夏の朝は確実にのどが渇いている。まずはキュウリのガッコ。それから麦茶。ふ~っ。どっちも美味い。
ゴミ捨てのついでに、登校してくる野球部に聞いてみた。「今日は決勝だな」「オス」「どっち勝づど思う」「商業!」「ほう~、商業、強え~が?」「オス」
日頃、実戦で感じる肌感覚で言うんだろうから、そうあって欲しい。何しろ決勝は危なく「私立」対「私立」になりそうだった。それじゃあ、面白くない。秋田商業が勝ち上がって「しりつ」対「しりつ」には違いないが。かろうじて「私立」対「市立」になった。果たして彼らの勘は当たるのか。
宮城の伊豆沼では増水してハスの花が見られないそうだ。そう言えば秋田でも千秋公園のハスの話が出ないな、と思っていた。けさの新聞にあった。こっちは咲いているようだ。「蓮フェスタ」というイベントがあって、ハスの葉で象鼻杯(ぞうびはい)を楽しんだり、茎を吹いてシャボン玉を作ったりして遊んだそうだ。
一時、大賀(おおが)ハスが満開とか言って自慢していた時期があった。2000年前の遺跡から出土したハスの種を大賀博士が発芽させた例のやつだ。1951年のことだった。そしたらいつの間にか特徴が大賀ハスと違うと指摘されて、今はそのことを言わなくなった。つまり古代のハスが、現代のハスに駆逐されてしまった、のだろうか。
今は堀の中に、鑑賞するための歩道を整備して、近くから見る事が出来る。んだが秋田の街が、遠くなったなあ。
出戸浜は県内有数の海水浴場のはずだ。でも砂浜は狭くなり、海の家が終わる辺りで、やっと広くなる。木材も散乱している。川から流れて来たのだろう。
それは仕方が無いとして。この寂れようは、いかがなものか。
10と数軒、建ってはいるが。半分は廃屋と化している。営業していそうな家は、3軒くらいしか無かったぞ。大丈夫か。
夏草や つわものどもが 夢の跡