオン・レアルと90分2対2の激闘を演じたのと同じ闘い方だと観たものだ。ただ、潰しで隙を作らないという意味でこんな危うい死闘は、国代表なら無失点で済むだろうかとは思わされた。代表の攻守の連携は、クラブほどは鍛えられないからである。 】

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