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厚生労働省の薬害肝炎に対する対応   楽石

2007年12月03日 11時13分16秒 | 国内政治・経済・社会問題
厚生労働省が薬害肝炎に罹った418人の資料を
放置したままだった事件。
厚生労働省の調査班は、告知しなかったことに
国の責任はないと、判断。
患者側の強い反発を招いています。

ここに国民が先か、国家が先か、という
このブログでの議論をあてはめてみましょう。

国民は国家あっての存在である、とすれば、
こうした事態も、患者の立場に立って反省すべきであるが、
責任はないという、という調査班の結論はどうなるのでしょうか?
やはり厚生労働省の態度はおかしいとするべきなのでしょうか?

一方、国民あって国家ありの立場なら、問題は簡単明瞭。
国は責任があることになります。

アメリカの占領下で公布された憲法は、
国民と国家との関係を、どう規定しているのでしょうか?
現行憲法は明らかに、患者側に立っていると思いますが・・・

だいたい、自分の責任を自分で問うような
システム自身がオカシイ。
そうしたシステムは憲法の精神を殺すものでしょう。





コメント (4)
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