１２月１１日

中学生の頃だったでしょうか？学校で学んだように思います。「アパルトヘイト」という言葉を。一握りの白人が支配する国、南アフリカ連邦のことでした。何故に白人は黒人と同席もしないというような法律が、まかり通るのか不思議でした。

やがて、マンデラさんが獄中から解放され大統領に選出されました。その時の人々が歓喜する姿を、新聞記事で見た記憶も鮮明に残っています。

マンデラさんは、黒人解放と人種を越えた理想の国づくりに捧げた見事な一生ですねー。巨大なスタジアムでの追悼式は、世界人類葬のような感じがします。

世界から集まった政治家や著名人達は、氏の意思を継いで活動して欲しいものです。一時の追悼だけではなくて、多くの富をもつ人は、貧困に喘ぐ人達に再分配して欲しい。どうすればそれが可能となるのか、政治的な努力も継続して欲しい。

マンデラさんは、まだ道半ばだったでしょう。完成させるのは、生きている者達の仕事です。