OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

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ファンキーの源流

2005-09-30 16:45:54 | Weblog

今日もこれから、長時間ドライブなんで、車中は大ファンキー大会でいきます。

ということで、まずはこれっ――

Love Power Peace / James Brown (Polydor)


1971年にパリでやったライブ盤です。もちろん内容はファンキー節が大炸裂!

絶え間ないリズムギター、スパッと切れるカウンターのホーン・リフ、泣いて叫んで魂を搾り出すジェームス・ブラウンは、もう最高です♪

それにしてもこういう裏ビートの元祖は誰でしょうね?

ジャズの影響が大きいことを考えると、否応なしにひとつのバンドに辿り着きます。

それがカウント・ベイシー楽団で、1930年代にカンサスからNYに出て、世界的な人気を得たわけですが、その秘密は黒人モロだし感覚でした。 当時のジャズの主流は黒人がやっていたことを白っぽく解釈したものか、黒人が白人にもわかるようにやっていたものでしたから、黒人生感覚はものすごくレア・グルーヴだったんでしょうねぇ。

それが絶え間ないリズム・ギター、スパッと切れるカウンターのホーン・リフ、咆哮して、さらに泣くホーンのアドリブ、もちろん裏から入るオフ・ビートのリズム♪

4ビートを16ビートにすれば、ジェームス・ブラウンになりそうですが?

おそらく、これは個人的推測になるんですが、R&Rの源流もカウント・ベイシー楽団かもしれませんね。

ということで、彼等のアルバムについては次の機会ということで、まずはジェームス・ブラウンでファンキーいきます。

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最初っから分かるだろうか?

2005-09-29 11:30:45 | Weblog

最初っから全てが分かっているわけではない、それでも、分かったフリをしなければならない時があります。

私の場合、どうもそのあたりが苦手で、だから何時も軽く見られてしまうんですが……。実際、軽いんだから、どうしようもありませんね、ははは……。

ということで、今日のBGMは――

Music From Big Pink / The Band (Capitol)

名盤! 出た瞬間から名盤だと言われていました。

クラプトンがとても気に入っているとか、ディランのバック・バンドだったとか、とにかくこのアルバムが出たのは1968年、つまり昭和43年頃でしたが、ラジオで音楽系のDJとしてはマニアックな業界話が面白かった福田一郎あたりが凄い、凄いと言うのです。でも当時の私には、放送された彼等の歌と演奏を聴いても、全然、ピンっときませんでした。変な曲ばっかりだと???

おまけに彼等の写真を見ると、全員が全くロックしていないというか、どこのおやじだ? っていう前世紀の田舎者スタイルでした。

分からなかったのですよ、彼等のやっていることが。

彼等のやっていることは、ジャズもブルースもゴスペルも民間伝承歌も、そしてユダヤ人モードでつくられたアメリカン・ポップスも、さらにカントリーやR&B、ロックンロールも全て聴いた後でないと、分からないように出来ていたんです。

ですから後年、そういうアメリカ音楽を一通り聴いた後に、このアルバムを聴いて、仰天させられました。一番驚愕したのは、アメリカ音楽からユダヤ人モードを極力、排除しようとしていたことです。

当時の私が洋楽として聴いていたのはユダヤ人モードで作られた曲、つまり普通のポップス系ロックでしたから、ザ・バンドの歌う曲が変に聴こえたのは当たり前だったんです。

もちろん当時の流行だったギターの弾きまくりも無いし、さらに歌詞が親子断絶だとか、神様に見捨てられたとか、人間不信だとか、そんな人生の機微を歌っているんですから、当時中学生の私には理解の範疇を超えていたんですね。

ということで、これは中高年向けに作られたロック・アルバムだったんじゃ……?

すると元祖AORは、これってことになるんですね、ははは……。

あと、グループ内にはリチャード・マニエル、リック・ダンコ、リヴォン・ヘルムという優れたボーカリストが3人いますが、彼等はそれぞれ、自分なりにレイ・チャールズを目指していたことに、最近、気がつきました。

演奏力の凄さは言わずもがな、これを理解するためには、まずアメリカ音楽全般を聴いてみましょう。経験の浅い中学生がこれを聴いて、凄いってわかったら、その人の感性は天才だと、私は思います。

ちなみに今の私は、これ無しには生きられないという名盤症候群です。

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商品券で商品券

2005-09-28 17:41:07 | Weblog

ちょっとしたお礼に某大手スーパーの商品券を使うことにしたんですが、数をひとつ間違えて、足りなくなりました。

そうだ、確か家に使っていないのがあったなぁ、と思って探してみると、有るには在ったんですが、包装されていないものでした。

やっぱり買いに行くしかないか、と思った次の瞬間、

 商品券で商品券は買えるのか?

という疑問が湧きあがりました。

 買えるよねぇ~、買えるはずですよ。

でもそれだったら、今有る商品券を持っていって、
 
 これ、包装してくださいって

頼んでもOKなはずじゃないでしょうか?

ということで、実は答えはまだ、出ていません。皆様、どお、思いますかね?

ということで、本日のBGMは――

Brind Faith (Polydor)

「盲目の信頼」か……、このアルバムほど発売時にボロクソに言われた作品って無いと思いますよ。

でもクラプトンのギターは切れているし、スティビィーのボーカルも泣いているんです。

歓喜の海」の泣き節+ほのぼのバイオリンが気持ち良く、「プレゼンス・オプ・ザ・ロード」の後半で歌に絡むクラプトンのギターは、本当にロックしています。「泣きたい気持ち」だって、充分ロックしているでしょう。

でも、これは、今だから言えることなんですよ。当時は駄作のハンコがベッタリと押されたんです。

再評価を望みたいところです。

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川の流れを見つめていたい

2005-09-27 10:12:06 | Weblog

 幸せってなんでしょう、私「心安らかな生活」だと思います。

 でも、これって、なかなか手に入りません。

 いったい今の自分を苦しめているのはなんだろう?

それを考えると、大抵のゴタゴタを解決出来るような気がするんですが、それでも「心安らかな生活」はなかなか手に入りません。

そういう時に思い出すのがディランの「川の流れを見つめて」という歌です。それはこのアルバムに入っています――

Bob Dylan's Greatest Hits Vol.Ⅱ (Sony)

ベスト盤とはいえ、未発表曲が沢山入っているという、罪作りなアルバムではありますが、発売当時、お金が無くてディランの全アルバムを買えなかった私としては重宝して愛聴しました。

川の流れを見つめて」はそのド頭に入っていて、何もかにもに行き詰った男が、川の流れを見つめて心の安寧を求める情景が歌われています。

 演奏はレオン・ラッセル一派がシカゴ・ブルース・スタイルでスワンプなバックをつけていて、何度聴いても飽きません。

 正直言うと、最初に聴いた10代の頃は歌詞の中身までは理解出来ませんでしたが、すっかり人生のドロに浸かりきった中年おやじとなった今では、心に染み入る度合いが違っています。あぁ、いいなぁ♪

 このアルバムには、他にもディランの代表曲が沢山入っているので、入門者にはオススメです。ただし「メンフィス・ブルース・アゲイン」を聴いて、吉田拓郎の「春だったね」を歌わないようにして下さい(^_^;

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仲間意識で名演を

2005-09-26 18:44:54 | Weblog

仲間意識が大切だっ、と最近痛切に感じています。

仲間意識があれば多少のトラブルは許容出来ますが、逆の場合だと、ちょっとした事で揉め事が大事に至ります。

それに仲間意識があると、案外、甘えが無くなったりするような気もして……。

まあ、このあたりは結果論ですが、音楽世界では特に狭いジャズの分野で、仲間意識が優先して結果、素晴らしい作品が出来上がることが多々あります。今日のBGMもそのひとつです――

Central Park North / Thad - Mel Orchestra (Solid State)

黒人トランペッターのサド・ジョーズと白人ドラマーのメル・ルイスが1965年頃から双頭リーダーとして立ち上げたジャズ・オーケストラですが、もちろん臨時編成です。

構成メンバーは全員が超一流のジャズメンで、日頃はクラブやスタジオでの仕事がメインですが、特に月曜日の夜だけ集って、ニューヨークのクラブ「ビレッジバンガード」で演奏していました。これは金銭目的ではなく同志的結合という側面が強く、当時のライブ録音を聴くと、和やかな雰囲気の中に気心が知れた者だけが成しえるような鉄壁のアンサンブルと丁々発止のアドリブが楽しめます。

で、その彼等が1969年に作ったのが、このスタジオ盤で、ジャズロックあり、正統派フルバンのド迫力演奏ありで、全6曲、間然するところがありません。

特に「The Groove Machent」はカウント・ベイシー楽団に捧げたかのような素晴らしいスイング感全開のアレンジ&演奏で、これがジャズ喫茶でかかると、お客さんがいっしょにキメのリフやアドリブパートを歌ったものでした。

こういうジャズを聴くのも、楽しいもんです♪

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帰り道は……

2005-09-25 10:56:22 | Weblog

ボブ・ディランの新譜というか発掘盤「ノー・ディレンション・ホーム」に、今更ながらショックを受けて、狂喜しています。

No Directino Home / Bob Dylan (Sony)

これはディランのドキュメント映画のサントラという趣向ですが、フィルムには無いレア音源が満載の2枚組、1枚はデビュー以前からの生ギター&プロテスト時代、もう1枚はエレキのフォークロック時代という構成です。

もちろん私はエレキのパートが大好きですが、あらためて聴くと当時のディランは過激なブルース・ロッカーだったんですねぇ♪

まず歴史的なニューポート事件からの「マギーズ・ファーム」では急造バンドとはいえ、メンバー全員がバカノリしていますし、「悲しみは果てしなく」のアップテンポのスタジオ未発表テイクでも、マイケル・ブルムフィールドのギターが炸裂しています。もちろんアル・クーパーのバカでかい音のオルガンも♪

もう私は、このあたりで悶絶ですが、さらに追い討ちになるのが、ザ・バンドが完全なバックを付けたヘヴィ・ブル~ス「豹皮のふちなし帽」の未発表テイクが激烈!

ジョアンナのビジョン」も、とにかく全部、E~!

極みつきはイギリスでのライブ「やせっぽちのバラッド」で、ジワジワと観客と対峙して盛り上げていく歌と演奏は必聴、本当の歴史になっています。

そして同時期のライブから有名な「ライク・ア・ローリング・ストーン」の観客とのやりとり、

 客「裏切り者~」「イェ~」
 ディラン「俺はお前を信じないぜ!」

これは既に発表されたテイクの再録ですが、何とフィルムではここが観られるらしい!♪

ということで、今から熱くなっています。

未発表の写真を多数使ったジャケットや解説書、また日本盤の訳詩も秀逸です。

ちなみにディランは、何を歌ってんたが理解不能の歌詞が多いので、言葉の問題かと思ってディラン中毒のアメリカ人に尋ねたみたら、アメリカ人でも分かっていないそうで、ディランはそこが魅力だそうですよ。だから訳詩付きの日本盤、買いましょうね。

どんな気がする? どんな気がする?

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客席も楽し♪

2005-09-24 17:22:14 | Weblog

大相撲は何となく前より盛上がってきましたですね。テレビ放送も楽しみになっていますが、私の場合は、相撲そのものよりも、客席を見るのが、また楽しみなんです。

理由は、女性のお客さんで、東京場所はそうでもありませんが、地方場所では芸者さんとか、いかにも「水」関係の色っぽいお姐さんに目が行ってしまいますねぇ。また、いかにも良家のお嬢様っていう雰囲気の人もいますしね♪

こういう楽しみって、あんまり言われないけど、けっこう他の人も楽しんでいるはずなんですが……。

で、客席といえばライブ盤! そこに入っている歓声が自分のものだったら素敵だなぁと思って、一時期、ライブに行くと矢鱈に声出しまくっていた青春がありました。記念になりますからねぇ~

ということで、本日の1枚は、ここまで書けば言わずもがなの――

Get Yer Ya-ya's Out! / The Rolling Stones (Decca)

1969年のアメリカツアーを収録したこのライブ盤は、海賊盤被害のために出されたことは有名ですが、我国では演奏の途中で入っている掛声「カッチョ、イー」の一言で、永久に不滅です。

それは「Midnight Rambler」の途中のブレイク、CDならば5分38秒目あたりに入っています、カッチョ、イー!

当時のストーンズは、大黒柱のブライアンを失って途方にくれていたはずで、代わりに入れたミック・テイラーがリズムギターを弾けなかったことから、不安定なリズムを逆手にとった、つんのめる様なビート感覚で新境地を開いた直後のライブということで、気合が入っています。なにしろ昔のヒット曲は「Jumpin' Jack Flash」くらいしか演奏していません。

ここ20年ほどのストーズは、この姿勢が無くなって、新譜を出してもライブでは新曲をほとんどやらないという、「ストーズという伝統芸能」どっぷりですから、私にとっては、ちょっとさみしいな状態です。

ですから、この当時のストーズ、恐いもの知らずだった勢いのあるストーズが大好きというわけで、愛聴しています。

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CDの方が、いいじゃないかぁ

2005-09-23 17:39:27 | Allman Brothers Band

CDが登場してから20年以上たつ現在でも、アナログ盤の人気は不滅のようです。でも、私はCDが嫌いではありません。それが登場した時は、大歓迎でした。理由は長時間の収録が出来たことです。え~っ、「マウンテン・ジャム」が一気聴き出来るのぉ~♪

そうです、このオールマンズの不滅の名演はアナログ盤では2面に分かれていたので、聴いていくテンションが持続しなくて……。

Eat A Peach / The Allman Brothers Band (Capricorn)

ご存知のように天才ギタリスト=デュアン・オールマンの遺作です。

やはり聴きものは、名盤「フィルモア」の残り曲、と言っても、捨て曲ではなく、それ以上にハイテンションの演奏です。

まず「One Way Out」は躍動的なリズムに躁病的なデュアンのスライドが神業です。特にドラムスを真ん中に挟んでディッキー・ベッツのソロと対峙、その直後に自分のパートに入ってからは、短い中にとてつもないエネルギーが爆発しています。また曲終わりのお約束もきちんと演じています。

そして「Trouble No More」が、また凄い! グレッグの歌に入れるデュアンの合の手スライドは、最初聴いたとき、ハーモニカかと思ったほどのハーモニーを出しています。

極みつきは「Moutain Jam」の長時間演奏で、アナログ盤時代は前半だけ聞いてクタクタになっていたので、後半はあまり針を落としていませんでしたが、CD時代になって一気に聴いてみると、全体として、とても良く纏まった演奏だということに気がつきました。ベリー・オウクリーのエレキベースもブリブリにドライブしていますし、ツインドラムスが、またご機嫌です♪ もちろんデュアンとデッキーのギターも快調、ソロも良いですが、リズム・ギターのパートも最高です。ここだけ聴いていても熱くなります。これほどCDの発明がありがたいと思ったことはないですねぇ~

この3曲以外のスタジオ録音パートも、ジワジワ、グリグリに泥沼に浸かった演奏ばかりです。

この盤も長時間ドライブの必需品なのでした。いけねぇ~、またアクセル踏みすぎだぁ~

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黒も白も無いはずだ♪

2005-09-22 20:20:54 | Weblog

叶わぬ情熱には、美しい瞬間があるのではないでしょうか?

マイケル・ブルムフィールドのギターを聴くと、いつもそんなことを思います。 本日のBGMは――

Michael Bloomfield 1964-1969 (Columbia)

未発表録音を含んだベスト盤で、とにかくマイケルのギターの素晴らしさにスポットをあてた編集が潔いです。

こんなん聴いていると、彼はどんなに素晴らしい人生を歩んだのかと思いますが、実際は悩み多き男だったらしく、それをプラスに転じては神の領域に踏み込んだ演奏を聴かせてくれましたが、肝心な時に落ち込んで自滅していた時期も長かった人です。

そんなこんなの思いから、中途半端なリーダー盤よりは、このベスト盤が最高です。とにかく、聴いてシビレて、黄金のブルース・ロックに酔いましょう。

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チャンスとは何?

2005-09-21 19:49:24 | Rock

チャンスをモノに出来る奴と出来ない奴、それはどこで別れるんだろう、答えは、出ないだろうなぁ、つまり結果論なんですね。

ロックの世界じゃ、ジャッキー・ロマックスという英国人が、そういう奴でした。

リバプール出身で、ジョージ・ハリスンの友達で、音楽的才能もあり、ビートルズのメンバーにも気に入られて、アップル・レーベルからアルバムやシングル盤も発売出来たし、その後、渡米してからも活躍したのに、何故か、玄人好み以前の地味な存在に甘んじてしまった……。

でも、今聴くと、と言うか、最近、そのアップル盤のアルバムがメチャ気に入っています。それが――

Is This What You Want ? / Jacki Lomax (Apple)

結論から言うと、ジョン・レノンがスワンプ・ロックした雰囲気です。

ジョージやポール、リンゴのビートル達にエリック・クラプトン、レオン・ラッセル、ニッキー・ホプキンス等々の英国勢にLAの腕利きセッションプレイヤーであるハル・ブレイン&レッキング・クルーという豪華助っ人で作られた名盤です。

肝心のジャッキー・ロマックスの歌声は、何故か佐野元春に似ていますが、厚みのある声でソウルフルに歌い上げていますし、曲調はビートルズっぽいのは言わずもがな、ストリングス・アレンジは、モロに「マジカル・ミステリー・ツアー」あたりの雰囲気です。また女性コーラスもご機嫌♪

録音されたのは、ビートルズが「ホワイトアルバム」を作っていた頃から始まっているということで、サイケ末期~ルーツ・ミュージック期の最も濃い味がついています。その中でオススメは「Sour Milk Sea」で爆発するクラプトンのギター! 熱くなります。

とにかく前曲、最高ですよ~♪ 現在は紙ジャケット盤CDも出ています。

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