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夢のような良いものを見た!  文科系

2008年08月21日 12時24分11秒 | Weblog
北京オリンピックで、凄いものが見られた。ちょっとでもスポーツ好きと自負する人ならば、多分50年に1度もない大事件だと分かるはずだ。僕は、二つの新聞写真を切り抜いてとっておきたい。

ジャマイカのウサイン・ボルトが記録した、100m、200m両世界新記録である。これが、どれくらい夢か劇画のなかかというように凄い偉業であるか。

両方優勝ならば、カール・ルイスやジェシー・オーエンスがいるが、世界新ではないはずだし、そもそもルイスは、「地獄の苦労だった」と事後に告白している。
また、200mの世界記録、ジョンソンの19秒32は、当分抜かれないだろうと識者に見られていた、これ自体夢のような大記録なのである。ジョンソン自身も、こう語っていた。
「ボルトがやがて近く、僕の記録を抜くだろう。が、この五輪ではまず無理と考えている」
なお、調べてみたらオーエンスは、こんな記録を持っている。1935年ミシガン州競技会で、3種目の世界新を出したと。ベルリンオリンピックでは100、200、走り幅跳びに優勝しているが、人種差別主義者ヒットラーは彼を祝福しなかった。

こういう世界記録を、この21歳のボルト青年は軽々と抜いて見せた。100mでは最後を流していたように見えたのに終わってみれば記録を塗り替えていたし、200mも他を圧倒する大差だった。細身の体が大きくてストライドが長いのに、50mまでのダッシュ力、ピッチ数が他とあまり変わらないから、50m過ぎの加速が人間業とは思えないものになっている。

なお、オリンピックの中で、100mとかマラソンとかなどの世界新記録は、特別な意味を持っていると、僕は思う。
また、マスコミ主導オリンピックであるせいか、競技種目を増やしすぎているし、「わが国」のことばかり語りすぎて普通の常識のある人ならばヘキエキとしてしまうような五輪になってきてしまったと思う。中国の国家主義を笑うものは、わが国の「国家主義マスコミ」も笑うべきだろう。過ぎたる国家主義はこっけいでさえある。スポーツ自身を見られないようにもするし。





コメント (5)
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