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「韓国併合百年」を前に歴史問題の再点検が   ネット虫

2008年10月28日 21時20分39秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
★日韓も日朝の関係も最も重要な隣国なのに多くの問題が未解決で進展していません。そして、二年後は「韓国合併百年」になります、外交的にも真の解決を目指して歴史的検証と清算をすべきであり、そういう前向きで誠実な運動も始まっています。そのひとつ100年ネットを紹介します。 (ネット虫)

★100年ネットのお願い
 お隣りの韓国の国会では「慰安婦問題をめぐり、日本政府による公式謝罪と被害者への賠償、歴史教科書への反映などを求める決議案を満場一致で採択した」ということです。
 一方で、この25日、京都市の龍谷大で「2年後に韓国併合から100年になるのをひかえ、大学の教員や市民運動のメンバーらでつくる「『韓国併合』100年市民ネットワーク」(略称、100年ネット)の設立総会が」開かれました。「日本による朝鮮半島の植民地支配の検証を通じて、残された歴史問題の解決を目指す」ためです。そして、よろしければ100年ネットの仲間になってください。

100年ネットの理念、行動提起などは次でご覧ください。 
     http://ameblo.jp/100net/entry-10151825843.html

★朝日の記事から

2年後に韓国併合から100年になるのをひかえ、大学の教員や市民運動のメンバーらでつくる「『韓国併合』100年市民ネットワーク」(仮称)の設立総会が25日、京都市伏見区の龍谷大であった。日本による朝鮮半島の植民地支配の検証を通じて、残された歴史問題の解決を目指す。
 京都にある大学の教員らを中心に、5月ごろから準備を進めてきた。今後、10万人を目標にした署名集めのほか、政府や自治体、朝鮮人労働者を雇用した企業に植民地期の実態調査を呼びかけ、被害が明らかになった場合、補償を求める活動などをする。
 総会後には、北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さん(51)の兄、透さん(53)が講演。拉致問題の解決について「もう感情をぶつけるだけではだめで、どうしたら家族を取り戻せるか理性を持って考える時期だ。政府は『(日朝平壌宣言に盛り込まれた)過去の清算』をしてでも、対話の糸口をつかんでほしい」と訴えた。


コメント (6)
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バグダッドより 速報 ③ イラクの子どもを救う会ブログより

2008年10月28日 09時31分36秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
   「バグダッドより 速報 ③」   西谷文和

                    2008年10月17日 05:42 nishitani
バグダッドで宿泊したのは「アル・マンスールホテル」。このホテルは大通りからかなり離れた場所に位置していて、ホテルに入るまでに、数箇所のチェックポイントを通らねばならない。ホテルの受付でオマールと初対面。

彼とはメールでやり取りしていて、バグダッドでの取材&セキュリティーを委託していた人物である。彼は2004年から、バグダッドで両親を失った子どもたちを支援するプロジェクトを開始している。そして彼は米軍の通訳として働いた経験を持つ。米軍にも顔が利くし、イラク市民の信頼もある程度集めている人物なのである。

バグダッドで「オマル」という名前を名乗るのは非常に危険なのだ。なぜなら「オマル」という名前は100%スンニ派で、IDカード(身分証明書)に「オマル」と書いてあるだけで、シーアの民兵に虐殺される可能性があるのだ。普通の「オマル」さんは、IDカードを偽装し、「アリー」や「ムハンマド」に名前を変えて、バグダッドの街で生活している。

「なぜ、オマルという名前で通しているの?」「確かにオマルを名乗るのは危険だ。しかし俺には、スンニ派、シーア派、米軍のネットワークがあって、それぞれが俺の事業を信頼してくれている。だから危険だけれど、殺されないと思って、オリジナルな名前を名乗っている」とのこと。

ホテルの部屋で、そんな話をしているときだった、突然、ドーンという爆発音。「まさか!やったのか!」とあわてて窓から外を見る。私の部屋はチグリス川に面した5階だったので遠くの景色まで一望できる。
ベランダに出てチグリス川対岸を見ると、モクモクと煙が上がっている。米軍ヘリが2機、慌てて旋回している。「あそこはパレスティナ通りだ。テロリストが爆破したようだ」とオマル。私たちのベランダに向かって米軍ヘリが飛んでくる。(ように見えた)「カメラを隠せ!やつらはレーザーで監視している。ビデオカメラで撮影しているのがばれたら、容赦なく撃ってくるぞ」。
まるで映画の一場面のような光景だが、バグダッドでは日常茶飯事。

「怖くないのかって?そりゃ怖いよ。でもどうすればいいんだい?俺たち市民はなすすべなく、見守るだけさ」とオマル。
翌日のニュースで知ったのだが、この爆発で27人の市民が殺された。犯人はまだ捕まっていない。バグダッドは約600万人の人口を抱える。毎日のようにこの手の爆発が繰り返されている。600万人分の27。大阪で例えるなら、今日は梅田で、明日は心斎橋、明後日は…。といった状況だ。人々は粛々と、その日の暮らしを終えていく。

誰がバグダッドをこのような街にしてしまったのか?
間違いなく米軍である。サダムを倒して、治安を改善させるべき米軍が、あえて人々を殺害して、激怒させ、そして無政府状態にしてしまった。一般市民からすれば、「いい迷惑」なのだろう。少なくともサダムの時代は、アルカイダはいなかった。スンニであるかシーアであるかで、人々は争うわなかった。「治安を守るために占領した」米軍の姿は、街のどこにも見えない。米軍は基地の中に閉じこもっている。街にでてくるのは監視用の飛行船と、テロ直後の偵察ヘリだけだ。

バグダッドを「殺人の街」にしたのは、間違いなく米軍だ。だれがこの責任を取るのだろうか…。







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