OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

師走直前のねえ・ねえ・ねえ

2022-11-30 17:36:49 | 歌謡曲

ねえ・ねえ・ねえ / 森まどか (ビクター)

実力派アイドルシンガーとして業界内でも注目されていた森まどかは、残念ながら大きなブレイクも無いままにフェードアウトしてしまったんですが、その時代に残してくれた音源は、今もサイケおやじの愛聴曲 (^^♪

特に最近は、昭和54(1979)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「ねえ・ねえ・ねえ」が所謂ヘビロテになっております (^^♪

なにしろ、これが作詞:たかはしのりこ&作曲:たきのえいじ、そして編曲:神保正明!? とクレジットされてはおりますが、曲調が完全に当時ボニーMが大ヒットさせていた「怪僧ラスプーチン / Rasputin」そのまんまのディスコ歌謡ですから、たまりません♪♪~♪

楽しいファンキービートにノリまくった彼女のボーカルは、歌詞の発音・発声も明快に素晴らしいばかりですし、メリハリの効いた節回しは、ほとんど洋楽系なんですねぇ~~♪

実は皆様ご存じのとおり、この「ねえ・ねえ・ねえ」は昭和57(1982)年、小泉今日子のデビュー曲「私の16才」に転用カバーされているんですが、仕上がりとしては圧倒的に森まどかバージョンに軍配!

と、サイケおやじは常々思っているんですが、小泉今日子の改題カバーバージョン「私の16才」だって、決して悪くはないわけで、そのあたりは楽曲そのものの魅力でありましょう (^^)

ということで、いよいよ明日からは師走!?

毎年、時間の流れの速さには圧倒されっぱなしのサイケおやじとしては、世の中の真実・真相が見えぬまま、自らの趣味に生きる道を進むのみ!

―― の心境であります。

拙ブログも、そのための手段のひとつとして、明日からも続けられるよう、気持を引き締めておりますので、よろしくお願いいたします <(_ _)>

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クールでせつない五代マリの歌声

2022-11-29 17:40:07 | 歌謡曲

演歌横丁ながれ唄 / 五代マリ (テイチク)

掲載したのは韓国系在日美人歌手の五代マリが昭和53(1978)年に出したとされる裏人気盤で、殊更サイケおやじが気に入っているのが作詞:杉紀彦&作曲:井上忠夫が提供した収録A面曲「演歌横丁ながれ唄」です。

曲調はミディアムテンポのフォーク演歌なんですが、とにかく彼女のクールな声質にナチュラルな哀愁があるもんですから、泣きメロを存分に活かしきった伊藤雪彦のアレンジとの相性も最高なんですねぇ~~♪

欲を言わせていただければ、もう少しの「しつこさ」が欲しいところではありますが、ここでのアッサリ感も、こ~ゆ~楽曲には必要なのかもしれず、その意味で五代マリの歌唱には説得力がある様に思います。

ということで、今夜は密談・悪企みの予定が入っておりますので、短めで失礼させていただきます <(_ _)>

なにやら……、天候も荒れてくるという予報もありますので、皆様もご注意くださいませ。

うむ、演歌横丁は、どこにあるのかなぁ…… (^^;

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昭和51年12月のマリア

2022-11-28 17:45:32 | 歌謡曲

センチメンタル・グループ・サウンズ c/w やけっぱちロック / 安西マリア (ビクター)

毎年、この時期になると、妙に聴きたくなるのが本日掲載した安西マリアのシングル盤です。

それは発売されたのが昭和51(1976)年12月という事もあり、その頃のサイケおやじは気ままな学生生活の中で入れてもらっていたバンドでバイト演奏に嬉しい忙しさを満喫していたという、つまりは個人的にイイ時代を追想出来るからでしょう。

巷間、人生の 99% はクズであっても、残りの1% があるからね、嘆くこたぁ~ないんだよ ――

 ―― と云われているとおり、サイケおやじにとっての「その1%」が、おそらくは……、この時期だった様に思っております。

ということで、ご紹介する収録A面曲「センチメンタル・グループ・サウンズ」は作詞:橋本淳&作曲:響わたる、そして編曲:馬飼野康二が提供した、ノスタルジックなオールディズ風ポップス歌謡で、もちろん「ノスタルジック」と書いたのは、歌詞の世界の主人公が自分の若かりし頃に流行っていたビートルズやグループ・サウンズを回想しつつ、現在の境遇を自分に言い聞かせる様に……、という感じですからねぇ~~♪

これはサイケおやじにも、共感されるわけでして (^^)

サウンド的にもミディアムテンポで重心の低いリズム隊に軽やかなブラスやストリングスが中盤でテンポチェンジするメロディの流れを自然にしているのは、流石のアレンジと思うばかりですし、安西マリアの節回しも胸キュン度数が高いんですねぇ~~♪

一方、同じ制作スタッフが手掛けたB面曲「やけっぱちロック」は「ロック」というよりも、ファンキーなアップテンポの「ソウル歌謡」で、16ビートのリズムギターやドラムスのスマートなグルーヴが如何にも「当時」の雰囲気満点なんですが、さらに素晴らしいのが歌謡曲保守本流のコブシを使いまくった安西マリアのネチッコイ歌いっぷりで、あぁ~~、なんてっ、素晴らしいんでせう!

ちなみに両面2曲の作曲を担当した「響わたる」とは現在鋭意活躍中の「杉本眞人」の変名という説が定着しておりますが、真相は???

いゃ~~、それにしても、やっぱり安西マリアは最高だぁ~~~ (^^♪

思わず、CDが欲しくなってしまうのでした。

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酔いどれ女の歌に酔う

2022-11-27 18:01:14 | 歌謡曲

酔いどれ女の流れ唄 / 森本和子 (ビクター)

今も人気が高いのに、何故か過小評価気味なのが本日掲載のシングル盤A面曲「酔いどれ女の流れ唄」のロングセラーヒットを放った森本和子です。

まあ……、そ~思っているのはサイケおやじだけかもしれませんが、とにかく昭和45(1970)年10月に封切られた小林旭主演の日活映画「ネオン警察・ジャックの刺青(監督・武田一成、配給・ダイニチ)」の挿入歌として強い印象を残した「酔いどれ女の流れ唄」は、作詞作曲:みなみなんぼう&編曲:寺岡真三が作り出した哀切のフォーク演歌であり、森本和子のクールで熱い歌唱共々に忽ちラジオや有線をメインに大ヒット!

実はサイケおやじは翌年春、件の映画を所謂二番館で鑑賞したんですが、その時には既に「酔いどれ女の流れ唄」を歌う森本和子にテレビで接していたので、尚更に心に焼き付いており、加えて彼女以外にもカバー演目にしている歌手が大勢存在しているところからしても、やはり名曲名唱にちがいありませんよねぇ~~ (^^)

で、肝心の森本和子は昭和40(1965)年頃から本格的に芸能活動をスタートさせたらしく、その頃はエキセントリックなエレキ歌謡「ハイティーン・ゴーゴー」という裏人気曲を出しているもんですから、そっち方面の愛好者には知られた存在ながら、他に出していたレコードが時には民謡調だったり、ポップス系青春歌謡、さらには中途半端な歌謡曲だったりしたもんですから、ほとんどブレイクしなかったという……。

ですから、この「酔いどれ女の流れ唄」の突発的な大ヒットにより森本和子が有名になって以降は、演歌寄りの楽曲をレコーディングするのがメインとなり、なかなかの名作を残しているんですが、ど~しても前述「酔いどれ女の流れ唄」を越えるヒットを出せず、時代が平成へと移り変わった頃に結婚され、現在はセミリタイア状態……。

しかし、サイケおやじは森本和子のファンの立場から、現在だからこそキャリアを総括したアンソロジー的ベスト盤の編纂を願っております。

もちろん、彼女のレコードは、それなりに蒐集しておりますので、追々にご紹介させていただきますね (^^)

ということで、またまたコロナ禍が再拡大しつつある現在、抑えが効かなくなった民衆の心は、どこへ向かうのでせう……。

ワールドカップとか、気持の高揚を求めるのも、慢性的な不安が世相に充満しているからだと思えば、人の密集が伝声病と深い関係なぁ~んて実態も、あんまり意味がないのかもしれません。

つまり、様々な禍や不幸を吹き飛ばすエネルギーが、この世に生かされている我々には自然に備わっているんじゃ~ないでしょうか。

ワクチン接種も、それゃ~大切なんでしょうが、個々の人間力を信じる大切さも忘れてはならないと思っております <(_ _)>

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愛川サチのエレキ歌謡本命盤

2022-11-26 19:11:54 | 歌謡曲

さよならはだめよ / 美川サチ (ユニオン / テイチク)

エレキ~ビート歌謡を愛でる皆様には殊更ファンが多い美川サチは、「恋のダンダン」や「ビンビン・ブーガルー」が定番人気曲となっておりますが、天邪鬼なサイケおやじには、本日掲載のシングル盤A面収録「さよならはだめよ」が好みです。

それは作詞:どいあきら&作編曲:中村泰士から提供された真正エレキ歌謡の大本命と言いたくなってしまう、湿りっ気が滲む楽曲であり、せつなくも粘っこい曲メロがアップテンポで演じられる時、勿体ぶった慎みが後悔に繋がるみたいな乙女心の機微が綴られた歌詞の世界が熱っぽい美川サチの歌唱スタイルにはジャストミート ♪♪~♪

実際、前述した「恋のダンダン」や「ビンビン・ブーガルー」ではビート感を強調し過ぎたかの様な「力んだ」歌唱が、サイケおやじ的にはイマイチ馴染めなかったもんですから、この「さよならはだめよ」のマイナーモード系ポップス歌謡には、グッとシビレが抑えきれないんですよ (^^♪

もちろん、サウンド構成には絶妙のギターアンサンブルやロッキンソウルにグルーヴするベース&ドラムスが効率良く(?)用いられているあたりは、如何にも発売された昭和43(1968)年の雰囲気が横溢し、不肖サイケおやじは少年時代の夢を呼び覚まされそうでございます (^^)

告白すれば、本日練習に参加させてもらった高齢者バンドで次回、この「さよならはだめよ」をやる事になりまして、ますます意気込んでいる次第です (^^ゞ

ということで、今日は午前中、インフルエンザの予防接種に出向いたところ、院内待合室にクリスマスツリーが飾られていました。

う~ん、もう……、そんな季節なのか……。

往年の趣味から脱する事が出来ないサイケおやじの中では、ある意味、時間は止まっているはずが、それゆえに現実に引き戻される時、なんとも寂寥感に……。

ますます……、アナクロニズムに浸り込んでしまうのも、納得されるというわけです (^^;

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ノリが楽しいのも森進一の歌の上手さ

2022-11-25 17:38:37 | 歌謡曲

恋月夜 / 森進一 (ビクター)

森進一と云えば説明不要、ハスキーボイスによるクドい節回しで独特の個性を確立した我が国歌謡界の至宝であり、その夥しいヒット曲は常にカラオケの定番になっている中にあって、本日の掲載のシングル盤A面曲「恋月夜」は、「森進一ブランド」では、ちょいと異色の人気作でしょうか。

結論から述べさせていだければ、作詞:麻生香太郎&作曲:西谷翔が提供したのは、アップテンポでオールディズ調が入った疑似歌謡ロック?

―― みたいな、実にノリが楽しいポップス演歌であり、発売当時の昭和55(1980)年の歌謡界でブームになっていたアメリカンポップス風味を活かした小谷充のアレンジも、決して森進一の歌の上手さを否定していない潔さが高得点♪♪~♪

なにしろドラムスやベース、そして合いの手っぽいギターのフレーズ諸々は、往年のエレキ歌謡そのものでありながら、録音技法がタイトで分離のはっきりした1980年代サウンドですから、ホーンセクションやストリングも薄味なのは確信犯と思うばかりですし、だからこそ、森進一のライトタッチの節回しが新鮮でもあり、十八番の説得力に満ちた歌唱力に酔わされるんじゃ~ないでしょうか (^^♪

ちなみに、これまた説明不要とは思いますが、この「恋月夜」を出した頃の森進一は長年所属していた渡辺プロから独立し、加えて大原麗子との結婚もあり、自らの芸能界における存在が安定と不安定を繰り返していた時期だったわけですが、流石は天下一品の歌唱力と唯一無二の個性があればこそ、往年のド演歌路線と例の「襟裳岬」以降の新機軸を両立させながら、この「恋月夜」や「冬のリヴィエラ」等々のオールディズ演歌とも云うべき楽曲をヒットさせたのは、森進一の存在証明でありましょう。

ということで、実は入れてもらっている高齢者バンドのバンマスであるドラマー氏が坐骨神経痛で敲けなくなり、ボーカル専業に転向するというもんですから、この森進一の「恋月夜」が演目になるらしく、だとすれば、サイケおやじとしては、もっとエレキ歌謡がド真ん中でやりたいなぁ~~~ (^^)

なぁ~んていう我儘を進言させていただいたところ、OKの許可が下りたのは嬉しいです (^^)

もちろん、明日の練習では、早速やってみるとの話になり、気持も高揚しているのでした。

うむ、精神集中!

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苦渋…

2022-11-24 19:23:20 | サイケおやじの日常

仕事のゴタゴタが…… (>_<)

こんな頭でよかったら、なんぼでも下げますよ……。

本日は、これにて <(_ _)>

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寒い朝には西群よう子が聴きたくなる

2022-11-23 17:43:04 | 歌謡曲

この愛に生きて / 西群よう子 (Eastworld / 東芝)

西群よう子はヤマハ系のボーカリストで、実際、高校生の頃から例のポプコンに出場し、なかなかに期待されていたのが昭和50年代前半の活動状況でした。

そして公式レコードデビューしたのが、確か昭和52(1977)年頃だったと記憶しているんですが、ルックスも男好きするタイプだったもんですから、各方面での活動がイマイチ集約出来なかったんでしょうか、ラジオのDJや学園祭ライブ等々でジワジワと人気を集めながらも、幾分の足踏み状態は……。

しかし、満を持してというか、昭和55(1980)年7月に出した本日掲載のシングル盤は本当に素晴らしい傑作で、殊更作詞:杉山政美&作編曲:木森敏之が彼女に与えた収録A面曲「この愛に生きて」は、ミディアムテンポのAOR歌謡の決定版!

それはスローな歌い出しから、ビシッとタイトなリズム隊が入ってのグルーヴィな雰囲気の良さ、そして如何にも下世話な男女の情愛が綴られた歌詞の世界を、きっちり歌謡曲保守本流の表現で節回していく、その衒いの無い歌謡魂は、決してニューミュージックなぁ~んていう軽薄な分類スタイルじゃ~無いと思うんですが、いかがなものでしょう。

もちろん、現在でも流行が継続しているらしい「シティ・ポップ」としての括りで聴いても、全く色褪せていないでしょう。

歌謡フォークの進化系的なメロディラインもイイ感じ ♪♪~♪

実は同時期、彼女は最初のアルバムであろう「My name is YOKO」と題されたLPを制作発売しているんですが、これまた絶妙の名盤と申しましょうか、当時の売れっ子セッションプレイヤーが参加したバックの演奏に全く臆する事のない西群よう子の歌の世界が存分に楽しめますので、気になる皆様は、ぜひっ!

確か、CD化されているはずですよ (^^)

それと話は前後しますが、本日のお題「この愛に生きて」がヒットしたのは、当時放映されたテレビドラマ「結婚の四季(フジテレビ)」の主題歌だった影響もあったそうですが、サイケおやじは件のテレビドラマには全く接しておりませんので、ここではスルーさせていただきますが、それでなくとも、ヒット性は確実にあったとしか言えませんし、何よりも西群よう子という実力派ボーカリストを世に知らしめただけでも、このシングル盤の存在価値は高いはずです。

ところが、何故か……、この後の彼女はシングル盤を1枚出したっきり、フェードアウト気味となり、どうやらスタジオシンガーとしての活動にシフトしたとか、様々な情報は耳にしているんですが、近年はジャズボーカリストに転身したとか……。

う~ん、サイケおやじとしては、正統派歌謡曲を演じて欲しかったと思うですけどねぇ……、しかし、彼女自らが選択決断された道であれば、ファンとしては納得するのが冥利でありましょう (^^;

ということで、なかなか本日は寒くて、冬が確実に近づいている事を痛感させられました。

そして、そんな日にこそ、ハートウォームな歌が聴きたくなり、あれやこれやとレコードを取り出している休日の幸せに感謝するばかりでございます <(_ _)>

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これが疲労とストレスか…?

2022-11-22 19:00:46 | サイケおやじの日常

神経痛とか、諸々で体調悪いんで、点滴受けたら、尚更に疲れたというテイタラク…… (>_<)

今夜は、これにて…… <(_ _)>

 

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後悔先に立たず……、山口いづみへの懺悔

2022-11-21 17:45:51 | 歌謡曲

小さな秘密 / 山口いづみ (東芝)

日本プレスのアナログレコードは、シングル盤であってもジャケットスリーブが附いているのが普通ですから、所謂ジャケ買い趣味も堂々と成り立つというメリットがある反面、時には拘り過ぎて、墓穴……。

なぁ~んていう、悔しい思い出がサイケおやじに残ってしまったのが、昭和48(1973)年に発売された本日掲載盤です。

結論から述べさせていただければ、冒頭に書いたとおり、日本プレスのシングル盤はジャケットスリーブが付属していて、初めて価値がある!?

という実情があるわけで、だからこそ、中古ゲットの場合は少しでも状態の良いブツを探索するという執念が欠かせないと思えば、その扱いについても、慎重な姿勢が必須なんですが、それが裏目というか、時には自分の凡ミスによって、後悔先に立たず…… (>_<)

実は、この山口いづみのシングル盤、中古ゲットした時点では本当に綺麗な状態だったんですよ。

それをサイケおやじは全くの不注意から業務用洗剤の濃厚液が満たされた平皿に落としてしまい、しかも……、それに気がついたのは1時間近く後だったという大失態 (>_<)

ですから、泡食って取り出した時にはジャケットスリーブが変色していたという刹那的状況から、必死に水洗いし、窓ガラスに貼り付けて乾かした後の姿が、掲載画像の真実であります (>_<)

もちろん、レコード盤が入れられている中袋も色落ちしていたんですが、さいわいにも肝心のディスクは水洗いしても無事だったのが、ひとつの救いでもありました (^^;

さて、そこで気になる(?)収録A面曲「小さな秘密」は作詞:なかにし礼&作曲:鈴木 淳から提供された歌謡フォークっぽい哀愁アイドルソングと申しましょうか、ミディアムテンポの優しいメロディラインで歌われるのは、如何にもの初恋メモリーなんですが、山口いづみの節回しの随所に、さもありなんのフェロモンが滲み出しているあたりは要注意!?

しかし、それをイイ感じで中和(?)させているのが、エレピを上手く用いた森岡賢一郎のアレンジで、淡々とグルーヴするベースもニクイばかりですよねぇ~~♪

案外と歌謡曲独特のコブシが入っているので、ちょい聴きには、同時期の小柳ルミ子が歌ってしまいそうな雰囲気もあるんですが、やはり、ここは幾分洗練された山口いづみで大正解だったと思っております (^^)

ということで、今となっては、アナログ盤は骨董品ですから、その扱いには慎重を期さねばならない実情が尚更に重く、繰り返しますが、後悔先に立たず……。

当然ながら、良い出会いがあれば、買い直したいレコードではありますが、自戒として、私有の掲載盤を眺めるのも、ひとつの人生の味わいかもしれないなぁ……。

なぁ~んて、自分に言い聞かせているのでした (^^;

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