松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

エダマメにスシ

2023-07-23 13:39:54 | 日記・エッセイ・コラム
 妻が夕食に寿司を食べたいと言うので、スーパーいとくに買いに行く事になった。いとくの寿司は、我が家では評判がいい。男鹿に用事があった時に、良く男鹿のいとくから握り寿司を買ってきて食べた。ネタは新鮮でいつ食べても美味しかった。だから近所にいとくが来た時は、有り難かった。

 で、昼からクーラーボックスに保冷剤を2個入れて冷やしておいた。そこまでするかって、妻が言う。だって、考えても見なさいな。どうしたって、車の中は灼熱地獄。一番下に入れてくれたところで、熱から逃げようが無い。
 作戦としては、ボックス本体を店内に持ち込みは出来ないだろうから、入り口で詰め替える。

 レジでトラブルが発生した。子鹿カードで決済しようとしたら、残額ゼロ円と出た。機械の故障だ。それで急遽詳しそうな担当者が来た。もめた挙げ句、一から商品を入力し直すことになった。
 やや遠くから眺めていたオレは、クーラーボックスのアイディアがひらめいた事に感謝した。とは言っても、気が急いて仕方が無い。

 ようやく現物が返って来た。入り口の、外気と内気が入り交じった場所で、素早く詰め替え、ようとしたら。案の定寿司は一番下に鎮座していた。上の品を放り投げたくなる気持ちを我慢して、握り寿司2個だけをクーラーボックスへ入れた。
 夕方だったから、地元産の枝豆を発見したけど、どうしようか迷った。結局、手が出た。銘柄は「神風香」。
 例によって、フライパンで蒸した。帰ってきた暑い部屋での作業は辛かった。オレの頭からも、湯気が出ていた。でも蒸し方が良かったからか、甘みは感じられた。やっぱり地物は違う。この前の群馬産より数段いい。

 水害の映像を見ながら、今年は枝豆食えるだろうかと考えた。中央卸売市場に出荷額で一二を争う秋田なんだから、全滅って事はないだろう。どうか今年も、コンスタントに枝豆が食えますように。
コメント
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