OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

厳しくもあり…

2020-05-31 20:33:36 | Weblog

夕方から急用が入って、ようやく……、さっき帰宅出来ました。

明日からの仕事の為とはいえ、なんだかなぁ……。

そんなわけで……、本日の1枚は、休載ご理解ください <(_ _)>

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渡瀬麻紀のビフォーアフター

2020-05-30 19:21:17 | 歌謡曲

パールモンド・Kiss / 渡瀬麻紀 (ポリドール)

所謂「1980年代アイドル」と称された女の子シンガーには、少なからず松田聖子の影響が拭い去れないと思えば、昭和62(1987)年に発売された本日掲載のシングル盤で歌手デビューした渡瀬麻紀も、そのひとりでしょう。

実際、作詞作曲:松宮恭子&編曲:船山基紀が提供のA面収録「パールモンド・Kiss」を聴いてみれば、ど~してもそれが散見され、極言すれば、イモっぽい松田聖子みたいな感じではありますが、裏を返せば、それだけストレートな歌謡魂は、決して松田聖子には無いイノセントなフィーリングとして、サイケおやじには好感が持てます。

また、楽曲そのものがAメロ、サビ、そして大サビまでもが、どっかで聞いた事があるようなメロディばかりのツギハギ的な構成で、おまけにアレンジが松田聖子っぽいというは、如何にもマイナスのベクトルが強いんじゃ~ないでしょうか。

サイケおやじは、このシングル盤を知り合いから発売前の「見本盤」として頂戴した手前、あんまり悪くは書けないという実情もありますが、その直後に異郷の地へ仕事で島流しにされたもんですから、この「パールモンド・Kiss」が、どれだけヒットしたのかは知る由もありません。

ところが、時が流れた平成6(1994)年、ようやく帰参してみれば、アイドルシンガーだったはずの渡瀬麻紀がリンドバーグと名乗るロックバンドのボーカリストに転身し、大成功していたという現実には驚くと共に、納得出来るものがありましたですねぇ~~♪

それは既に述べたとおり、彼女のイノセントなボーカルスタイルが、例え歌謡曲の亜流と軽んじられたとしても、そのストレートな心情をリスナーに伝えるエネルギーは、ロック魂に変換されていたんじゃ~ないでしょうか。

だからこそ、リンドバーグの渡瀬麻紀は、例えローティーン主体のファン層を相手にしていたとしても、既存のアイドルとは異なる「何か」を伝える魅力があったのでしょう。それこそがロックシンガーとしての人気を支えていたのかもしれません。

もちろん、それはサイケおやじの勘違い、あるいは不明と的外れな思い込みでありましょう。

なにしろ、渡瀬麻紀がリンドバーグのボーカリストになってからブレイクするまでの活動には直に触れていないという弱みがありますからねぇ……。

告白すれば、リンドバーグのレコードやCDは、ひとつも持っていないのがサイケおやじの実情であり、ラジオ等々でヒット曲に接しただけの印象である以上、お叱りは覚悟しております。

それでも、アイドルシンガーとしての渡瀬麻紀には、不思議に光るものを感じていたのは確かです。

うむ、中古でも漁り、ベスト盤ぐらいはゲットしないと、これ以上は書けないところと思うばかり……。

そ~ゆ~、本気モードの入り口に導かれてしまうのは、やはり渡瀬麻紀のイノセントな魅力なのかもしれません。

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これが山本百合子の発進点

2020-05-29 16:56:05 | 歌謡曲

いくじなし / 山本百合子 (テイチク)

アニメ業界では有名な声優であり、アニソンシンガーでもある山本百合子を初めて知ったのは、確か昭和56(1981)年頃、「愛はまぼろし」という哀切のスローバラードを聴いた時でした。

ただし、その時のサイケおやじは、当然ながら山本百合子の素性については何も知らず、もちろん件の「愛はまぼろし」が前年末に封切られたアニメ映画「サイボーグ 009 超銀河伝説」の挿入歌だったという事実も、また同様だったんですが、とにかくキュートでクールな声質と節回しの上手さに魅了されたんですねぇ~~♪

そこで例によって、山本百合子のレコードを探索する奥の細道で発見したのが本日掲載のシングル盤でして、これがなんとっ!

昭和51(1976)年に発売されていた、アイドル時代の彼女のデビュー作で、そのA面「いくじなし」は作詞:有馬三恵子&作編曲:中島安敏が提供した、ちょっぴりどっかで聞いたことがある様なアイドル歌謡ポップスなんですねぇ~~~♪

もちろん、リアルタイムでヒットしていたという記憶も印象もありませんでしたから、サイケおやじ的には芸能史の遺物調査みたな感覚があったのは確かですが、それにしても、その時には、これがデビュー盤とは知る由も無く、また追々に彼女の履歴を調べてみれば、現在までには、しぶとい(?)キャリアが積み重なっているのですから、声優マニアだけのスタアというには勿体ない話と思いますねぇ~~。

どうやらアイドル時代にはシングル盤を3枚ほど出しており、アニソンシンガーとなってからも相当数のレコーディングを残しているんですから、これからも歌手活動は続けて欲しいと願っております。

それとアイドルから声優として活躍するまでの間には、女優としての活動もあったそうで、そのあたりも気になるところではあります。

ということで、山本百合子のアイドル時代のレコードは、これっきりしか持っていませんので、他の音源がCD化されているかも不明ですから、これからはアニソンシンガーとしてのレコーディングを追いかけるのが当面の目標になるやもしれません。。

う~ん、奥の細道は、どこまで続く……。

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染み入る紅い花

2020-05-28 19:35:45 | 歌謡曲

紅い花 / ちあきなおみ (テイチク = CD)

昭和62(1987)年春から、仕事とはいえ、異郷の地で暮らしていたサイケおやじが、ようやく平成6(1994)年に帰国した時、当然ながら所謂「浦島太郎」となっていた事は、これまでも度々書いていますが、殊更日本国内の諸々の流行やその移り変わりには全く疎くなってしまい、それを取り戻す努力は楽しくもあり、驚きの連続でもありました。

で、その中のひとつが、ちあきなおみの芸能活動休止であり、それは夫で俳優の郷鍈治との死別が要因らしく……。

それが現在に至るほど長期間になろうとは、全く思ってもいなかったんですが、それにしても……、ちあきなおみのレコードというか、当時は既にCD時代になっていたんですが、とにかく彼女の残した多くの名曲名唱が有名ヒット作ばかりのベスト盤でしか聴けない状況になっていたのは、悲しい事でした。

つまり、ちあきなおみの大ファンであるサイケおやじは、冒頭で述べたとおりの日本国内でのブランクがあった所為で、その間に世に出たオンタイムでの彼女のレコードやCDをゲット出来ず、それゆえに、じっくりと聴くことも叶わず……。

中でも平成3(1991)年に発売されたらしい「紅い花」は、それこそ一度聴いた瞬間から決して忘れられなくなって、速攻で入手を試みたのですが、既に廃盤!?

ところが、そんなサイケおやじの苦界を察した知り合いから、掲載したシングルCDをプレゼントされ、新品ではありませんでしたが、それはそれで自分の蒐集魂にはビシッとアクセスしていましたから、大いに感謝&大満足でありました。

で、その「紅い花」は作詞:松原史明&作曲:杉本真人、そして編曲:倉田信雄が提供した、幾分地味な楽曲とはいえ、聴くほどの味わいが深まるスローテンポの歌謡フォーク演歌という感じではありますが、ちあきなおみの歌唱力があればこそ、淡々とした流れの中からジワジワと哀切の心情が伝わり、本当に泣きそうになってしまうんですねぇ~~。

もはや、これは名人芸と言うよりも、この歌の制作に関わった全てのスタッフの思いが、ダイレクトにリスナーの心の内へ染み込んでしまうミラクルな名曲にして、名唱と思うばかり!

そして……、ちあきなおみにとって、これが実質的なラストシングル曲になっている現実を我々は、どのように受け止めれば許されるのでしょう。

少なくとも、サイケおやじは、ちあきなおみに再び新曲を出して欲しく願っていますし、ライブステージの現場へも復帰してもらいたいわけですが、全ては本人次第であり、それを大切にする事がファンならずとも、人の道と分かっていながら、本音としては、それを自分に言い聞かせている次第です。

それと気になるのは、この私有の「紅い花」はCDシングルなんですが、アナログの7吋盤が存在するのならば、それも絶対にゲットしたい野望に燃えております。

あぁ……、

 あの日 あの頃は 今どこに

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正統派歌謡曲の新星だった星美里

2020-05-27 19:42:05 | 歌謡曲

しほり / 星美里 (PONY / CANYON)

掲載したのは、永らく良い出会いを求め、ついに昨日、入手が叶ったシングル盤でして、「星美里」とは、現在活躍している「夏川りみ」のデビュー当時の芸名なんですねぇ~~。

しかも収録A面曲「しほり」は作詞:吉田旺&作曲:三木たかし、そして編曲:竜崎孝路というヒットメーカートリオから提供された、これが哀切の正統派歌謡曲!

つまり、これが発売された平成元(1989)年、当時は高校生だったらしい夏川りみが、既に業界から注目されていた天才的な歌唱力を存分に発揮した傑作となるはずが、結果的にブレイク出来ず、その後にもレコーディングを残しながら、出身地の沖縄へ帰ってしまったという経緯は、皆様ご存知のとおりです。

そして雌伏の時を過ごして後の平成11(1999)年、「夏川りみ」となっての再デビューから「涙そうそう」のロングセラー大ヒットによって、今や彼女は大スタア!

そんなこんなの経緯は、彼女も事ある毎に話されていますが、しかし肝心の「星美里」時代の楽曲をライブステージやテレビ出演等々で披露する事はあるんでしょうか?

というのも、「夏川りみ」となってからの歌の傾向は、沖縄音階のニューミュージック調だったり、歌謡フォーク系の和み歌とか、洋楽テイストに染まった、ちょいと起承転結のはっきりしない楽曲が主体の様な気がするんですよ、サイケおやじには。

で、何を期待しているのかと言えば、実質的なデビュー曲「しほり」の様な正統派歌謡曲、歌謡フォーク味の演歌を、もう一度、聴かせて欲しいんですよ。

そんな事を願っているのはサイケおやじだけでしょう……。

話は前後してしまいましたが、件の「しほり」は歌の中では「しおり」と発音される、女の子の名前であり、その名を付けてくれた父親が海で亡くなり、そこへ語りかける暗い世界の舞台は津軽の日本海なんですから、今となっては沖縄出身の「星美里」には、イメージがズレていた感があります。

尤も、その頃のサイケおやじは度々述べているとおり、異郷の地に居りましたので、リアルタイムの実情は知る由もありませんが、どんなキャンペーンがあったのか、気になるところではあります。

ということで、この記念すべきデビュー盤が手に入った今、これから狙うのは他に残されたと云われる「夢色めまい」と「港雨情」のシングル盤2枚であり、おそらくは時代的にCDオンリーという推察もあるんですが、今回入手出来た「しほり」はアナログの7吋盤であり、売れていなかった所為でしょうか、「見本盤」という真相があります。

うむ、このジャケ写の高校生だった頃の「夏川りみ」の映像ってあるのかなぁ~~。

そんなスケベ心が沸き上がってしまうのでした。

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余波…

2020-05-26 17:50:45 | Weblog

とりあえずではありますが、緊急事態宣言の解除は喜ばしいものの、その反動で停滞していた仕事がドッカ~ンっと押し寄せて来て、今日は難儀しています。

ということで、本日は……、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

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ついつい口ずさむのは心細いなぁ…

2020-05-25 19:27:15 | 歌謡曲

心細いな / ヘレン笹野 (EASTWORLD / 東芝)

所謂「タレント」と称する芸能人は、何が本業なのか不明な人気者が多く、殊更日系ハーフ美女であれば、それだけで価値が認められているのが、現在までの日本の常識?

ですから、そんなこんなで大勢が登場しては消えていった芸能界において、我々の記憶に刻み付けられる印象の強さという点からすれば、やはり日系ハーフ美女は得をしているんじゃないでしょうか。

本日の主役たるヘレン笹野は、昭和50年代中頃から2~3年ほどしか表立った活動はしていなかったと思うんですが、その間にはバラエティ番組のアシスタントやレポーター、グラビアアイドル、さらには歌手としてもシングル盤だけでなく、それなりに出来の良いアルバムも出していたという人気があり、それでいて案外すっぱりと芸能界を去ってしまった……。

それは全くサイケおやじの思い込みかもしれませんが、何時の間にかフェードアウトしてしまうには、勿体なかったなぁ~~、と思っているんですよ。

もちろん、全てはヘレン笹野の決断によるところですから、ファンであったとしても、それに異を唱える事は出来ないわけですが……。

で、本日掲載したシングル盤は、歌手としてのヘレン笹野が出した、おそらくは一番に有名な「心細いな」をA面に入れたヒット作で、これはジャケ写をご覧いただければ説明不要、フジテレビで放送されていたアニメ「うる星やつら」のエンディングテーマとして作詞:地恵子シュレイダー&實川翔子、作曲:小林泉美が提供のトロピカルな歌謡ポップスで、如何にもガイジン発音の節回しとキュートな歌声には妙に惹かれるものがありますねぇ~~♪

決して歌唱力に優れているとは言えませんが、星勝のアレンジは意図的にチープでシンプルな仕上がりを狙っている感じで、だからこそのライトタッチが「うる星やつら」の作品世界にはジャストミートしているんじゃ~ないでしょうか。

そして、この「心細いな」を披露する彼女をサイケおやじは当時のテレビで観ていますが、なんとなく普通っぽかったのが物足りなくて、願わくばラムちゃんみたな衣装で演じて欲しかったなぁ~~、というのが心残りであります。

ということで、話は変わりますが、どうやら新型コロナによる疫病からの緊急事態宣言は解除の方向らしく、それゆえに明日は遠方からの来客が予定されているんですが、なんだから危機感が弛みそうで、嫌な予感が……。

そんなこともあったからでしょう、今朝のサイケおやじは、ついつい「心細いな」という気持ちで、このシングル盤を取り出してしまったようです、我知らず。

いゃ~ぁ、なんとも心配性な自分を再認識しているのでした。

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最後のデートの愛おしさ

2020-05-24 18:06:33 | 歌謡曲

瞳をみつめて c/w 最後のデート / 山﨑真由美 (ポリドール)

サイケおやじの知っている山﨑真由美はグラビアアイドルなんですが、それにしても細川ふみえ、あるいは藤崎仁美と一緒にやっていたという印象が強く、まさかそれ以前に純正アイドル歌手だったとはっ!?

そんな感じで驚かされたのは、もちろん本日掲載のシングル盤に遭遇した所為であり、もうひとつの内幕としては、これまで度々述べているとおり、サイケおやじは昭和62(1987)年頃から異郷の地で仕事に責められていたからという事情もありました。

ですから、ようやく平成6(1994)年に帰国してからは、その間のブランクを埋めるべく、以前にも増してレコードや書籍の中古市場を頻繁に漁る様になり、山﨑真由美を知ったのも、前述のとおり、細川ふみえ経由というのが真相ですし、グラビアアイドルとしても、巨乳派の王道を歩んでいたと思います。

したがって歌手デビューするにしても、グラビアの世界で売れてからというのが普通かと思いきや、実は掲載したシングル盤こそが山﨑真由美の芸能界における本格的な出発点!?

と思いきや、後に知ったところでは、それ以前の彼女には例の「おニャン子クラブ」での活動があったそうで、だとすれば、しぶとい(?)それなりの芸歴があったんですねぇ~~!?

そこであらためて確認すると、このシングル盤の発売は昭和63(1988)年4月であり、いよいよのデビュー作「瞳をみつめて」は作詞:矢崎教子&作曲:鈴木邦彦が提供したミディアムテンポのアイドル歌謡がド真ん中とはいえ、船山基紀のアレンジが聊か凡庸なシンセポップに傾いていますし、肝心の彼女の声質にアイドルらしい明るさが足りず、節回しも危なっかしいという……。

う~ん、これではせっかくの恵まれたルックスとナイスバディが勿体ないと思ったのは、サイケおやじだけでしょうか……。

ところが、そんな不遜な失意を抱きつつB面「最後のデート」に針を落としてみれば、これがサイケおやじのツボにはジャストミ~~トっ!!

所謂オールディズ歌謡にシンセポップの味付けを施したミディアムテンポの胸キュン失恋ソングであり、作曲と編曲はA面と同じく鈴木邦彦&船山基紀というプロフェッショナルの仕事に外なりませんが、作詞は山﨑真由美とクレジットされていますから、彼女本人の気持ちの入り方も尚更だったとしか思えません。

前述したとおり、ちょいと不安的な歌唱力も、ここでは完全に良い方向へ作用していて、聴くほどに味わいが深まるんですねぇ~~♪

実際、何度聴いても飽きませんよっ!

もう、これは絶対に、B面押しというのが、サイケおやじの偽りのない本音であります。

ということで、人に歴史ありというか、グラビアアイドルとして一世を風靡した山﨑真由美は、アイドル歌手としてはイマイチだったかもしれませんが、リアルタイムの彼女に接することが出来なかったサイケおやじとしては、後追いで、こんなに素敵な名曲名唱「最後のデート」に出会えたのは幸せと思うばかり♪♪~♪

当然ながら、デジタル化して、今でも車の中でも鳴らしている事も告白させていただきます。

繰り返しますが、これはB面「最後のデート」を激オススメの1枚として、皆様にもお楽しみいただきとうございます。

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独り占めはバチアタリの真柴えり

2020-05-23 17:59:03 | 歌謡曲

涙のサンバーン / 真柴えり (RCA)

なにか最近は太陽を見ていないというか、すっきり晴れた日がありませんねぇ~~!?

世の中に疫病が蔓延している現在、それにもひとつの理由があるのと同じく、太陽の眩しさが恋しくなるのは、人の心の自然な欲求かもしれません。

そこで本日ご紹介するのは、例によって、ちょい前にネットオークションで大量入手したシングル盤の山から発見した、サイケおやじにとっては未知との遭遇で、つまりは全く知らなかった歌手による、なかなかの名曲名唱「涙のサンバーン」です。

いゃ~、これが結論から述べさせていただければ、ほとんど初夏~初秋のムードが全開した、輝くばかりの歌謡ポップスでして、真柴えりのボーカリストとしての実力も上々であり、その迷いの無い節回しはサイケおやじの好むところ♪♪~♪

ところがバックの演奏が薄口というか、リズム隊がチープな響きならば、ホーンセクションも遠くに置かれ、キーボード類にしても、なんとなくやっているっていう感じなんですねぇ……。

ただし、ギターソロが如何にもハリウッド系フュージョンスタイルでして、それなりに好感が持ててしまうんですから、煮え切りません。

う~ん、このミックスには、何かしらの意図があるんでしょうか……。

しかし、それでも曲メロの展開は素晴らしく、キャッチーなリフは覚え易く、サビのハードな展開から、せつなく盛り上がったところで飛び出すギターソロの痛快さ、それが上手い構成に纏められているのは作詞:有子&作曲:小杉保夫、そして編曲:鈴木宏二とクレジットされていますから、ちゃんとした狙いがあってのプロの仕事なんでしょうねぇ~~。

ちなみに発売されたのは昭和57(1982)年らしく、とにかく雰囲気としては、その頃と思えるメロディとサウンドのアンバランスさが魅力と言えないこともありませんが、それにしても真柴えりの歌いっぷりの良さは聴くほどに乾度良好ですよっ!

あぁ~~、これはこのまんまでもCD化されているならばOKとは思いますが、個人的にはバックの演奏パートを厚みのあるリミックで再発して欲しいと願っています。

ということで、これで真柴えりはサイケおやじのフェバリットシンガーとなって、しばらくは「涙のサンバーン」のヘビロテ決定!

もちろん彼女については何も知りませんが、これからは残された音源を探索する決意でありますっ!

そして皆様にも、ぜひっ! お楽しみいただきたく、強く希望しているのでした。

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今日は思わず嘆き節

2020-05-22 17:14:19 | Weblog

何かと渦中にあった東京高等検察庁の黒川弘務検事長が、なんとっ!

私生活を暴かれてみれば、取り巻きの新聞記者連中と麻雀に興じていたという、それも現在の新型コロナ感染防止策としての所謂「三密」破りとも思える所業もあり、ついに辞任に追い込まれるというテイタラク!

とにかく、法の番人である検事長が常習賭博という実態は、全く法治国家としての体面を汚すものであり、しかも処分も軽いというのでは、国民は納得出来るものじゃ~ないでしょう。

なんでも、言い訳が「レートの安さ」が一般常識では許される範囲内!?

また、一方では、そこで行われていたのは所謂「接待麻雀」であるから、賭博では無いっ!?

そりゃ~、一緒に卓を囲んでいる新聞記者連中は黒川弘務検事長をイイ気持ちさせるために意図的に負けていた、つまりは相当額の金銭を結果的に渡していたんですから、それが取材費名目であろうとも、実は贈収賄にはならないのかっ!

そんなこんなの疑問と疑惑が沸々と沸き上がってしまうのが、サイケおやじの気分です。

そして、黒川弘務検事長だけが形だけの処分とはいえ、実名報道されているのならば、一緒に麻雀をやっていた他のメンツの実名が出ないのは、これ如何にっ!?

そんなこんなはマスコミとお役人衆の美しい慣例と言えば、全くそのとおりであり、それゆえにテレビも含むマスコミの報道が、腰の引けた感じに思えるのは、サイケおやじだけでしょうか……。

これじゃ~~、最近も踏み込まれたと報道のあった賭場の関係者、そして常習賭博で立件起訴されてきた容疑者が、検察なんて不公平の極みと尚更に憤るのは必定であり、少なくとも現場の警察官はやりづらいに決まっていますよ。

裏を返せば、これで脱法ギャンブルや闇社会の賭場は、ひとつの安全牌を見つけたという事にもなるんですが、だからこそ、検事長という要職にあった黒川弘務には懲戒免職しか有り得ないはずです!

それでなければ、「法律」の権威も権力も失墜するはずで、そ~ゆ~イノセントな気持ちを国民から奪ってしまう国家の情けなさを恥じなければなりません……。

これからの黒川弘務がやらなけばならない事は、少なくとも退職金の辞退は必須であり、恥を知っての生き様を見せて欲しいと思うばかりです。

もちろん、マスコミにも、どんな手口を使っても情報を取るという姿勢よりは、自らの信用の回復に努める事が求められるはずですが、それは馬耳東風でしょう。

どんな組織や人物にも、叩けば出る埃は必ずあって、持ちつ持たれつが世渡りの常識という真相は否定出来ません。

サイケおやじは、正しくその典型であり、他人を悪く言う事は決して出来ない立場ですから、尚更に嘆き節が出てしまうという、そんな哀しさを反省するべきと思います。

でもねぇ……、本日は嘆き節で失礼致しました <(_ _)>

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