■サインはV / 坂口良子 (日本コロムビア)
些か古い話題になりますが先日、情報保護や機密保持に関するレクチャーを受けた時に印象に残ったのが、写真での所謂「Vサインポーズ」から指紋を盗まれるという、ちょっと驚きの話です。
講師の先生が仰るには、デジタル時代の今日、多くの会社や組織等々で普通に用いられている審問認証システムが、その「Vサイン」から指紋を読み取られ、破られてしまうという事で、もちろん今は専門的なスキルが必要ではありますが、近い将来においては、簡単にやられてしまうという!?
ですから、迂闊に「Vサインポーズ」の写真なんかは殊更もネットでは公開しちゃ~いけません。
という恐ろしい現実を聞かされても、さて、どこまでそれを徹底させるかなんて事は、なかなか規制も難しいですよねぇ~~。
第一、これまで人類は夥しく件のポーズの写真を残して来たという現実的歴史の前では、これからの予兆を悪いベクトルに換算するのは愚の骨頂かもしれませんから……。
さて、そこで本日取りだしたのは、問題の「Vサインポーズ」と赤いブルマー姿も眩しい坂口良子のシングル盤で、もちろんA面曲「サインはV」が女子バレーボールの世界を舞台にして昭和44(1969)年秋からテレビ放送された同名スポ根ドラマの主題歌のリメイクである事は言うまでもありませんが、つまりはこれが発売された昭和48(1973)年には坂口良子をヒロインにした続篇が作られていたという、これが今となっては、なかなかのマニアックなお楽しみ??~♪
なにしろ、掲載ジャケ写からも一目瞭然、坂口良子のブルマー姿ですからっ!
で、肝心の彼女が歌う主題歌なんですが、麻里圭子が名唱を披露した前述昭和44(1969)年のオリジナルバージョンに比べるとトーシロフィーリングが強いのは、それなりではありますが、懸命(?)の力んだ節回し等々、決して憎めるものではありません。
いや、とういうよりも、それがあってこそのは坂口良子??~♪
ということで、今日で2月も早々と終わるというのに、またまた東北では大きな地震が発生し、交通は乱れ、人心にも不安が広がるというのは、神様も意地が悪すぎますよ……。
今年こそ、少しでも和みの春を迎えられるように、サイケおやじも微力を尽くす所存です。
そう、心からのVサインを出せるようにねっ!