■Cow Palace, San Francisco 31st, December 1975 / Santana (Shady Grove = CD)
★Disc 1
01 Incident At Neshabur
02 Black Magic Woman ~ Gypsy Queen
03 Oye Como Va
04 Tell Me Are You Tired
05 Time Waits For No One
06 Samba Pa Ti
★Disc 2
01 Give And Take
02 Savor
03 Toussaint L'Overture
04 Let Me
05 Soul Sacrifice
01 Incident At Neshabur
02 Black Magic Woman ~ Gypsy Queen
03 Oye Como Va
04 Tell Me Are You Tired
05 Time Waits For No One
06 Samba Pa Ti
★Disc 2
01 Give And Take
02 Savor
03 Toussaint L'Overture
04 Let Me
05 Soul Sacrifice
例年、大晦日は音楽行事が世界的に盛んになっていて、我が国でも「紅白歌合戦」や様々な場所で開催される越年ライブ等々、ロックもジャズも歌謡曲も垣根を越えたミュージシャンが我々を楽しませて幾年月、その中からは夥しい名演名唱が記憶に刻まれている事は言わずもがな、当然ながら、その音源がパッケージ化されている箏も、公式・非公式を問わず、世の中の需要と供給でありましょう。
本日掲載したCDも全くそのひとつであり、1975年大晦日のサンタナの熱演ライブがたんまりと楽しめる、ハーフオフィシャルな2枚組♪♪~♪
メンバーはカルロス・サンタナ(g,vo,per) 以下、トム・コスタ(key)、ダグ・ローチ(b)、レオン・ンデュグ・チャンクラー(ds,per)、アルマンド・ペザーラ(per,vo)、グレッグ・ウォーカー(vo,per) という当時のレギュラーバンドに加えて、マイケル・カラベラ(per)が助っ人に入っているようです。
そして演奏は既に述べたとおり、本当に大熱演の連続で、以前にご紹介した同年5月のライブよりも更にフュージョンっぽさが増しており、カルロス・サンタナが十八番のトレモロ弾きの上昇リックを炸裂させれば、トム・コスターはジャズ系のアドリブを存分に披露♪♪~♪
加えてラテンのリズム&ビートが全篇で溢れ出る、その原初的な興奮も最高潮なんですねぇ~~♪
あぁ~~、これぞっ!
過言ではなく、我々が求めているサンタナの素晴らしさでありましょう。
聴いていて、思わず我を忘れたのがサイケおやじの偽りのない気持ちです。
とにかく名演が多いサンタナではありますが、このライブステージも必聴だと思いますねぇ~~♪
ちなみにネタ元は当時のラジオ放送用音源のエアチェックなんで、ほとんど普通に聴けますし、部分的にチューニングの雑音やレベルの不安定さも少しばかりはありますが、左にギターとパーカーション、右にキーボード、中央にドラムスとベースがはっきりと分離したステレオミックスにはイライラもありません。
う~ん、聴くほどにダグ・ローチのベースの蠢き性感度の高さ やパーカッション&ドラムスの熱さにもシビレさせられますし、カルロス・サンタナのギターにも高揚させられてしまいますよっ!
ということで、この演奏の最後にはきっちり、ハッピィ~ニュ~~イャ~~~!
なぁ~んていう挨拶が入っているのも嬉しいブツであります。
最後になりましたが、本年も皆様には大変お世話になりました。
なんとか毎日、様々なご紹介をするべく気持ちを引き締めておりましたが、実際は休載と言い訳が多々あり、これは反省しつつ、来年の課題にしたく思います。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さいませ♪