なんか昨年末からの疲れが溜まっている感じです。そこで黙ってジャズのカッコ良さと魅力に浸れるアルバムを引張りだしました――
■死刑台のエレベーター / マイルス・デイビス (Fontana)
今日はタイトル、演奏者ともに日本語で迫っていますが、この「死刑台の~」という響きが好きなんで、そのまんま、です。
ご存知のように、このアルバムは同名映画のサントラを集めたものですが、実は私は、このアルバムを聴く前にテレビで放送されたこの映画を観て、なんてカッコ良い音楽だろうと思いました。
なんていうか、ハードボイルドどっぷりの、ディープなソウル??? とにかく素敵だと思いましたね。もちろんその時は、マイルス・デイビスの事は知らないに等しく……。
そして後年、このアルバムが廉価盤として発売された時に飛びついて買い、以来、愛聴していますが、本音を言うと、これがマイルスの最高傑作じゃないの? とまで思っています。
収録された曲はすべて短い曲の断片ですし、テーマらしきテーマが無い、アドリブ・パートばっかりの演奏ですが、これで結果オーライ♪ ちなみに録音は1957年、マイルスが単独で渡仏しての巡業のヒトコマです。
いちいち曲の解説を書き込むよりも、まずは聴いて下さいませ! カッコ良いムードに浸れます。これも、ジャズの醍醐味ですよ♪ 本日は言い放ちます。暴言ご容赦下さい。