いゃ~~、今は、ホッと一息 (^^;)
危うく、コロナ禍の濃厚接触者になりそうで、検査結果待ちの身でありました、今日は (^^;)
おかげさまで、セーフ (^^)
明日が、そこにある事を実感しつつ、これにて失礼させていただきます <(_ _)>
いゃ~~、今は、ホッと一息 (^^;)
危うく、コロナ禍の濃厚接触者になりそうで、検査結果待ちの身でありました、今日は (^^;)
おかげさまで、セーフ (^^)
明日が、そこにある事を実感しつつ、これにて失礼させていただきます <(_ _)>
■女の別れ / 池和子 (日本ビクター)
掲載したのは長年探索していたシングル盤の1枚で、それが先日、ひょんな事から入手出来ましたので、本日のご紹介となりました。
なにしろ歌っている池和子とは、日吉ミミの前身であり、ここで聴かれる彼女の歌唱には、あの独特の唸り&粘りの声質と突き放した様な節回しが無く、むしろ正統派の演歌節で勝負していた時期のレコーディング音源なんですよ (^^)
発売されたのは昭和43(1968)年11月、製作クレジットは作詞:山口洋子&作編曲:猪俣公章となっていますから、それだけで当時のヒット路線は間違いの無いところなんですが、実際に仕上がっているのは、ミディアムテンポでマイナーな曲調とスティールギターやハモンドオルガン、さらには大袈裟なストリングスアレンジ等々がジャストミートし過ぎた、あまりにも王道の歌謡曲!
ですから、決して悪くはありませんし、池和子=日吉ミミの歌いっぷりにも情感溢れる個性があって、捨てがたい魅力があると思います。
しかし、結果的に売れたとは言えませんし、後年の日吉ミミのブレイクを鑑みれば、やはり「あの声と節回し」で、この「女の別れ」を歌っていたら…… (^^;
なぁ~んていう、不遜な望みが沸き上がってくるのは、サイケおやじだけでしょうか (^^;
ちなみに彼女が「日吉ミミ」になるのは、これから約1年後の昭和44(1969)年秋の事であり、その最初のシングル曲「おじさまとデート」においても、未だ「あの声と節回し」は出ておらず、結局は次に出した「男と女のお話」における変身(?)の突発性が見事に当たったという歴史が再確認出来るわけです。
ちなみに、彼女にそれを指導したのは、当時レッスンを担当していた駆け出し時代の天才作曲家・岡千秋だったそうで、もちろん件の「男と女のお話」のシングル盤B面には、岡千秋が書いた「むらさき慕情」が収められているのでした。
ということで、「池和子」名義のシングル盤が何枚残されているかは、勉強不足で確認出来ておりませんが、良い出会いがあれば、即ゲットはサイケおやじの決め事のひとつです。
あぁ……、日吉ミミも、コンプリートな音源復刻が望まれますねぇ~~ (^^ゞ
■めぐり逢わないのに c/w 私小説 / 中村晃子 (キングレコード)
いやぁ~~、今日は暑かったですねぇ~~ (^^;
まだ、6月になっていないのに、これじゃ~、夏本番はど~なってしまうのか?
マスクなんてものは完全に熱中症を促進させる厄介物になるのは確実かもしれませんねぇ…… (^^;
そこで本日は、少しでも涼しい気分になれる様なレコードを出そうと自室の棚を物色していたら、ほとんど真逆な1枚に手が止まってしまい、それが中村晃子が昭和52(1977)年に出した掲載のシングル盤なんですが、ど~です、サイケおやじの「手が止まってしまった」理由が少しでもご理解いただけるでしょうか?
もちろん、それはシーツに包まった彼女のセミヌード姿、そして個性が際立った唇の存在感もニクイばかりの面立ちという、その思わせぶりにグッと惹きつけられるのがサイケやじの本性というわけです (^^;
で、肝心の収録曲は、とにかく両面共に所謂ジャズ歌謡になっておりまして、まずは作詞:杉紀彦&作曲:長戸大幸から提供のA面「めぐり逢わないのに」は、基本的な曲想は普通の歌謡曲だと思うんですが、高田弘のアレンジには幾分強引とも思えるサビでの4ビートとか伴奏陣のジャズっぽいプレイ等々、如何にも狙って作り込んだプロデュース姿勢が伝わって来るところに中村晃子の歌いっぷりがイマイチ、馴染んでいない気がしないでもありません。
しかし、その反面、女の未練心が綴られた歌詞の世界には、そ~した彼女の馴染まない歌唱がジャストミートしているところも、きっちりと刻まれているんですよ (^^;
そんなこんなの感想は、あくまでもサイケおやじの独断と偏見ではありますが、それが作詞:杉紀彦&作曲:杉本真人のB面曲「私小説」では、ボサノバ~ジャズノバ系のアレンジを附した高田弘の「全てわかっている楽しみ」の様なイイ仕事と相まって、中村晃子のクールで熱いボーカルもアップテンポのグルーヴにビシッとキマッているのは嬉しいですねぇ~~♪
まあ……、ちょっぴり短い収録時間が勿体ないところではありますが、もうちょっと聴いていたなぁ~~、というところでフェードアウトされのも、悪くはありませんよねえ~ (^^;
ということで、それにしてもシーツに包まる彼女の肢体が気にならないはずもなく、後々には思いっきり見せつけたヌード写真集も出してしまう中村晃子ではありますが、個人的には、こ~ゆ~思わせぶりも大好きであります (^^;
う~ん、なんだか、ますます暑さを感じてきましたですねぇ。
明日は、ど~なるんでしょう (^^;
■ブルーララバイ / 明日香 (AARD-VARK / キャニオン)
明日香は早世したシンガーソングライターではありますが、昭和57(1982)年のヤマハポピュラーソングコンテストで自ら作曲した「花ぬすびと」が優秀曲賞に輝き、その勢いで同年開催の世界歌謡祭ではグランプリを獲得した事により、なかなか忘れられない存在でしょうか。
そのスタイルはピアノの弾き語りが多く、ソングライティングに関しては主に作曲を担当し、それほど作詞はやっていませんが、歌の世界の伝え方は流石に強いものがありました。
ただし、個人的には、如何にもヤマハ系のシンガーソングライターらしくというか、ちょいと中島みゆき風味が滲み出し過ぎているところも散見されるもんですから、前述した受賞曲にして大ヒットした「花ぬすびと」等々は、それほど好きではなく、むしろ、そのあたりが薄まっている本日掲載のシングル盤A面曲「ブルーララバイ」がイチオシです。
発売されたのは昭和58(1983)年末、確か3作目のシングル曲だと思うんですが、製作クレジットは作詞:大下洋子&作曲:明日香、そして編曲:平野孝幸となっており、シンプルなピアノの弾き語りスタイルで優しいメロディが素直に歌われる中に特有の「泣きメロ」が仕込まれているのは言わずもがな、当時の洋楽最前線を想起させられるAORなストリングスアレンジ共々に、何度でも聴いてしまう、不思議な魅力が秘められているんですねぇ~~♪
彼女の歌声も含めて、決して派手なところは無いんですが、こ~ゆ~ジンワリと染み入る歌の世界が、本日のサイケおやじには愛おしく感じられてしまいます (^^)
ということで、それというのも、またまた昨夜は知りたくもなかった仕事関連の裏側にあるドロドロした人間関係を垣間見て……。
もちろん、サイケおやじだって「お金」は嫌いではなく、むしろ好きな方なんですけどねぇ~、生臭いのは全てにおいて、嫌いです。
まあ……、そ~ゆ~時こそ、素直な歌が気持ちの救いになると思うばかりです (^^;
失礼いたしました <(_ _)>
■破れたグラス c/w 恋のカラフル・ロック / 井手せつ子 (日本コロムビア)
本日の掲載盤は井手せつ子の諸作の中でも、ちょいと存在が曖昧な1枚だと思うんですが、サイケおやじが、そ~思ってしまうのは、私有盤も含めて、このシングル盤に関しては「見本盤」しか見たことがありませんし、レコードカタログ番号から類推すれば、世に出たのは昭和43(1968)年だったのでしょうか……?
もしかしたら、正規盤が発売された直後に何らかの事情により、それらが回収され、別な楽曲がカップリングされたシングル盤が発売されたんじゃ~なかろうか……?
なぁ~んて、実に身勝手な当て推量をしてしまうんですが、それはそれとして、とにかく入手してある掲載盤には、これぞっ!
井手せつ子ならではのクセの強い歌いっぷりが存分に楽しめるシングル曲が両面に、きっちりと収められているんですねぇ~~♪
制作クレジットは2曲が共に作詞:白鳥朝詠&作曲:市川昭介、そして編曲:河村利夫とされていますが、曲調は相当に異なっておりまして、まずはA面「破れたグラス」はミディアムテンポの泣き節演歌なんですが、そこは井手せつ子ならではの大袈裟なアクセントを用いた節回しが強烈!
原曲の譜割は不明ですが、こんなイントネーションで歌ってしまう井手せつ子は、やはり独特のウネリ歌唱がジャストミートの個性を発揮していますよ (^^)
女の強がりを綴った歌詞の世界が、ここまでの情念で表現されてしまえば、リスナーはストレートに聴き惚れるのが至福かもしれません (^^)
そしてB面「恋のカラフル・ロック」は曲タイトルからして、これはGS歌謡!?
と思い込んでいたら、実際はズンドコビートを用いたミディアムアップのリズム演歌であり、だからこそ、井手せつ子の歌唱の面白さ、その魅力が楽しめてしまうのだとしたら、完全に十人十色の好き嫌いが…… (^^;
楽曲は一応、ロッキンソウルな体裁で作られていますし、ジージー鳴りまくりのファズギターがあったりはするんですが、ブラスセクションやリズム隊のグルーヴが古い感じですし、やっぱり井手せつ子のコブシ回しがキツ過ぎて、ど~しても演歌チックなフィーリングから抜け出せないなぁ……、とサイケおやじは思ってしまうんですが、いかがなものでしょう。
しかし、それでも、このシングル盤はジャケ写デザイン共々に愛着が持てる1枚ですし、歌謡曲愛好の諸氏には必ずや共感していただける魅力があると思っております。
ということで、このシングル盤に関して冒頭に述べた諸々は、今後も調べていく所存ですし、サイケおやじにとっては、とにかく邂逅したら、ゲットするのは必然の領域にあるのが、井手せつ子のレコードであります。
う~ん、それにしても「グラス」が「破れる」ってのは、意味深ですねぇ~~ (^^;
■夜を返して c/w 名張ブルース / 田中小夜子 (日本コロムビア)
掲載したのは昭和44(1969)年に発売されながら、全く売れなかったシングル盤なんですが、歌っている田中小夜子は昭和50年代に歌謡ロック系のソウル演歌で大ブレイクした葛城ユキ、その人だと云われています。
尤も、その間には「朝霧まち」と名乗ってベタベタの歌謡曲をやっていた時期もあったんですが、何れにせよ、その全ての時期に制作発表された楽曲は魅力満点 (^^♪
ここにご紹介する作詞:三上博司&作曲:斉藤敬二から提供の「夜を返して」にしても、基本はミディアムテンポのド演歌丸出しという曲想ですから、イントロから尺八(?)、そして特有のリズムアレンジの中にあって、しかし彼女の歌いっぷりは持ち前のアルトボイスを活かした情念の唸り、またネチッコイ節回し、加えて黒人ソウルのフィーリングが滲むコブシの妙!?!
このあたりは山路進一の編曲のツボを掴みきった田中小夜子の実力と思うばかりです (^^♪
ですから、同じ制作スタッフが手掛けたB面曲「名張ブルース」がジャズ風味も強い、ご当地演歌の異色作(?)であろうとも、ますます彼女の歌唱は冴えまくりでして、ハスキーな声質による節回しと微妙なフェロモンの滲み、そして絶品のタメとモタレ等々、演奏パートのクラリネットやギターの泣きメロ伴奏共々に、これまた立派な確信犯でありましょう (^^♪
サイケおやじは、好きです (^^♪
最後になりましたが、ジャケ写のロケ地は「赤目渓谷」とキャプションが入っていますから、B面曲「名張ブルース」との関連も不思議では無いんですが、何かのタイアップがあったのかは不明です。
ちなみに、ここでの芸名「田中小夜子」は葛城ユキの本名とされていることを追記させていただきます。
ああ~~、葛城ユキのアンソロジーが出ないかなぁ~~ (^^ゞ
■夜の花 / 竹越ひろ子 (キングレコード)
竹越ひろ子は説明不要、ダイナマイトバディで力感溢れるボーカルを聴かせてくれる稀有の歌謡曲シンガーですから、当然の如くブームに乗っかってのエレキ&ビート歌謡のレコードも出しておりまして、その中でもサイケおやじが特に好きなのが昭和43(1968)年4月に出した本日掲載のシングル盤A面曲「夜の花」です。
もちろん、これは曲タイトルどおり、夜の世界に生息する女の刹那の心持を巧みに綴った作詞:たなかゆきお、そしてマイナー調のロック演歌系のメロディは作曲:安部芳明という制作クレジットが確認されるんですが、やはり特筆すべきは高田弘が施したアレンジのイイ仕事 (^^♪
それは、ちょっぴりジャズロック風味のギターによるイントロから薄くミックスされた男性コーラス、そしてブルーコメッツを想起させられるリズム隊の存在の中でも、曲メロ主旋律に寄り添うオルガンがニクイばかりですし、だからこそ、前向きに朗々と歌い上げる竹越ひろ子の節回しが居直りを超越した女の意気地を強く表出しているんですから、たまりません (^^♪
もちろん、そこにあるのは、だからこその哀しみ、しがらみの終わりなき日常でありましょうか、しかし、決して卑屈にならない浮世の理を強く感じさせてくれるのが、竹越ひろ子の歌いっぷりの魅力だと思うばかりです。
また、こ~ゆ~曲調でありながら、ロックやソウルの味わいよりも、正統派歌謡曲丸出し(?)フィーリングで歌ってしまう彼女の確信犯的なボーカルにも、グッと惹きつけられますねぇ~~♪
ということで、夜の街とか歓楽街には、もう……、2年ばかり疎遠になっている身としては、こ~ゆ~盛り場歌謡に魅せられる事が、最近は多いみたいです (^^;
正直、それほど酒席は好きではありませんが、無いとなれば、欲しがるのが人間の宿業でしょうか……。
まあ……、現在でもコロナ禍は収束していないわけですから、サイケおやじはレコードに針を落とす作業に熱中する所存であります (^^;
■想い出のかけら c/wつめたくしないで / 郷希理沙 (ミノルフォン)
掲載したのは、以前にご紹介した「チンジャラ」を歌っていた郷希理沙(ごうきりさ)が昭和43(1968)年11月に出したシングル盤なんですが、ど~です(^^)
前述の「チンジャラ」では拝めなかった彼女の御尊顔、なかなかフェロモンの放出度も高い美女だとシビレてしまうのは、サイケおやじだけではありますまいっ!
そして気になるA面収録の「想い出のかけら」は山田研治が作詞作曲を手掛けたミディアムテンポのオシャレ系ムード歌謡で、しかも東八郎がボサノバ調のアレンジを施しているもんですから、郷希理沙も心置きなく十八番のセクシー歌唱を全開と書きたいところなんですが、実は絶妙の抑制と思わせぶりがニクイばかりの節回しを披露する、これが全くジャケ写イメージどおりの仕上がりなんですねぇ~~~♪
しかし、一方のB面曲「つめたくしないで」は同じソングライター陣が提供したにしては、聊か下世話なラテン歌謡になっているもんですから、彼女の歌唱そのものも、なにやら不完全燃焼と申しましょうか、失礼ながら、ちょっぴり古い感じが滲み出てしまい、非常に勿体ないです…… (^^;
そのあたりが如何にもアナログ盤特有のB面曲ではありますが、A面の「想い出のかけら」の出来栄えが良いもんですから、尚更でしょうか (^^;
それでも、郷希理沙の歌手としての存在価値は全く落ちていないと信じるばかりでございます。
ということで、昨夜から本日に引き続き、ちょいと身辺がゴタゴタしておりますので、短めのご紹介で失礼させていただきます <(_ _)>
最後になりましたが、最近は洋楽でも、様々に気になる新しいブツが出ていましたので、纏めてゲットしてきたんですが、今後も散財モードに陥りそうな「お宝」復刻作が押し寄せているのは、嬉しい悲鳴です (^^ゞ
断捨離なんて不粋な所業は考えない事にしたので、お金は生きているうちに使うつもりでおります <(_ _)>
…… 久々にPCの機嫌が悪いです……。
リモートアプリに全く反応してくれないんですよ…… (>_<)
早く帰りたいのに、それも無理という現状が、辛いです <(_ _)>
■異国のひと c/w あなたの瞳 / 小幡桂子 (キャニオン)
掲載したのは、昔っから良い出会いを求めていた昨日の獲物の1枚でして、とにかく収録A面曲「異国のひと」が、ある意味、変則的(?)なベンチャーズ歌謡!
ということに尽きる感があるんですよ (^^)
というのも、メロディラインはジェリー・ゴールドスミスが日米合作の戦争映画「トラ・トラ・トラ」の劇伴として書いたテーマの変奏と思われますし、実際に作曲クレジットもジェリー・ゴールドスミス名義になっているんですが、それを最初に公にしたというか、つまりはベンチャーズが十八番の「いただき系」インストの「トラ・トラ・トラ / TORA TORA TORA」として制作発売したのが、1971年7月で、つまりは日本における夏の吉例行事だった昭和46年度の来日記念盤シングルA面曲が、この「異国のひと」の元ネタになっているのです。
ちなみに、件の来日巡業メンバーはジェリー・マギー(g)、ドン・ウィルソン(g)、ジョン・ダリル(key)、ボブ・ボーグル(b)、メル・テイラー(ds) という顔ぶれだったんですが、その「トラ・トラ・トラ / TORA TORA TORA」は厳かなイントロに琴の様な言楽器が用いられ、リードギターも三味線っぽく、またストリングスやホーンセクションを盛大に使ったミディアムテンポの和風メロディに仕上がっている、なかなか味わい深い裏名曲で、だからこそ、当時は我が国だけのシングルオンリーの発売であり、アルバムに収録されたのも、翌年1月頃に出た編集盤LP「ベンチャーズ・ポップス・ベスト 14」が最初だったと思うんですが、いかがなものでしょう。
で、肝心の小幡桂子が歌った「異国のひと」は、その「トラ・トラ・トラ / TORA TORA TORA」のメロディに、ちあき哲也が日本語詞を附し、小杉仁三のアレンジにしても、前述したベンチャーズのインストバージョンの雰囲気を踏襲しつつも、なかなか当時の歌謡ポップスの味わいを活かした、これが堂々の歌謡曲 (^^♪
しかも、小幡桂子の声質が湿っぽい弘田三枝子と申しましょうか、加えてネチネチしたコブシ回しが入っているもんですから、サイケおやじにとっては、なかなかに好きな世界なんですよっ、これが (^^♪
しかし、実質的には大きなヒットになっていなかった所為もあり、中古市場でも状態の良いブツはサンプル盤が多く、コレクターズアイテム化して幾年月……。
実は、そ~なった、もうひとつの要因が収録B面曲「あなたの瞳」の作曲が宇崎竜童!
それも久保寺敬子の作詞に小杉仁三のアレンジが入った、ミディアムテンポの素敵な正統派歌謡ポップスに仕上がっておりまして、ここでも小幡桂子の歌いっぷりが個人的には最高に好みのツボ (^^♪
せつない歌詞に泣きメロがジャストミートの隠れ名曲として、前述した「湿っぽい弘田三枝子」フィーリングは、こちらで尚更に楽しめると思います (^^)
ちなみに小幡桂子はサイケおやじにとっては、「この人」シリーズに分類出来てしまう歌手なんですが、掲載のジャケ写からも一目瞭然、ルックスもイイ感じですし、後に若杉ジュンと改名して、これまたマニア泣かせのシングル盤を数枚出している人気者(?)ですので、よろしくです (^^;
ということで、ベンチャーズ歌謡の奥の細道は、まだまだ続きそうです。
また、現在入れてもらっている高齢者バンドの先日のミニライブが、仲間内や身内だけの観客とはいえ、それなりにウケてしまった事から、なんとか隔月でも定期的にライブをやりたいねぇ~~、という話が進んでおりまして、サイケおやじも気持ちが前向きになっております (^^ゞ
もちろん、あくまでも自分達の楽しみという範囲内ではありますが、ひとつの目標みたいなものが持てるのは、幸せだと感謝であります <(_ _)>