皇后さまがインドネシアで振りまいた笑顔は、宮内庁職員も見た事がないと絶賛する笑顔だった。
ジョコ大統領夫人との文化的プログラム。皇后さまはバティックというインドネシア伝統の染め物の絵付けなどを体験された。「あちらのブルーのを・・」と選ばれた皇后さまは「着せていただけるんですか?」と言うと、自ら選んだバティックを試着し、カメラに対し弾けるような笑顔を見せられた。
これがインドネシア流の「会見」だった。そして驚くべきことに、その様子の一部始終をカメラ撮影する事が許可された。そもそも大統領主催の公式行事はインドネシア政府のYouTubeで生配信されていた。
大統領自身も、自らカートを運転して散策されるなど、規格外れの公式行事だった。
あれですよ! あれでなくちゃ。
皇后さまは、国内でもそういう笑顔は見られるのだが。なにせカメラとマイクが制限されている。
宮内庁の池田次長も「国民の皆さんに両陛下のご活動それからお人柄なども広く伝わることが適切だというふうに思っておりまして、広報の充実にも今後進めてまいりたい」それを受けて「もっと伝わるように変えて行きたいということか」という質問には「今まで申し上げている通り。具体的にどのようにして行くかは、それぞれの場面で考え、今後検討していく」
乗って来ないねえ。斬新な場面を検討して下さいよ。頼みますよ。
雅子皇后さまのおしるしハマナスは、花が終わってから、盆を迎える人々にとって重要な果実となる。
これからですよ、これから。
宮内庁には、何も期待していませんて。