松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

グラミー賞に、日本の環境音楽。

2019-11-25 09:37:31 | 日記・エッセイ・コラム

  カセットテープの話を書いたのは、これが目を引いたからだ。

  どうだい、日本の昭和から続く歌謡曲、ポップスは凄いだろう。という話かと思ったら、そういう訳でもない。

  出てくるミュージシャンは坂本龍一、久石譲、細野晴臣などなど。どっちか言うと前衛的な音楽らしい。なんだ伝統的音楽じゃないのか。

  しかしエッセンスは環境音楽というように、江戸時代から続く日本の独特な音楽環境にある。つまり和風庭園の中の水琴窟の調べや、お寺の時報を告げる鐘の音や、芭蕉の俳句のことだ。「鐘消えて 花の香は撞く 夕べかな」あれもそうでしょ、静けさや 岩に染み入る セミの声。

  これらが日本の音楽の根底にある、と言いたいらしい。そうかもな。どれも外人には、雑音にしか聞こえないだろう。

  日本の70年代から90年にかけてのシティ・ポップやニュー・ミュージックに、馴染みのないはずなのにどこかノスタルジーを感じる、という体験があるという。

  そうなのさ。あの発禁になった槇原敬之の「ハングリー・スパイダー」  これを初めて聴いた時、懐かしい感じがした。素晴らしい音楽家には、天井からメロディが降りて来る。それはどこから来るかと言うと、あの世だ。あの世との接点を彼らは持っていた。

  だから芸術家にとって麻薬は、必ずしもマイナスの影響だけではない。

  何より、結果できた音楽に、ボクらは感銘を受けるのだから。

 

 ps. 一応、グラミー賞候補と訂正しておこうか。

    オレにとっては、なんの意味もない言葉だが・・。

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カセット発掘

2019-11-24 09:12:43 | 日記・エッセイ・コラム

 ふとした弾みで、残りのテープを再発見した。カセットにはブランクがあったから、こういうことになる。

  新車のカーステレオからカセットが消えて、CDになったのが約10年前。よくここまで頑張って、生き延びたもんだ。カセットが生まれて57年。最も古いマイカセットは、47~8年前のものだ。

  未だかつて、一つの記録媒体がこれほど続いたことはない。TEACさんには感謝しかない。

  それとエライのはTDK。フェライトの発明で磁気ヘッドに採用され、いち早く音楽用カセットを発売し、クロムポジションを経てハイポジションテープSAになった。

  齋藤憲三さんは、にかほ市の英雄です。TDKを興(おこ)す前は、ハタハタを海水ごと吸い上げる装置を作ったりしていたことは、あまり知られていない。2勝98敗の男というニックネームを持つ。もう1勝は、科学技術庁を作り、初代長官になったこと。

 今日聴いた曲は、「恋は水色」「時の流れのように」ヴィッキーの歌は天真爛漫で、バラ色の未来しか描いていない頃を思い出す。

 それからP.K.Limitedの「Getting Straight」 いちご白書と共に学園紛争を描いた映画「YOU」で学生時代、盛岡で観て感激した。

  齋藤憲三がTDKを興し、芭蕉が最北の地として選んだ、二つの事実を同時に言えるのは、合併したからですよ、にかほ市のみなさん。

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相撲協会は、野獣を野放し。

2019-11-23 08:05:20 | 日記・エッセイ・コラム

 12日目の白鵬・遠藤戦は、えげつない迫力でした。白鵬のエルボー2発で、遠藤が沈みました。鼻血タラタラで四つん這いのまま、何秒か動けませんでした。2発目のフック気味のカウンターで、完全にノックダウンしました。

  大相撲取組動画で、何回でも見られますから、堪能して下さい。ちなみにあの日は、炎鵬の次にランクインしてました。

  白鵬の心理を分析しますと、遠藤に対する声援が凄くて、主役は誰なんだよ、という苛立ちがあったでしょう。あと見せしめですかね。このあと対戦する相手に対して、恐怖感を抱かせる。

  白鵬の師匠は一体、いるんですかね。気配消してますね。

  土俵入りの型、いい加減ですねえ。あの、脇を締めた踊りは、一体何なんでしょう。

  あと時間になってタオルを取りますが、絶対胸の汗を拭きません。

  遠藤へのエルボーだって、肘のサポーターに凶器隠してないか、調べた方がいいです。

  あーいう野獣を野放しにしている協会と横審は、一体何のためにあるんでしょう。

  遠藤がすました顔で昨日出て来てくれて、ひとまんず安心しました。

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耳鳴りを、楽にする方法があるそうだ。

2019-11-22 15:09:51 | 日記・エッセイ・コラム

 海外の話なんですが。車酔いのデバイスを研究中に、偶然耳鳴りも治ってしまった、ということなんです。

  この器具は耳の後ろから物理的に振動させて、内耳に働きかけるのだそうです。これで車酔いが改善される実験中に、たまたま参加者の中に耳鳴りに苦しんでいる方が居て、これが劇的に改善されたと言うことです。

  私も耳鳴りに多少苦しんでいるほうなんで。元はと言えば職業病みたいなもんです。電話取りをしていた左がひどいんです。秋田から遠く離れた鳥海山の麓の学校にいる時、あれは富士通の電話機でしたが、話が遠いんです。業者に言わせれば、最寄りの局から学校が遠いからだそうで。思いっきりボリュームを上げて、県庁と対応していました。

  思えばあの頃からだったんですね。完全に電磁波の影響だと考えています。おそらく昔の電話交換手の方々も、そうだと思います。大きな音量で音を聞いていたということじゃなくて、長年受話器からの電磁波を浴び続けたからだと思います。

  意外と同僚に耳鳴りで悩む人が少なくて、なんでだろうと思いました。多分、私がまじめだったんでしょう。朝早くからスタンバイし、生徒の欠席の電話を受け取りました。本人が親のふりして掛けて来ることも良くあります。「今日、学校を休ませますので」すぐ分かります。声が若い。あと8時15分になると、電話が止むんです。あまちゃんの頃はほんと、15分間静かでした。

  そうして退職もあと3年くらいから、耳が痛くて左で取れなくなりました。仕方なく左手で取って、不自然な形で右耳に当て、メモを取りました。おかげで両方イカレてます。まだ右の方がまともです。おまけに左は、セミの声以外に、10m先で発電機を動かしているようなポンプのような、リズムのあるポンポン音がします。

  要するに何が言いたいかと言うと、この時代になってまだ、これを治せないのかいな。と声を大にして言いたい。人の声はなんぼ大きくても、耳は痛くない。ただあへさんの声と、妻の声は多少耳に響くかもな・・。

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新開発の尿漏れ器具は、別の目的にも使える。

2019-11-21 07:52:11 | 日記・エッセイ・コラム

 石川県の男性が個人で考えて作った器具が、病院、大学、企業を巻き込んで産学官連携事業に発展し、製品化にこぎつけた。

  この方は、前立腺がんの手術をしたあと、尿道の筋肉の働きが悪くなり、重度の尿漏れに悩まされていた。

  もの作りが得意な彼は2年間、自分で試行錯誤の末、これならみんなが使えるというモノにたどり着いた。

  3つの突起が、尿道だけを締め付けるように出来ていて、構造が簡単だし、多分金額も大したことない。

  今気が付いたが、これは男性用です。しかしこれは別の目的にも使える。と、思う。

  尿だけでなく、アレも我慢することが出来る。多分。

  だからある高みに達する前に、締め付けられて、イケないから、永久に楽しむことが出来る。多分。

  ただオレは、使いたいが無理だろう。

  なぜなら器具を装着した時点で、残りの長さが足りないから・・。

  いいっねえ~。下ネタは、罪が無くて~。

 

  ps. これを使い過ぎたために起こる副作用については、

     責任を負いかねますので、悪しからず。

 

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