OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

最近は、これを愛聴してます♪

2017-05-31 17:04:04 | 歌謡曲
TSU-TSU MIX 歌姫 (ソニー・ミュージックダイレクト = CD)

 01 魅せられて ~エーゲ海のテーマ~ / ジュディ・オング
 02 真夏の出来事 / 平山三紀 (CBS version)
 03 夏の初めのイメージ / 笠井紀美子
 04 処女航海 / 優雅
 05 もう海へなんか行かない / MIE
 06 さよならなんて云わないで / 水沢アキ
 07 OY / 石井明美
 08 にがい涙 / スリー・ディグリーズ
 09 メイク23秒 / 桃井かおり
 10 セクシー・バス・ストップ / 浅野ゆう子
 11 九月の雨 / 太田裕美
 12 Step By Step / 石井明美
 13 マスカレード / 庄野真代
 14 東京ららばい / 中原理恵
 15 ジャングル・コング / 庄野真代
 16 惑いの午後 / ジュディ・オング
 17 麗華の夢 / ジュディ・オング
 18 飛んでイスタンブール / 庄野真代
 19 美しきチャレンジャー / 新藤恵美
 20 ムーンライト・タクシー / 浅野ゆう子
 21 さよならこんにちわ / 天地真理
 22 ディスコ・レディー / 中原理恵
 23 AMAZONIA / 中原理恵
 24 17才 / 南 沙織
 25 銀河急行に乗って / 太田裕美
 26 響きはtutu / 石井明美
 27 淋しい兎を追いかけないで / 梓みちよ
 28 木綿のハンカチーフ (LP version) / 太田裕美
 29 傷つく世代 / 南 沙織
 30 夏の感情 / 南 沙織
 31 どうして?! / 佐東由梨
 32 お別れしましょう / 朝丘雪路
 33 よろしかったら / 梓みちよ
 34 マンダリン パレス / 平山みき
 35 恋のダウン・タウン / 平山三紀 (CBS version)
 36 熱い出来事 / 水沢アキ
 37 夜が明けて / 坂本スミ子
 38 私は忘れない / 優雅

今年は筒美京平の作曲家活動50周年らしく、様々な企画が現在進行形なのは嬉しいところで、本日掲載のCDも、そのひとつ♪♪~♪

収録されているのは上記のとおり、もちろん御大の代表曲・裏名曲がぎっしりであり、しかも所謂ノンストップ・ミックスというのが如何にもの仕様になっています。

それは当然ながら、テンポとキーをプロならではの詐術で合わせ、しかもミックスもそれなりに変えているので、あくまでもオリジナルバージョンに拘りが強ければ、違和感もありますし、逆に面白さも痛快なほどに感じられるものでしょう。

サイケおやじとしては、一応は後者の立場で、特に車の中で愛聴している次第ですが、企画の特異性として、各トラックがフルコーラスではありませんし、音源そのものも、ほとんどソニーとRCAだけしか使えないという事情があるもんですから、賛否両論は否めないのも偽りの無い真実です。

しかし、個人的には「にがい涙 / スリー・ディグリーズ」から続く流れが本当に心地良く感じられ、欲を言えば限りがない、こ~ゆ~企画物としては満足しております。

ちなみに同様のCDとして、一緒に製作発売された「南沙織」盤は、楽曲の繋ぎや流れに相当無理が感じられる残念賞なので、サイケおやじとしては、こちらを推奨したく思います。

いゃ~、京平ソウル&ディスコって、何時聴いても、素敵ですねぇ~~~♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伝承温故知新

2017-05-30 16:25:27 | 歌謡曲
かもめが翔んだ日 / 渡辺真知子 (CBSソニー)

昨夜は昭和50年代によく顔を出していた店に久々に連れて行かれたんですが、あれから長い年月が過ぎていながら、おそらくは改装もされたであろう店内やインテリア、また当然ながら顔ぶれもちがうはずのホステスさんも含めて、その雰囲気が昔のまんま?

なぁ~んていう既視感というか、タイムトリップな感覚に誘われてしまいました。

もちろん、サイケおやじが嬉しくないはずもなく、その前に些か無理難題を押し付けられ、煮え切らない態度を示す他はなかった気分にも、光明が見えたような心持になってしまったですよ♪♪~♪

特にチイママが、昔とほとんど変わらない佇まいと歌の上手さを維持していたのには吃驚で、十八番の持ちネタを次々と披露してくれたのは、本当に嬉しいプレゼントでありました。

中でも、本日掲載のシングル盤A面曲、渡辺真知子が確か2ndシングルとして昭和53(1978)年に大ヒットさせた「かもめが翔んだ日」は、本当にチイママの十八番でしたからねぇ~~、思いっきり勿体ぶった歌い出しから、アップテンポで走っていく曲展開に流されずに節回すのは相当に難しいはずが、ほとんどプロ並みに聞かせてくれたのですから、なんか印象としては、昔よりも歌が上手くなった?

そんな気持ちにさせられたところ、実はもっともっと驚いた、強烈なオチがありまして、なんとっ!

彼女はサイケおやじが知っているチイママではなく、その娘さんだとかっ!!

ひぇ~~~、これには本当にクリビツテンギョウというか、ほとんどB級ミステリのどんでん返しような、妙に心地良い肩すかしでありましたっ!

う~ん、どうりで昔のまんまの若さだったのも納得ですが、歌の上手さに関しても母親譲りであり、以前に国営放送の「のど自慢」に出場して見事、合格の鐘を鳴らしたという実力も本物だと思いましたですねぇ~~~♪

ちなみに渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」は作詞が伊藤アキラですが、メロディは渡辺真知子自らが書いたものですから、本人の自作自演はやり易いはずが、船山基紀のアレンジが既に述べたとおり、後半の盛り上がりに沿うように、どんどん走り気味のバック演奏になっている感じなので、実は相当に難しい楽曲だと思います。

もちろん、トーシロ向けのカラオケでは、そのあたりは歌い易いように改変してあるみたいなので、もしもオリジナルのカラオケで歌う機会が得られた皆様ならば、ひとつ挑戦してみるのも楽しいんじゃ~ないでしょうか。

ということで、今朝は昨夜の余韻を大切にするべく、掲載の私有盤に針を落として景気をつけました。

時が流れても、良いものは受け継がれ、折々に温故知新を体現させてくれるものと信じるばかりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドンドン小唄に背中を押され

2017-05-29 15:45:17 | 歌謡曲
それもそうだわネ c/w キミが好き好き / 坂本スミ子 (フィリップス)

朝一番に、とてもとても偉い人からの呼び出しが入り、今夜会食の予定なんですが、あらためて先方に探りを入れてみたら、なんとも優しい雰囲気だったので、こりゃ~、またまた決して断れない、とんでもない事を命じられる予感に怯えきっているサイケおやじです。

でも、ここに至れば、それなりの覚悟はしなければならないので、せめて気分は前向きにということで、本日は相当に昔、PCに取り込んだ通称「お気楽ファイル」から選び出した掲載盤A面曲「それもそうだよわネ~ドンドン小唄」で気持ちを楽にしております。

なにしろ初っ端から阿波踊りのリズムとリフが飛び出しての楽しい雰囲気はナチュラルに耳に馴染んだ日本のメロディでありますし、

 夢を~~ みたいのぉ~
 みたいの夢ぇ~を~~
 いつかはさぁめるものなのにぁ~~

なぁ~んてお気楽に歌われる展開の合の手には、サブタイトルどおりに「ドンドン」という太鼓の鳴りが入って心地良く、これが作詞:古川益雄&作曲:加藤ヒロシの狙いの中心地であれば、フルバンオーケストラまで入れた民謡系ジャズロックの軽いノリを添付した大塚善章のアレンジも、坂本スミ子のカワユイ節回しにはジャストミートですよ♪♪~♪

ちなみにジャケット表面にも記載があるとおり、この「ドンドン小唄」は杉浦幸雄、岡部冬彦、小島功、サトウ・サンペイ、加藤芳郎という人気漫画家5人による昭和42(1967)年の総合企画らしいんですが、どんな経緯があって、このシングル曲が出来上がったのかは、サイケおやじに知るところもありません。

それでも、この如何にも昭和元禄的なコミックソングは今の世の中にも堂々と通用する気がしますねぇ~~♪

その意味でB面に収録された作詞:万里村ゆき子&作編曲:五十嵐謙二が提供の「キミが好き好き」は、エキゾチックなビート歌謡に仕上がっている分だけ、幾分の古臭さが良い感じ♪♪~♪

特にサビでの明るいラテンフィーリングは、坂本スミ子が本来の持ち味を発揮するグルーヴが素晴らしく、後追いの昭和歌謡曲マニアには、きっとウケるにちがいありません。

ということで、コミックソングの存在意義が重苦しい気分の和らぎにあるとしたら、本日のサイケおやじは、まさに「ドンドン小唄」の心境であります。

 いつかはさめるものなにぃ~~ それっ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レフト・アローンな気分の高揚

2017-05-28 17:55:26 | Jazz
レフト・アローン / 笠井紀美子 (日本ビクター)

昨日もまた、とても悔しい気分に苛まれました。

それは片山由美子様のトークショウも行われた、石井輝男監督追善供養の映画鑑賞会に参加出来なかった事で、もちろんサイケおやじは、そこに参集するために努力はしたのですが、既に2ヶ月ほど前から決定していた約束はど~にもならず、京都までの道行~日帰りという仕事の結果も、それほど芳しいとは言えないのですから……。

当然、そんな立場はサイケおやじだけではない事も重々承知はしております。

しかし、今回に限った事ではなく、こんなに仕事に束縛され、自分の時間が思うようにならないなんてこたぁ~、霞を食って生きてるわけじゃ~ないサイケおやじにしても、絶対に本末転倒だと思うばかりで、本気で独り取り残されたような気分はロンリーですよ、今日もねぇ……。

そこで本日のネタはジャズ者にはお馴染み、孤独に悩んで聴くのが本質と思われていた我が国ジャズ喫茶文化をある意味で象徴していた人気曲「レフト・アローン / Left Alone」の笠井紀美子バージョンです。

それは黒人ピアニストのマル・ウォルドロンが伴奏を務めていた人気歌手のビリー・ホリディに提供した哀切のメロディであり、そこにビリー・ホリディ自らが作詞してライブステージでは1958年頃から演じられていたと云われていますが、そのリアルなオリジナルバージョンの公式録音は残念ながら残されていません。

しかし、この「レフト・アローン / Left Alone」が本当にジャズの名曲として世界中で認識されたのはビリー・ホリディの死を悼んで、1960年にマル・ウォルドロンがジャッキー・マクリーンのアルトサックスを入れたインストのカルテットバージョンを録音してからで、同名タイトルのLPがロングセラーになるほどの人気名演となってみれば、これまでに様々なカバーバージョンが残されているのもムベなるかな、ご紹介の笠井紀美子のバージョンも、そのひとつです。

しかも、これがなかなか意義深い(?)のは、バックの演奏にマル・ウォルドロンが参加している事で、他にメンバーは鈴木 良雄(b)、そして村上 寛(ds) から成るトリオ編成ですから、笠井紀美子のボーカルにも緊張と緩和のバランスが絶妙です。

というか、作者本人が伴奏するという怖い場面にも臆する雰囲気が感じられないところが、流石じゃ~ないでしょうか。

制作されたのは1971年の彼女のLP「ワン・フォー・レディ」からのシングルカットであり、そのアルバムからしてタイトルどおり、ビリー・ホリディの愛唱曲をメインに入れた所謂トリビュート盤なので、機会があれば皆様もお楽しみ下さいませ。

ちなみにサイケおやじは件のLPはジャズ喫茶で何度も聴いた事があったのですが、このシングル盤に邂逅したのは1970年代も終わりの頃だったものですから、もしかしたら、これって日本語バージョン?

なぁ~んていう希望的妄想が瞬時に湧き上がってきたものの、実態は英語詞での歌唱でしたから、今となっては歌謡曲やフュージョン系のアルバムばかりが人気の笠井紀美子が、真っ向からジャズを歌っていた時期の姿を堪能出来ると思います。
 
尤も、そんな偉そうな事をホザいてしまったサイケおやじにしても、実は笠井紀美子のリアルなジャズボーカル盤は、これしか持っていなんですけど……。

ということで、本音では今の仕事をど~やって辞めるか、なぁ~んて事を考える時が多いサイケおやじなので、なんとも情けない状況の中では、好きな物事に拘りたい気持ちも殊更強くなっております。

そして、そんなこんなを拙ブログに綴ってまいりますので、愚痴も増えてしまいそうですが、これからもよろしくお願い申しあげます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日のために今日を生きては…

2017-05-27 19:33:21 | Weblog

やっぱり今日も、ど~にもならない1日でした……。

現在、移動中のため、レコード紹介は休載させていただきます。

ああ……、体調もイマイチだしなあ……。

明日の風は、どっちから?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボサノバ高度成長期

2017-05-26 19:15:47 | 歌謡曲
アキラでボサ・ノバ  / 小林旭 (日本コロムビア)

昨日掲載した金井克子の「恋はボサノバ」に先立つ前年、つまり昭和37(1962)年に流行っていた歌謡ボサノバが、本日ご紹介する小林旭の「アキラでボサ・ノバ」です。

もちろん、今となってはボサノバという音楽のイメージがクールでアンニュイなブラジルのモダンジャズという認識であれば、金井克子の「恋はボサノバ」と同様にラテンポップスな歌謡曲に仕上がっている小林旭の「アキラでボサ・ノバ」の突き抜けた明るさは、どこがボサノバ!?

なぁ~んていう疑問や誹りは避けられないとは思いますが、当時は我が国だけじゃ~なく、アメリカでも欧州各地でも、ボサノバは所謂ラテンロック系の新種のポップスという解釈が一般的だったようで、だからこそ涼やかな音楽というよりは、ちょっぴり滲む哀愁も好ましいラテンリズムの陽気なノリが求められていたのでしょうか?

しかし、それはそれとして、作詞:水島哲&作編曲:狛林正一が提供した「アキラでボサノバ」の痛快さは、まさに小林旭ならではの素っ頓狂なグルーヴに満ちているのですから、たまりません♪♪~♪

バックの演奏を担当した河辺公一は、その頃の日本では実力派のトロンボーン奏者であり、それゆえに自らのバンドを率いてのラテンジャズっぽいノリも余裕の安定感で良い感じ♪♪~♪

ちなみにジャケットにも掲載があるとおり、この「アキラでボサ・ノバ」は主演映画「唄う暴れん坊」の主題歌だそうですが、残念ながらサイケおやじは本篇を観たことがなく、それでもジャケ写でポーズをキメる小林旭の意気揚々の雰囲気からして、まさに高度成長期の勢いが表出したヒット作であろうと思うばかり!

逆に言わせてもらえば、それほど「アキラでボサ・ノバ」は前向きな歌謡ポップスというわけです。

ということで、今じゃ~、ここまで破天荒(?)な歌が作られる事も無くなり、それもこれも世の中の閉塞感が作用しているのかもしれませんが、ならば御大・小林旭にもう一度、「アキラでボサノバ」の21世紀バージョンを出していただきたいと、サイケおやじは切望しております。

うむ、今年の夏は、こ~したラテンポップス歌謡でキメてみようかなぁ~~~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボサノバで舞い踊れっ!

2017-05-25 18:16:32 | 歌謡曲
恋はボサノバ / 金井克子 (日本コロムビア)

前々日にご紹介したイーディ・ゴーメの「恋はボサノバ / Blame It On The Bossa-Nova」の日本語カバー作として、おそらくは一番に馴染深いのが、掲載したシングル盤A面に収録された金井克子のバージョンかと思います。

実際、これは本家イーディ・ゴーメのオリジナルヒットと同時期の昭和38(1963)年初夏に我が国で制作発売され、ラジオからは頻繁にオンエアされていた記憶がありますし、テレビでも金井克子本人が歌って舞い踊るシーンをサイケおやじは忘れていません♪♪~♪

ちなみにオリジナルを書いたのはバリー・マン&シンシア・ワイルのヒットメーカー夫婦なんですが、これを日本語に訳詞したのはご存じ、漣健二ですから、その語感の良さは絶品であり、必然的に金井克子の歌いっぷりも楽しさ優先モードの躍動感がたまりません。

あくまでもサイケおやじの個人的な感想ではありますが、同じ頃に出ていた梓みちよの競作バージョンよりも好きなほどで、それも告白すれば、金井克子の舞い踊りが目に焼き付いているからです。

う~ん、こうなると毎度恒例の熱望として、金井克子の映像集が復刻集成されないかなぁ~~~。

ということで、こ~ゆ~洋楽歌謡はストレートなアレンジと語感優先の訳詞・意訳詞のバランスが大切なのは言わずもがな、それを歌って聞かせるボーカリストの相性も同等に求められるように思います。

今にして思えば、金井克子は後に「他人の関係」とか、堂々の大ヒット歌謡曲を幾つも出しているわけですが、何故か和製のカバーポップスには決定的な印象作が認識されていない現状からして、この「恋はボサノバ / Blame It On The Bossa-Nova」こそは、それかもしれません。

あぁ~、もう一度、金井克子の舞い踊りが見たい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PCの気持はわからない

2017-05-24 19:32:28 | Weblog

PC不調のため、本日の1枚は休載、ご理解くださいませ。

全然、ネットに繋がらないという不可思議……。

リモートアプリがおかしいのかなぁ~~?

これから帰宅しての対応が難儀しそうですが、前向きにやらせていただきます(__)

失礼致しました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本気で聴きたいイーディ・ゴーメ

2017-05-23 20:34:37 | Pops
恋はボサノバ c/w デサフィナード /  Eydie Gorme (Columbia / 日本コロムビア)

掲載したのはアメリカのポピュラー歌手として我が国でも人気が高かったイーディ・ゴーメの代表曲「恋はボサノバ / Blame It on the Bossa Nova」をA面に入れた日本プレスのシングル盤なんですが、実はこれ、先日急逝した叔父の遺品のひとつとして残されていたものでして、それがど~ゆ~経緯からか、かなり厳重に封をされた厚手の紙袋の中から発見されたとあっては、サイケおやじも胸騒ぎを覚えるわけでして、そのまんま遺族の了解を得て、形見分けという事で自宅に持ち帰ったという顛末も、不思議な宿業なのでしょうか。

しかし、まあ、それはそれとして、このイーディ・ゴーメが歌う「恋はボサノバ / Blame It on the Bossa Nova」は、1963年にアメリカで大ヒットしたボサノバというよりはラテンロック、あるいはアメリアッチ調の楽しい歌ですから、当時の日本でもラジオからは流れる事も多く、また金井克子や他の大勢の歌手にカバーされた舶来ポップス歌謡として、これからの季節にはジャストミートの定番洋楽♪♪~♪

ただし、それゆえにジャズ者からは本気にされないという位置づけが彼女にはあるようで、殊更我が国ではウケがイマイチというのは、これ如何に!?

ちなみにイーディ・ゴーメはユダヤ系ではありますが、イタリアやトルコあたりの民族の血筋も濃いそうですから、妙にエキゾチックなムードを滲ませた節回しも納得されるところかもしれません。

個人的には、あんまりジャズっぽくないところが好きなボーカリストのひとりです。

そして、その意味で聴かず嫌いになっているジャズ愛好者の皆々様にお楽しみいただきたいのが、B面に収録された「デサフィナード / Ddsafinado」で、これこそ説明不要という真正ボサノバの聖典曲をソフトロック風味で歌ったという裏傑作♪♪~♪

いゃ~、この柔らかな声質と穏やかな節回しのバランスの良さは絶品ですねぇ~~♪

そこはかとないアンニュイなセクシーボイスが、実にたまりません♪♪~♪

ということで、楽曲そのものは既に私有LPで馴染んでいたとはいえ、シングル盤であらためて聴くと、やっぱり素敵な歌手だなぁ~~、というのがサイケおやじのイーディ・ゴーメへの思いです。

ご存じのとおり、彼女は夫君のスティーブ・ローレンスとのデュエット作品が有名過ぎるわけですが、ソロシンガーとしての魅力だって、本当に素晴らしいと再認識させられた今、ちょいと本気で彼女のレコードを集めたい欲望が沸々と!?!

うむ、これも故人の遺志として、素直に従う道なのかもしれません。

合掌。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朗報急告

2017-05-22 11:17:49 | Weblog
ちょいと不在にしている間にも世の中には素敵な情報が溢れておりましたので、ここに取り急ぎ、纏めておきたいと思います。

まずは本日、5月22日!

☆BS朝日:19:00 ~ 「毒蝮三太夫の昭和で元気になろうじゃないか」
 この「昭和42年コーナー」にひし美ゆり子様がご出演♪♪~♪
 もちろん、お題は「ウルトラセブン」と「アンヌ隊員」はお約束でしょう。
  ↓
 http://www.bs-asahi.co.jp/showa_genki/

 速攻で録画予約しましょうねっ!

さらに続けてのゆり子ネタ♪♪~♪

☆BSフジ:5月24&26日:22:00~「クイズ脳ベルSHOW」
 なんとっ! 2回も登場されるようですっ!
  ↓
 http://www.bsfuji.tv/noubellshow/

とにかく時代を越えて美しい、ひし美ゆり子様に接するチャンスは見逃し厳禁ですよねぇ~~♪
 
そして、これまた嬉しいのが、片山由美子様のイベント諸々の大特報!

☆石井輝男監督十三回忌追善特集:5月27日
 既に20日からスタートしている同イベントの上記日程トークショウに片山由美子様が登場される予定です♪♪~♪
  ↓
 http://www.cinemavera.com/schedule.php

 もちろん、傑作「徳川いれずみ師」についても語っていただけるものと思いますが、サイケおやじとしては、あの「墓場で例のカギが折れた」場面の演技が大好きなので、興味津々とはいえ、仕事のスケジュールが厳しくて……。

 そんなこんなについては、昨日ご出演されたレギュラーのラジオ番組「子供の世界」でも直々にお知らせがあり、会場では気軽に声をかけて欲しいとの、嬉しいメッセージも♪♪~♪

 さあ、皆様、とにかく集いましょう!

それとっ――

☆千葉真一と片山由美子の夢の共演CM

これも昨日のラジオ番組からの情報ですが、某飲食店のCMに夫婦役で出演されるそうですよっ!

詳細は未だ明かされておりませんが、撮影の合間には御大・千葉真一が映画への熱い思いを滔々と語られ、若いスタッフや出演者が感銘という逸話もあり、いゃ~、流石に枯れない(涸れない)偉人だなぁ~~~と思いましたですねぇ~。

本当に楽しみです。

ということで、既に時間も迫っておりますが、二度目は無いのがチャンスの本質でしょうから、サイケおやじは万難を排すべく、努力精進する所存であります。

あぁ……、自分の時間が欲しいなぁ~~~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする