松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

洒落た目隠しのある物置小屋

2023-07-16 14:56:05 | 日記・エッセイ・コラム
 今回の豪雨で発見したことがあります。NHKのある秋田駅東側の、何と標高の低いこと。
 駅東を広面(ひろおもて)と呼びます。NHK前の道路を挟んでセブンイレブンがありますが。そこの床が水浸しになって、今日は休業中です。床まで水が来るくらいですので、あそこら辺一帯の道路は膝の高さまで水没しました。ずっと放置された白い車が哀れでした。
 そこで国土地理院の地図で確認しました。わずかに海面から6mしかありません。ここだって14mあるのに。それだもの。川の水が溢れたらイチコロです。排水が悪いというより、元々地面が低かったのです。こんな光景、見た事ありませんから、分からなかったです。

 あと添川(そえがわ)の斜面が崩れて、直撃を食らった4棟の住宅。県道だけど私らにとっては重要な道路です。角館方面に抜ける広域農道へと繋がっています。秋田の街を経由しないで行ける便利な道路です。
 そしてあの斜面の上にはマリア様が居ます。ローマ法王庁から正式に奇跡と認められた、あの「涙を流すマリア像」として世界中から認知されています。
 そのマリア様が今回、水害に1枚絡んでいるってことですよ。どうしたことでしょう。マリア様、うっかりお御足をスベらしちまったんでしょうか。
 でも奇跡的に、ケガだけで済んだみたいですけど。

 この斜め格子のある小屋。素敵でしょう。通りに、と言っても狭い道ですが、面した目隠し的な工夫だと思います。
 中には農具や機械が置いてあるように見えます。これもノウゼンカズラのお宅と近い、古くからある砂丘地帯の一角にあります。多分、ぶどうか梨か果物農家ではないかと思います。

 どのくらい水が上がったのか。付近をパトロールしたい誘惑に駆られます。じっと我慢して家に居ます。

 床上浸水した家。水を被った田畑。元の生活に戻るのは大変だと思います。特に五城目の内川。昨年8月に続き2年連続の水害は、心の負担も大きいと思います。

 頑張って下さいなんて、簡単には声を掛けられません。

 すこしづつ、前に進みましょう。
コメント
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