OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

散財の夏

2014-07-31 11:57:03 | Weblog

あぁぁぁぁぁ~~!?

今度はプリアンプが逝ってしまいました……。

こうなったらシェスター(ギターの名品)買うのをやめるしかありません。

そして、ど~せなら、PC繋げる最新機種狙いとは思うものの……。

なんとなく音質が不安というか、デジタルがモロな気がしてねぇ~。

OLD WAVE の身には堪えますよ。

ということで、またまた本日の1枚は休載させていただきます。

明日は、どうなるのかなぁ~~。

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さぞや機械も暑かろう

2014-07-30 15:53:56 | Weblog

PCデータ移行中のため、本日の1枚は休載、ご理解願います。

猛暑の中、ご自愛下さいませ。

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暑いけどねぇ~~~♪

2014-07-29 14:53:19 | Pops

サマー・ブリーズ / マクリーン・ツイン (日本コロムビア)

You might  think but today is very hot!

  言うまいと、思えど今日の暑さかな。

なぁ~んていうインチキ英語で笑わせていた芸人が、その昔の日本には居りましたが、それもこれも西洋文明に対するコンプレックスを打ち消せなかった国民性の表れなんでしょう。

それは商業主義にも存分に活かされ、分かっちゃ~いるけど、ついつい気にしてしまうのが、例えば芸能界ならば、所謂パツキンのキレーなおね~ちゃん♪♪~♪

ですから、昭和の時代には意図的に「洋楽」を装いながら、実は「和製」という商品が少なくありませんでしたし、ヒットしてくれれば儲けもの、ハズレても後々の話のタネになるんじゃ~なかろうか?

とさえ、制作側の目論見を穿ちたくなるようなレコードが様々に出ていて、本日掲載のシングル盤も、そういうひとつだったような気がしています。

なにしろジャケ写に登場しているのが、如何にも正統的な美人顔の白人双子姉妹ですからねぇ~~♪

実は彼女達はイギリスのファッションモデルであり、スーザンとジェニファーの姉妹は本国でも相当に高い人気を集めていたそうで、ついには日本でもCMに登場したことから、昭和54(1979)年に我国主導で作られたのが、このレコードでありました。

そして特にA面収録の「サマー・ブリーズ」は曲タイトルからして、モロに夏向きのフュージョン系ポップスであり、流石に歌詞は Richy Gaz の綴った英語になっていますが、作曲は井上勝雄、さらにアレンジを井上鑑が担当した事により、なかなか当時の流行というか、お洒落志向の日本人を狙い撃ちする仕上がりは、今日でも気持E~~~♪ ですよ♪♪~♪

ちなみに、これがリアルタイムでは売れていたのか?

という疑問について、サイケおやじは素直に答える事が出来ません。

何故ならば、このブツは某業界の友人からプレゼントされたサンプル盤ですからねぇ……。悪口なんかは当然、禁句なわけですが、夏場に聞いての気持の良さは保証させていただきます。

ということで、実は昨日は新しいPCを買ったんですが、なんだかんだと忙しくて、データ移行や各種設定が未だに出来ず、しかも皮肉な事には、これまで不調に陥っていた長年愛用のマシンが急にスイスイサクサク動き出したんですから、PCの神様は意地悪ですねぇ~~~。

世の中、そんなもんだと達観する術も無い、そんなサイケおやじであります。

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夏に下世話な歌謡ロックを

2014-07-28 14:26:59 | 日本のロック

沖縄ベイ・ブルース / ダウン・タウン・ブギウギ・バンド (東芝)

いやはやなんとも、掲載したのは当時も今も決して似合っているとは言い難い衣装で、しかも波打ち際でキメのポーズも眩しいダウン・タウン・ブギウギ・バンド=DTBWBの傑作曲「沖縄ベイ・ブルース」をA面に据えた昭和51(1976)年発売のシングル盤ジャケットなんですが、これが暑苦しい日本の夏にはジャストミートの歌謡ロックなんですねぇ~~~♪

もちろん作詞作曲は阿木燿子&宇崎竜童ですから、まさに夫婦付随のロック魂というよりも、芸能界の保守本流を知り尽くして、さらに反抗を忘れない姿勢は流石の仕上がりだと思います。

しかしリアルタイムでは、特にロック好きの野郎どもが、これを大っぴらに好きだ♪ なぁ~んていうと、速攻で、ダッセ~~~ッと言われてしまうのがオチでありまして、特に洋楽ファンからの視線は冷たかったんですよ……。

ところが既に皆様ご推察のとおり、基本的に歌謡曲が好きなサイケおやじは、この「沖縄ベイ・ブルース」が発散してくれる下世話な熱気やスタックス系南部ソウルを強く滲ませるサウンドのフィーリングが大好きでしたから、周囲の扱いは言わずもがなでしょう。

だけども、結果的に歌はヒットしましたし、それが例え歌謡曲のフィールドであろうとも、DTBWBにしか演じられない魅力が今も継続しているのは確かです。

このあたりの感覚は、例えば映画であれば、既に昭和40年代から、どんなジャンルでも海外製作品を日本映画よりも高く評価するのが本当の映画ファン! という風潮が一般的であり、それが音楽の世界でも、歌謡曲やGS、あるいは歌謡フォーク等々よりは洋楽ポップスやロック、R&Bやジャズの方を本物とするのが、そのまんま優越性に独りで浸り込むような雰囲気と言えば、お叱りは覚悟しなければなりません。

それでもサイケおやじは、日本映画が大好きでしたし、何故に時には難解過ぎる作品も少なくなかった洋画が全て優れているのか? 不条理を覚えるほどでした。

まあ、そのあたりの天の邪鬼が、常に反主流のサイケおやじの立場の表れだとすれば、リアルタイムから気分はロンリーでエレキギターを弾きながら、「沖縄ベイ・ブルース」を唸ってしまう事もあった自らの過去を青春の迷い道と決めつけるのは易いのかもしれません。

ちなみに歌の中身は皆様に聴いていただくのが一番かと思いますが、まさに昭和のアクション系日本映画が十八番としていた、せつなくもやるせない場面が端々に吐露されていますので、その頃は封切作品ならば、ロマンポルノばっかり劇場鑑賞していたサイケおやじの思い入れも尚更に強いわけですが。

ということで、最後になりましたが、当時のDTBWBはメンバーチェンジはあったものの、宇崎竜童(vo,g)、和田静男(g)、千野秀一(key)、新井武士(b,vo)、鈴木洋行(ds) という顔ぶれで、まさに全盛期の勢い!

しかしヒットを連発しながら、その裏側では放送禁止扱いの楽曲が少なくなかったという現実も踏まえ、レコード会社との対立も相当にあったと言われています。

その意味で、広く大衆的な方向を求める制作側とバンドサイドのバランスというか、極言すれば宇崎竜童の妥協とは言えないプロの仕事が、すんなり商業主義に受け入れられたのは、なかなか深いんじゃ~ないでしょうか。

ロックと言えども、聞いてもらえなければ売れませんし、売れなければ聴いてもらえないのが現実です。

それを乗り越えて、きっちりロックしていた宇崎竜童とDTBWBこそ、蒸し暑さには効き目も大きいと思うのでした。

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昭和44年の夏はオ~ルOK♪♪~♪

2014-07-27 15:27:01 | 歌謡曲

真夏の太陽 c/w 星から来た娘 / 加奈まゆみ (日本コロムビア)

歌っている加奈まゆみについては何も知らないサイケおやじではありますが、掲載の私有盤は例によって「夏のイメージ」を求めて、そのジャケ写と曲タイトルに幻惑されての中古ゲット!

どうやら発売されたのは昭和44(1969)年らしく、だとすれば作詞:滝口暉子&作曲:和田香苗が書いたA面収録の「真夏の太陽」が、所謂GS歌謡でありながら、ミョウチキリンなラテンリズムも併せて入った、全く目的意識がはっきりしない作り???

失礼ながら、サイケおやじには、それしか感想がありません。

しかし狂騒的なパーカッションやスキャットパートにおける、破天荒寸前のグルーヴ感は侮れないんですよねぇ~~。

う~ん、これも「何でも、あり」だった昭和44(1969)年のパワーの証明かもしれません。

一方、B面収録の「星から来た娘」は作詞:西沢爽&作曲:和田香苗による、なかなかストレートなGS歌謡で、ちょっぴりメロディやアレンジにヒネリが足りないような気もしますが、これはこれで楽しい仕上がりなんで、サイケおやじはそれなりに納得しています。

ということで、このレコードが、どの程度売れたのかは知る由もありませんが、如何にも当時の季節商品としての価値は、加奈まゆみのキメるポーズやファッションに顕著ですから、この傾向のブツが中古屋のエサ箱に入っていれば、ついつい手が出てしまうのも、サイケおやじの性癖とご理解下さいませ。

ちなみにそれは昭和50年代中頃の事だったんですが、捨値の纏め売りの中の1枚だったとはいえ、おそらくはデッドストックであったのかもしれない良好な商品状態が様々な事情を物語っているのは、サイケおやじの穿った天の邪鬼でしょうか。

しかし、それはそれとして、昭和の音楽業界、殊更歌謡曲部門は毎月、相当な数のレコードが製作発売されていましたから、数打ちゃ~当たる、みたいなノリ以上に、ひとつでも素晴らしいものを提供していこうというヤル気があったんだと思います。

リアルタイムでは経済的な事情、つまり小遣いが乏しくて、当時は贅沢品に近い高値だったレコードが、それが過ぎ去った頃にもお金を注ぎ込む対象になっているのは、そのあたりにも要因があるはず!?

あぁ~~、猛暑の夏が、ますます熱くなりそうです。

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波まかせ! 夏の歌謡曲♪

2014-07-26 15:06:33 | 歌謡曲

恋は波まかせ / 千葉マリヤ (RCA)

夏は弾けるポップス歌謡!

とくれば、忘れちゃ~ならないのが、その流行が最盛期であった昭和47(1972)年に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「恋は波まかせ」でありましょう。

いゃ~、イントロの掴みから、もう曲タイトルがドンズバのイケイケな歌と演奏は作詞:山上路夫&作編曲:鈴木邦彦が狙いどおりの仕上がりなんでしょうねぇ~~♪

結論から言えば千葉マリヤのボーカルスタイルは黛ジュン平山三紀、あるいは田代麻紀あたりの折衷を強く想起させられるフィーリングがサイケおやじのツボにはジャストミート♪♪~♪

そんな使い古されたレトリックを用いる他は無いほど、大好きなんですよっ!

サビで思わず、「天使の誘惑」を歌いそうになる自分が怖いほど!?

ちなみに千葉マリヤは当時「マリヤ」であって、ちょっと後には「マリア」に改名(?)したようですが、芸能史的には、この「恋は波まかせ」のヒットよりも、松方弘樹の愛人だった事実が大きくて、なんだか歌手としての過小評価は悲しくなりますが、個人的には彼女のアルトボイスは、これまたサイケおやじの大好物であります。

あぁ、振り返れば当時は黛ジュンのフォロワーが大勢登場していた記憶もあり、そんな系列のレコードも、一時は熱中して集めていましたので、追々にご紹介しますね。

ということで、猛暑の最中には、調子良過ぎるぐらいのポップス歌謡が必要かと思います。

こういう歌が流れていた昭和40~50年代の海水浴場やプールが、リアルタイムの景気社会を煽っていたような気がしますからねぇ~~~♪

「波にまかせ」っていうフレーズも、今や昔の物語にしたくは無いのでした。

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夏には夏の好きな歌

2014-07-25 15:43:30 | 歌謡曲

潮風の季節 / 田代麻紀 (東芝)

プロのソングライターである以上、作った楽曲がオリジナルからカバーバージョンへと複数レコーディングされていく事は、ビジネス的にも喜ばしい話に違いありません。

しかしファンにとっては、殊更楽曲のイメージと歌手や演奏者の個性がダブったり、ズレたりする事は必ずしも素直に受け入れられるものでは無いでしょう。

例えば本日掲載のシングル盤A面収録の「潮風の季節」は作詞:橋本淳&作曲:筒美京平の代表的な隠れ人気曲として、昭和歌謡曲ファンには平山三紀のバージョンが決定的な印象を残していると思います。

ところが実際のオリジナルバージョンは掲載盤で歌っている田代麻紀のレコーディングなんですねぇ~~~。

それが世に出たのは昭和47(1972)年の8月に堂々のA面曲、一方の平山三紀のバージョンは同年10月発売のシングル盤「月曜日は泣かない」のB面に収録されていたんですが、どういうわけか平山三紀の「月曜日は泣かない」はそれほどヒットしていた感じではなく、サイケおやじは件の「潮風の季節」に親しんでいました。

もちろん告白すれば、リアルタイムでは田代麻紀の存在や彼女のオリジナルバージョンは全く知らず、ラジオ等々から流れてくる平山三紀のカパーバージョンをてっきりオリジナルヒットと思い込んでいたのです。

こうして年月が流れた昭和50年代末、例の「廃盤アワー」企画で取り上げられたのが、田代麻紀の「潮風の季節」であり、事の真相を知り得たのも、レコードをゲットしたのも、その時以降!?

で、気になる両バージョンの比較なんですが、アレンジは何れも筒美京平が担当しているので、基本ラインは同じながら、例のモータウン系がモロなイントロからして平山三紀のバージョンはマリンバ(?)を使用したソフトロック調であり、彼女のボーカルも殊更Aメロは何時ものエグ味が抑えられています。

しかし田代麻紀のバージョンはグッと本来の狙いであったと思われるノーザン系のソウルっぽさが全開で、彼女の歌いっぷりも熱いコブシ回しが節々で滲むという、ちょっぴり弘田三枝子からの影響も感じれるのですから、たまりません。

いよいよサビに入っては、演歌~歌謡曲保守本流で活躍していた朋ひろこ時代の片鱗を存分に披露する、これが情念のポップス歌謡か!?

例によって、それをサイケおやじの独断と偏見の思い込みと言われれば、返事のしようもありませんが、それまで聴いていた平山三紀のバージョンを軽く感じてしまった事にも必然性を認めるべきなんでしょうか……。

ただし、そう書いてしまっても、平山三紀には平山三紀の良さが確かにあって、やはり同じくサビに入っての歌い回しには十八番の捨て鉢なフィーリングが強く出ますからねぇ~~~♪

それはそれでサイケおやじは大好きなんです。

言い換えれば、お気に入りの楽曲である「潮風の季節」を共に好ましい個性で演じてくれは田代麻紀と平山三紀には感謝しているわけで、本日はそれを書きたいがために、田代麻紀のオリジナルバージョン盤を掲載したというわけです。

ということで、橋本淳や筒美京平のような天才ソングライターにすれば、「潮風の季節」も大騒ぎするほどの作品ではないかもしれませんが、広く音楽愛好者にとっては、なかなか気になる様々な事象を知る得るわけですから、たまらないわけです。

うむ、昭和歌謡曲が好きで良かったなぁ~~♪

しみじみと、そう思っているのでした。

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困ったもんだです

2014-07-24 15:43:23 | Weblog

旅行中、おまけにスマホはバッテリーが不調、PCは熱中症みたいです……。

う~ん、散財モードに入りそうだぁ~~~~~。

ということで、本日の1枚は休載、ご理解下さいませ。

失礼致しました。

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渚のキラーズは何処に…

2014-07-23 15:52:37 | 歌謡曲

渚のハーモニー / ニュー・キラーズ (キングレコード)

ジャケ写も曲タイトルも、如何にもの夏向き!

と思わせておいて、なかなか強烈な肩すかしをキメられたのが、本日掲載のシングル盤A面曲「渚のハーモニー」でありました。

演じているニュー・キラーズはご存じ、ピンキーとキラーズのキラーズ、つまりジョージ浜野(g,vo)、エンディ山口(g,vo)、ルイス高野(b,vo)、パンチョ加賀美(ds,vo) の4人がピンキー=今陽子と別れた後に結成した新グループで、フロントにはジャケ写に登場している小林美也子と江口佐枝子の女性ボーカリストを2人立てたのですが、奮戦及ばず、昭和49(1974)年頃には解散したと言われています。

もちろん、こう書いたのは、サイケおやじがニューキラーズを全く見た事がなかったからで、確か前述したピンキーとキラーズから今陽子が抜けての同グループ解散が昭和47(1972)年春頃だったはずと思えば、現実の厳しさを痛感させられる次第です。

で、このシングル盤は昭和48(1973)年に発売されたもので、問題(?)の「渚のハーモニー」は作詞:山上路夫&作曲:森田公一、そして編曲:馬飼野俊一のクレジットがあれば、爽やか系ソフトロック調の歌謡ポップスであろうというリスナーの期待とは裏腹に、なんとっ!

これがハードロッキンなソウル歌謡がど真ん中!?!

殊更ニューソウルなパーカッションや黒いオルガン、強めのギターを用いたアレンジは、どこが「渚の~」なんだぁ~~!?!

ってなもんですよ。

しかし、そこに拘らなければ、これはなかなかイケてる仕上がりで、結局はジャケ写と曲タイトルのイメージが目論見違いだったという事なんでしょう。

そして、こういうものが日常的に作られていた昭和歌謡曲の世界をあらためて再認識、そのイケイケのパワーこそが、現代に求められているような気がするほどです。

ということで、付け加えるならば、売れなかったニュー・キラーズ同様、今陽子になったピンキーにしても、目立った大ヒットが出せず、テレビ出演等では売れまくったピンキーとキラーズ時代の演目ばかりを歌い続けているのは、これまたなんともせつない現実……。

時折に再編され、懐メロ巡業やテレビ出演等々も行っているピンキーとキラーズに接する度に、サイケおやじは、その間に存在したニュー・キラーズにますますの興味を抱くわけで、実は掲載の私有盤も昭和50年代末頃に後追いの中古ゲットが真相なのです。

うむ、ニュー・キラーズのレコードは何枚出たのかなぁ~~?

という疑問云々も含めて、今陽子のソロレコーディングやニューキラーズの音源、さらにはピンキーとキラーズの公式未発表レアリティーズを纏めた決定的なアンソロジーが編まれないかなぁ~~~~。

そんなこんなの願いを思う夏であります。

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麻丘めぐみの邦楽夏ディスコ♪

2014-07-22 15:45:29 | 歌謡曲

夏八景 / 麻丘めぐみ (日本ビクター)

夏の歌といえば、これも忘れられないのが、麻丘めぐみが素敵な「ワキ見せ」ポーズでキメてくれるジャケ写も眩しい本日掲載のシングル盤A面曲「夏八景」でありましょう。

なにしろ曲タイトルからして夏真っ盛り!

しかも歌われているのが所謂「日本の夏」の風情を綴った阿久悠の作詞であり、加えて筒美京平の作編曲が発売された昭和51(1971)年の流行最先端だったディスコ歌謡がど真ん中!

あらためて述べさせていただければ、当時の筒美京平は自らの変名プロジェクト「Dr. ドラゴン&オリエンタル・エクスプレス」名義で本場のディスコ物に敢然と挑戦し、「セクシー・バス・ストップ」等々で見事な成果を披露していた頃で、それは同曲を浅野ゆう子がカバーした大ヒットでも証明済みでしたから、類似企画が以降から続出したというわけですが、しかし、この麻丘めぐみの「夏八景」は流石に一味違います。

まず、強烈なグルーヴに満ちた演奏パートのサウンドの作りが予想外に軽く、しかし反面、麻丘めぐみのボーカルが不思議と「ねちっこい」感じなんですねぇ~~~♪

そして当然ながらメロディに仕込まれた日本的な感覚、演歌モードとは異なるオリエンタルな昭和歌謡の旋律の微妙な歪みが強い印象を残している気が!?!

ですからストレートな洋楽系ディスコ歌謡を期待すると肩すかしだと思いますし、特に後追いで楽しまれんとする皆様にとっては尚更でしょう。

ところがリアルタイムでは、これが如何にも新しいフィーリングで、極言すれば進み過ぎていた感じもあったんじゃ~ないでしょうか?

ご存じのとおり、その頃の彼女は安定期というか、失礼ながら女の子アイドルとしては限界点に近くなっていたのが衆目の一致するところだったとすれば、それまでのハートウォームな声質を活かした優しい節回しが、ここではイマイチ裏目だったのか、あるいは斬新な傑作であったのかは、十人十色の好き嫌いかもしれません。

ちなみにヒット状況は「それなり」とだけ書いておきますが、サイケおやじは、なかなか好きですよ、これが♪♪~♪

いゃ~、聴くほどに図太く暴れるベースやニューソウルがど真ん中のストリングスアレンジ、そしてクラヴィネットやリズム&サイドギターの存在感が好ましいのは、堅実なサポートに徹するドラムスの「味」のプレイがあればこそ、麻丘めぐみのボーカルが、たまらなく愛おしいですねぇ~~♪

あらためて筒美京平の凄さ、恐ろしさ(?)を実感させられる名曲名演、そして名唱だと思います。

ということで、ここで彼女も歌っているように、「夏はいろいろです ほんとに」ですから、今年もサイケおやじには様々な予感が、良くも悪くも浮かんでは消えます。

暑さは、いよいよこれからが本番!

どうか皆様、ご自愛の夏をお過ごし下さいませ。

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