OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

念願成就だっ! 飛鳥まゆり!

2022-04-30 17:01:28 | 歌謡曲

太陽の季節 / 飛鳥まゆり (東芝)

念願成就と申しましょうか、本日掲載したのは長年探し求めていた飛鳥まゆりのシングル盤でして、発売されたのは昭和46(1971)年、どうやら彼女の公式デビュー作らしいというのは、これをゲットした中古屋の店主からの情報です。

ただし、今でも彼女についての詳らかなプロフィールは知るところも無く、それゆえに、こ~して彼女の存在証明ともなるレコード盤を発見する作業そのものが、サイケおやじが自らに課している修行の一環と書けば体裁は良いんでしょうが、実際はジコマン的快楽に他なりません (^^ゞ

で、とにかくもA面収録曲「太陽の季節」は作詞:タマイチコ&作曲:長沢ロー、そして編曲:荒木圭男が作り上げた、これが如何にも当時らしい、ポップス歌謡の夏向き路線がド真ん中!

まあ、ジャケ写がゴールデンウィークっぽい潮干狩りルックなのはご愛敬かもしれませんが、それでもアップテンポでキャッチーなメロディラインもニクイばかりですし、演奏パートにおける熱いリズムギターとドラムスの激しさに土台を揺るがせにしないベースというリズムセクションの勢いは流石にプロの仕事だと思いますし、それに乗っかって歌いまくる飛鳥まゆりのボーカルも、やはり決して侮れない実力を示していると思います。

なによりも、ある意味で「ドスの効いた」節回しに絶妙の哀愁が滲み出ている、そんなナチュラルな感性がサイケおやじの琴線に触れるんですが、いかがなものでしょう。

ですから、ちょいとばかり収録時間が短くて、スッキリ終わり過ぎているのが勿体ないと思うばかりなんですが、ブラスやストリングスのアレンジが潔いところは、ハッとするほどイイ感じですから、これで正解なんでしょうねぇ~~(^^)

ということで、ようやくにして飛鳥まゆりのシングル盤が2枚、掌中に収まりましたので、探索意欲が増大するばかりという現実の中で、やはり欲しいのは、お金と時間であります (^^;

もちろん、ネットという文明の利器がありますから、他にも蒐集方法は多々あるんですが、足で歩いて発見・発掘するという楽しみは、これまた OLDWAVE ならではの快楽というわけです (^^♪

生かされている自分の境涯に、感謝です。

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追悼・桑原幸子

2022-04-29 17:00:01 | 追悼

東映で活躍された女優・桑原幸子の訃報に接しました……。

それは片山由美子様がツイートされたネットからの情報で、実は今日は、おやじバンドの練習だったんですが、その休憩時間中に知り得た悲報に、心が乱れ、バンドメンバーに迷惑を……。

説明不要かもしれませんが、故人は児童劇団から東映の新進女優として、キュートな魅力を発散させ、様々な作品に出演されていましたが、やはり代表作はテレビアクションドラマ「プレイガール」における「ユッコ」役でありましょう。

サイケおやじにしても、番組スタート時点からレギュラー出演していた故人の魅力にはグッと惹きつけられるところが多く、劇中ではボーイッシュなキャラでの活躍から、それほど派手なパンツ見せとかは無かったんですが、それでもセミヌードや水着姿、そして入浴やシャワーシーンでは、きっちり大サービス (^^♪

というプロの演技は流石の人気女優でありました。

そして私生活では作家の西木正明と結婚後、家業の製造業で経営者としての立場ながら、時折にテレビやラジオ、そしてビデオ作品等々にも出演されておりましたし、最近では片山由美子様のポコチャ配信にも音声だけの登場があったそうで、それが今月の 21 日に冥府への旅立ちとは、無常観を感じるばかりでございます……。

そして故人の諸々の活躍・活動については何れ、あらためて書き記したいと思います。

あぁ……、今夜は「プレイガール」を端座鑑賞し、故人を追悼、ご冥福を祈念するつもりです。

どうか安らかに……。

合掌。

 

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この人だぁ~れ part-79:千波果代

2022-04-28 19:28:34 | 歌謡曲

ジーンズ踊り c/w ジーパン仲間 / 千波果代 (キングレコード)

「昭和」という時代、殊更30 ~ 50年代は、それこそ街中に音楽が満ち溢れており、例えば商店街、パチンコ屋とか飲み屋等々の歓楽街にしても、店内外に様々な歌や演奏が流れているのが普通であり、それはラジオやテレビや有線等々がメインでしたから、殊更映画館の素晴らしい音響システムから流れ出て来る諸々の音楽は、休憩時間の和みに大きな役割を果たし、また、そんなこんながレコードの売り上げやヒット曲量産のキーポイントのひとつであった事は、言うまでもありません。

中でも、昭和50年代のサイケおやじは、日活ロマンポルノを筆頭に各社制作の成人映画や洋ピン物に夢中だったもんですから、音楽情報の仕入れも、前述した休憩時間に鳴っている歌謡曲に導かれていた側面がありました (^^ゞ

で、本日掲載のシングル盤A面曲「ジーンズ踊り」にしても、最初は昭和50(1975)年頃の映画館、それも成人映画をメインに営業しているところで頻繁に聞かされていた気になる楽曲でして、それは民謡と演歌とカントリーロックの幸せな結婚みたいな、なかなかハッピーな春~夏の歌でありました。

ところが、当然ながら、そ~ゆ~場所ですから、誰が歌っているのか?

あるいは曲名さえも、全く知る事が出来ないという事情があるもんですから、後は自助努力(?)によって、刷り込まれた歌のレコードを探索するという、これまた猟盤活動の刺激剤とも言える楽しみだったんですねぇ~~♪

しかし、結局当時は、この「ジーンズ踊り」に到達邂逅する事が叶わず、時が流れました。

そして時代が平成に入って8年目、皆様ご推察のとおり、ジャケ買い趣味からゲットした掲載盤A面収録曲こそが、長年気になってい前述の楽曲であり、それは千波果代(ちなみかよ)と名乗る美女が歌っていた「ジーンズ踊り」と判明した時の喜びは、長生きしてこそのプレゼントとして、感謝するしかありませんでしたねぇ~~、大袈裟じゃ~なくて (^^)

もちろん、千波果代(ちなみかよ)はサイケおやじにとっては「この人」シリーズに分類せざるを得ない存在ではありますが、このジャケ写に登場している彼女のキュートでセクシーな面立ち、抜群のスタイルとポージングの素晴らしさからして、モデルとしての活動もあったのかと思えば、ますます愛おしいですよ (^^♪

そして肝心の「ジーンズ踊り」は作詞:石黒覚&作曲:越純平、そして編曲:只野通泰というクレジットが確認出来る、なかなかハイブリットな歌謡曲で、アップテンポでカントリーロックがモロ出しのイントロから、民謡調のメロディに演歌風味のコブシが利いた和風の趣がニクイばかりですし、千波果代(ちなみかよ)のハートウォームな声質と節回しのイヤミの無さには何度聴いてもシビレが止まりません (^^♪

う~ん、これってジーンズ業界が主導して制作された楽曲なんでしょうかねぇ~~?

だとすれば、ジャケ写のファッションスタイルも尚更に納得出来ますし、その意味で作詞:石黒覚&作曲:万城蓮市、そして編曲:只野通泰が提供のB面「ジーパン仲間」がホノボノテンポの歌謡ポップスに仕上がっているのもムベなるかな、ここでもカントリーロック調のアレンジが導入された歌謡フォーク的な味わいが、落ち着いた彼女の声質にはジャストミートしていて、もちろん初めて聴いたサイケおやじではありますが、なんとも嬉しい気持ちは倍増という次第です (^^♪

そして、こ~なってみると、やっぱり当時の千波果代(ちなみかよ)の映像・動画に接したい気持ちが押さえきれませんねぇ~~ (^^ゞ

きっと……、水着姿も素晴らしいに違いない!

なぁ~んていう妄想は、言わずもがなであります (^^ゞ

ということで、昭和50年代頃の若者の定番ファッションのひとつが、ジーンズであった事は今や歴史でありましょうか……。

当然ながら、サイケおやじも学生時代は、そ~でしたし、社会人になってからも、しばらくはジーパンやジーンズのジャケットを愛用していたものです。

あぁ~~、ジーパン履いて、エロ映画館巡りしていた「あの頃」が懐かしいです (^^ゞ

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平和ボケを痛感…

2022-04-27 18:02:07 | サイケおやじの日常

例によって、仕事が縺れ、会議も紛糾しておりますので、本日は、これにて失礼させていただきます <(_ _)>

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銀座のマリアは佳川ヨコ

2022-04-26 19:20:56 | 歌謡曲

銀座のマリア / 佳川ヨコ (日本ビクター)

ムード歌謡、ド演歌、フォーク歌謡、そして、もちろん正統派歌謡曲を歌い続けて長いキャリアを残す佳川ヨコを所謂「一発屋」扱いする事は不遜かもしれませんが、しかし彼女を決して忘れがたい存在にしているのは、昭和42(1967)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「銀座のマリア」だと思います。

なにしろ、作詞:川内康範&作曲:松岡安巳、そして編曲:寺岡真三が企図してくれたのは、如何にもGSブームが加速加熱していた昭和42(1967)年らしく、演歌系エレキ&ビート歌謡になっておりまして、しかも佳川ヨコは節回しにコブシをきっちりと効かせているんですから、たまりません。

快適なリズム&ビートにノリまくった彼女のボーカルの豊かな表現力は、一度聴いたら忘れられない魅力に満ちていると思いますし、そこに絡むエレキギターの味わいのチープさ加減や往年(?)のリズム歌謡を思い出してしまうオーケストラの使い方共々に、このキリスト教に憧れている感じの歌詞には、これしか無いというメロディ展開が、ヒットするべくしてヒットした要因と思うばかりです (^^♪

ということで、こ~ゆ~調子のイイ歌こそが高度成長期の我が国を後押ししていたのは間違いないところでしょう。

逆に言えば、そ~ゆ~時代だったからこそヒットした歌が今日でも忘れられないのは、幸せの証なのでしょうか…… (^^;

何れにせよ、大切にしたいものですねぇ~~♪

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テレパシーに覚醒の朝

2022-04-25 19:30:28 | 歌謡曲

テレパシーLOVE / キューピット (ユニオン / テイチク)

昨年来、ずぅぅぅ~~っと気がかりになっていた仕事上の案件について、今朝方ふっと妙案が浮かび、迷惑も顧みずに相手方に電話を入れてみたら、なんとっ!?!

先方も同じ頃、非常に良く似た道筋を考えていたというのですから、これってっ!?!

以心伝心、テレパシーってやつでしょうかっ!

そして結果的に以降の段取りが速やかに履行されそうな雰囲気になったのですから、世の中は、やっぱり気の持ちようなんだなぁ~~!?!

なぁ~んて、例によっての楽観主義に甘えているサイケおやじが、だからこそ本日取り出したのは、エミ=泉山恵美子とユミ=泉山由美子のアイドルツインズとして、今も人気が衰えないキユービットが昭和53(1978)年末に出した待望の2nd シングルA面曲「テレパシーLOVE」です。

確か……、これは某食品メーカーが出したキャンディーのCMソングで、本人達もジャケ写と同じ衣装でテレビCM出演していたと記憶しているんですが、それを抜きにしても、作詞:荒木とよひさ&作編曲:萩田光雄が作り上げた世界はアップテンポでキラキラしたキャッチーなアイドルソングの決定版 (^^♪

もちろん、このSFコンセプトは、約1年前に出たピンク・レディーのメガヒット「UFO」の路線を踏襲している事は言わずがな、キューピットという存在ものものがピンク・レディーのフォロワーであるという印象を正当化するための方法論でありましょう。

しかも、彼女達はツインズですから、本来は同じデザインの衣装を着用するはずが、ここでは立ち位置左側の姉・エミと同右側の妹・ユミのファッションスタイルを別々に分けているという芸の細かさ(?)が、個人的には高得点 (^^♪

もしかしたら、日替わりで衣装を交換してライブステージやテレビ出演をしていたら……、なぁ~んていう妄想も楽しいところでしょうか (^^;

ということで、いきなり本日は思いつきのご紹介ではありましたが、最近は何故か(?)熟女系シンガーのレコードが続いていましたので、純アイドルもイイじゃ~ないかと (^^;

そんな節操の無さもサイケおやじの本質とご理解願いたいところです <(_ _)>

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好きなものをやれる喜び

2022-04-24 17:45:38 | 歌謡曲

港まつりの夜はふけて / 大木康子 (CBSソニー)

大木康子はシャンソン ~ ポピュラーのジャンルで活躍した有名歌手なんですが、実は歌謡曲 ~ フォーク歌謡のジャンルで吹き込んだレコードが幾枚もあり、昭和47(1972)年に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「港まつりの夜はふけて」は、その中の名曲名唱として、今日でも人気が高いグルーヴィな傑作でしょう (^^♪

なにしろ阿久悠が綴った歌詞は、サイケおやじの勘違いかもしれませんが、所謂「イイ女」の発情期のプライドであり、そこに附された川口真の作編曲がアップテンポでサンバ寄りのボサロック歌謡なんですから、本来ならば下世話丸出しになりそうなところを、大木康子は持ち前の上品な声質と節回しでスイングさせるんですから、ゾクゾクさせられますねぇ~~ (^^♪

ちょいと「あっさり」し過ぎている気もしないではないんですが、反面エグ味のある声質で歌われたら、生臭くて聞いていられないんじゃ~ないでしょうか、この「港まつりの夜はふけて」は (^^;

それほど出来上がっている楽曲だと思えば、演じる歌手だって生半可な実力は否定されて当然でしょうし、だからこそ、大木康子の起用は正解なのかもしれません。

ということで、実は本日も午前中から先ほどまで、みっちりとバンド練習を楽しみました、と言えば贅沢な語弊でしょうか (^^;

しかし、自らの稚拙さゆえにメンバーの足を引っ張りまくっていながらも、それなりに和気藹々な雰囲気には日頃のストレスも霧散して、心から感謝するばかりです。

あぁ~~、何時だって趣味の世界には助けられる事ばかりです (^^)

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ルリ子のイエロージャケットに魅了され

2022-04-23 19:31:51 | 歌謡曲

霧の夜がこわいの / 浅丘ルリ子 (テイチク)

「語り」や「台詞」が入った歌のレコードをサイケおやじが蒐集している事は、これまでも度々述べていますが、本日掲載した浅丘ルリ子のシングル盤A面曲「霧の夜がこわいの」も、そ~した中の1曲として、愛聴しています。

曲調としてはミステリアスな雰囲気も強い、ラテン系のビートを伴ったムード歌謡でして、作詞作曲:浜口庫之助&編曲:小谷充という制作スタッフの手腕は流石の仕上がりだと思いますが、何よりも曲の中盤から ――

  私は目が見えなくなってしまったのかしら
  私はただただ歩いている 貴方をたよりに

―― と続いていく独白の台詞が、大女優・浅丘ルリ子ならではの思わせぶりと戸惑いの表現で語られるんですから、そこには「愛」という曖昧な希望を不安に仮託せねばならない、女の宿命みたいなものが刹那の息遣いと共に伝わってくるんですよ。

くうぅぅ~、たまりません ねぇ~♪♪~♪

もちろん、浅丘ルリ子の「吐息」の台詞回しは言わずもがな、絶妙の素人っぽさを感じさせる歌唱力が、ここでは演技という範疇なのか……?

そんな穿った気分にさせられるのも、完全に浅丘ルリ子の術中に落ちいてる証かもしれません。

ちなみに発売されたのは昭和48(1973)年のはずですが、それほど放送メディアでは接した記憶がなく、ただ……、レコード屋の店先にディスプレイされていたジャケットスリーブの素敵な雰囲気だけを覚えていたので、かなり後になってから、中古屋で邂逅した瞬間、速攻ゲットしたのが掲載盤というわけです。

ということで、それにしてもイエロー系のファッションは案外と着こなしが難しいと思うんですが、ここでも流石は浅丘ルリ子 (^^)

キリリとした佇まいと密やかな憂いを含んだ面立ちの雰囲気の良さは、それだけでサイケおやじは魅了されてしまうのでした。

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この人だぁ~れ part-78:牧美佐緒

2022-04-22 17:49:37 | 歌謡曲

夜に残したい / 牧美佐緒 (日本コロムビア)

本日掲載のシングル盤も以前、なんとなく員数合わせ的にゲットしてしまった1枚なんですが、その理由は言わずもがな、このジャケ写ポートレートに登場している牧美佐緒(まき みさおお)の上品な熟女っぷりに惹かれてしまったからでして、もちろんサイケおやじにとっては、彼女も「この人」シリーズに分類するしかない存在です。

しかも、全く知らなかったA面曲「夜に残したい」が、おそらくは正統派歌謡曲かなぁ~~、というサイケおやじの先入観を打ち砕くが如き、これがミディアムテンポでバックビートの効いたR&B歌謡だったんですから、悶絶させられましたですよっ!

とにかくイントロからグッと惹きつけられるギターのブル~スフィ~リングと泣きメロの女性コーラスに続き、落ち着いていながらも、内に秘めた情念をジンワリと歌い上げていく牧美佐緒の節回しは、ある意味での「汚れ」が感じられないので、尚更に刹那の表現と申しましょうか、平たく言えば、「コブシ」が排除された歌唱というあたりが、個人的には物足りなくも、その反面、繰り返し聴きたくなってしまうツボの様に思うばかり (^^♪

まあ、このあたりは歌詞の世界の「わからなさ」も関係するのでしょうか……。

そこで制作クレジットを確認すれば、作詞:中村小太郎&作曲:田辺信一という、これが如何にも発売された昭和44(1969)年の日本コロムビアがド真ん中の色合いであり、その意味で同じソングライターコンビが関わったB面収録「人魚のサンバ」が曲タイトルどおり、スローテンポなボサノバ歌謡になっているのは当然ながら、不遜にもイマイチ、フックに欠けたメロディ展開が勿体ないところ……。

しかし、こちらでも牧美佐緒のソフトな節回しと落ち着いた声質の魅力だけは、しっかりと味わえますよ (^^)

ちなみに、最近知った情報によれば、牧美佐緒は「宝塚」出身という歌手らしく、だとすれば前述した「汚れ」が感じられないのも当然かもしれませんねぇ~~ (^^;

まあ、サイケおやじとしては、演歌やソウル歌謡をやってくれる歌手には、多少なりとも「染みついた苦さ」を感じさせて欲しいわけです (^^;

しかし、それでも本日掲載した牧美佐緒のシングル盤は、出会いからの意外性があったがゆえに、お気に入りの1枚になっているというわけです。

ということで、昨夜列席させていただいた通夜では、懐かしい顔に幾人も再会したんですが、旧知の某氏が……、「俺達は……、もう、こ~ゆ~席でしか会えないんですかねぇ……」と呟かれた言葉が、グサリと心に突き刺さってしまったですよ……。

う~ン、それが真実の一端であるだけに、せつなさも重なってしまうわけですが、だからこそ、目の前の享楽を大切にしたいと思う心も強くなるのでした。

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何時だって、別れは突然に…

2022-04-21 18:19:29 | サイケおやじの日常

関係者の通夜列席で、本日の1枚は休載させていただきます <(_ _)>

サイケおやじは故人に大恩があるので、闘病中には見舞いに行きたかったんですが……。

コロナ禍で、それも果たせぬままに最後のお別れとなってしまいました……。

正直、気が重いです……。

合掌。

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