■無縁坂 / グレープ (ワーナーパイオニア)
ついに本日は令和最初の大晦日、妙に生暖かくて、不可思議な気分のサイケおやじです。
しかし、それにしても保釈中のカルロス・ゴーンが、どうやら無許可で出国したらしいというニュースは、真実なのかっ!?
それが本当なら、またまた日本の司法はコケにされた情けなさで、先日の万歳三唱の無期懲役囚と同じだぜっ、カルロス・ゴーンって奴はっ!
と思わず熱くなってしまいましたが、確かに今年も世間を呆れさせた大バカヤローが様々に登場したわけで、それを総括するだけでも大晦日の意義はっ!?
なぁ~んて事まで考えさせられてしまいました。
しかし、だからこそ、今日はシンミリ系の歌を欲するということで、さだまさし&吉田正美が組んでいたグレープが昭和50(1975)年末からロングセラーの大ヒットにした「無縁坂」のシングル盤に針を落としました。
楽曲については説明不要かと思いますが、さだまさしが作詞作曲した主題は、老齢の母に想いを寄せる息子の心象風景ということでしょうか、東京の湯島に実在する坂道を舞台にした、如何にもシンミリ系の歌謡フォークは、確かに琴線に触れますねぇ~~~。
当時も今も、周囲からはサイケおやじが、こ~ゆ~歌は嫌いだと決めつけられておりますが、そりゃ~、これまで積み重ねた日頃の言動からすれば、そ~思い込まれても当然という自覚はあるものの、個人的には決して歌謡フォークが嫌いではありませんし、名曲名唱は素直に認めているわけで、何よりも中古盤ではありますが、そんなこんなのレコードはきっちり入手している現実について、これ以上の言い訳は苦しくなるばかりでしょう。
心底、さだまさしの天才について、サイケおやじは尊敬もしていますし、驚愕感服もしているのです。
そして、この「無縁坂」は、中でも特に好きな1曲 ♪♪~♪
また、本日これを取り上げたのは、実は昨夜、所要で無縁坂の傍まで出向いたからでして、そんな余韻も確かにありましたですよ。
ということで、今年も例年どおり、光陰矢の如し!
年頭には、なんとか今の仕事からリタイヤするべく画策し、前半はそれに向かって、それなりに努力もしたつもりだったんですが、結果は……、最低でも、あと3~4年は辞められないという状況に追い込まれ、それならと居直ったのが今年の後半でありました。
このブログを、なんとか再開する事が出来たのも、全く件の居直りによるもので、当然ながら日々、訪れて下さる皆々様の応援のおかげと、深く感謝しておりますし、多くのコメントに、お返事も疎かになってしまった事にも、心からお詫び申し上げます。
来るべき新年は東京オリンピックも予定されているので、グッと浮かれた世相になりそうな予感がある一方、社会的な不条理や天災による悲惨な状況は改善する兆しが見えず……。
特に冒頭に述べた、カルロス・ゴーン海外逃亡事件にも象徴される様な、ど~にも我が国の司法は社会的な地位が高い者や大金持ちに甘いという、大きな間違いが目立った1年でした。
そして、本来ならば法務大臣、あるいは総理大臣は、そんな司法のデタラメ的ユルフン状態を国会で追及されねばならないはずが、ボンクラ野党は相変わらず「桜」云々で新年を押し通すみたいですから、永田町はゴクツブシ集団の溜まり場と化しているのが、現在の日本でしょう。
結局、今年も嘆き節で終わるのかと思えば、自嘲するばかり……。
しかし、来年こそはっ!
そ~ゆ~気持ちは持ち続けたいと思っております。
どうか皆様、来年もよろしくお願い致します (__)