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イラン戦争がほんとに起こるという恐怖  文科系  

2007年02月21日 00時06分13秒 | Weblog
18日付の千里眼さんの投稿に同日こういうコメント質問をさせていただいた。
「ブッシュって、背景など訳は分かりませんが、イラクをぐちゃぐちゃにしてイランを巻き込もうとする、今や『敵は本能寺』の確信犯になったのじゃないですか?本日の別投稿(『バクダッドの悪夢』)への僕のコメントでサイトアドレスを紹介した田中宇氏などは完全にそう語っていますけど、どうなんでしょうね?」

対して千里眼さんからはこういうお応えがあった。
「田中宇氏の見方は参考にはなりますが、同意はしかねます。『ネオコンの中にはわざと米国を衰退させようとしている勢力がいる』と彼は推測し、『イラク戦争の失敗、世界民主化計画による地域不安定化・反米化によって、アメリカの覇権の失墜をブッシュやネオコンが狙っている』という見解はあまりにも穿ち過ぎではないかと思います。たしかにそう考えればブッシュとネオコンの行動は整合性があることは認めますが」

さて、僕はいま、イラン戦争が本当に起こるのではないかと恐怖を覚えている。つまり田中宇氏の観測に千里眼さんも認めた「整合性」が、こんな状況が存在するとしたら「必然性」として裏付けられるのではないかということを、以下に示してみたい。全くの仮説だが状況としては確かに存在するはずのものである。
世界のデリバティブはおそらく3万兆円は下らないだろう。これらはその一角が破綻したら連鎖している全体が破綻していくという恐るべきものだと、全ての識者が予言してきた。そして、このデリバティブの破綻の恐怖は、95年のイギリス名門銀行ベアリングズ社の倒壊や01年の米エンロン社の破綻で我々は既に体験済だ。ベアリングズ社の倒産は日本の株式市場全体に1年以上も悪影響を及ぼしたと聞いた。としたら、「超優良超大企業」エンロン破綻で出たはずの連鎖損失は一体どうなったのか。そう考えるに及んで、アメリカ経済は今、エンロンのような「実質破綻、表面優良企業」の会社をかなり抱えているのではないかと思った。5千兆円を遙かに割るはずの世界の実質年間生産からしたら、デリバティブの破綻は恐ろしい金額なのである。デリバティブの保証金だけでも、5%だとして1500兆円になる。日本の国家予算が100兆円もないということを思い出して欲しい。そして、こういうデリバティブ絡みの欠損などをマスコミなどが何の報道もしないというのも、いかにも何か不気味である。

さて、こういうかってない異常な背景があるとしたらアメリカの対外行動、特に石油絡みのそれは、常識破りの事態も起こりうるのではないか。エンロン社は石油のデリバティブ絡みの会社だったはずだし。
折りしも昨20日、あのチェイニー副大統領が来日し、日本政府さえもがその意図を計りかねているというのは、こんな時実に気持ち悪いことだとも思う。

と、こんな脈絡で何か書物なり情報なりをお持ち合わせの方がいらっしゃったら、是非教えて欲しい。
コメント (3)
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