松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

むしろ、宇野昌磨君の成長を注目すべき

2015-12-26 08:07:59 | 日記・エッセイ・コラム

 羽生君が最初の4回転で転んだ時、「やったあ」と思いました。それは中継するテレビ局に対してだし、世界最高更新を期待する全員に対してです。おまえらどこまで追い詰めれば、気が済むんだ。羽生君は、そんなことでは自分を追い込むタイプではないが、既に神の領域まで到達している選手に対してそこまで望むとは。

 だからあの1発目のジャンプで、ああこれであのセリフは封殺した、と喜んだのです。あのセリフとは、言うまでもなく「世界最高得点更新」のことです。

 それに引きかえ、宇野君のスケートは凄いと思います。97.94点ですよ。しかも満足していない。前回のグランプリファイナルでも、満足していませんでした。それはどこかと言うと、表現力なのです。多分、テクニックに集中するあまり、手足の動きが曲と一体になっている感覚がないのだと思います。わしらシロウトには分かりませんが、しかし技と技のつなぎの部分だとか、ジャンプを単純に踏み切っていないところだとか、目を離すと見逃してしまいそうな細かい所まで魅せるスケートなんだと思います。4回転の着地をこらえた部分、足首の柔らかさが出たのでしょう。ああいう天性のものが、彼は持っているように思います。羽生君は、血がにじむような努力をしてきたと、自分で言うくらいですから、天才ではありません。一方で宇野君は、もしかすると羽生を上回る才能を持っているのかも知れないと思っています。

 どこまで伸びるんだ、のセリフは宇野君にこそ使うべき言葉だと思います。

 しかし宇野君は、公式の場でも「羽生君」「真央ちゃん」と友達のように言います。幼い頃から一緒に滑ってきたお兄ちゃん、お姉ちゃんなのに。うっかり出るほど、慕っているのでしょう。

 きょうの真央ちゃんには、一切期待していません。むしろバッタリ転ぶところを見たいです。何のためのブランクだったのか。彼女は競技向きの性格ではないと思います。これだけぼろくそ言っておけば、案外いい点数が出るかも。

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今年最後の紅ズワイガニは、28日が狙い目。

2015-12-25 15:47:32 | 日記・エッセイ・コラム

 きのうの快晴の日、町内会の仕事で北部サービスセンターへ申請書を出しに行ったついでに、セリオンに向かいました。

 海保の巡視船が2艘スタンバっているのを見ながら、また浜辺を歩こうと考えました。

 マリーナから出戸浜までの間は、歩いてなかったので、適当な所で駐車してみると、完全に砂がテトラポッドを埋めてしまって、コンクリートの斜面が出来上がっていました。私のイメージでは、テトラポッドを乗り越えなければ、波打ち際まで行けないと思っていたので、意外でした。

 ほぼ波がなく、無風で、日本海は湖のようでした。波消しブロックが続く海は、さすがは潟上市、と感心します。居並ぶブロックは、波消し効果の他に漁礁も形成して、おそらく天然岩ガキが豊富にくっついているに違いありません。象潟の専売特許と思っていた岩ガキが、男鹿でも採れ、最近では潟上市でも売り出しています。船越水道の砂州に、牡蠣殻があふれているのは、漁師さんが捨て場にしているのかも知れません。

 などと考えながら、背中に太陽を浴びて、どこまでも歩いて行けそうな気分になります。

 薬をもらいに男鹿のかかりつけ医まで行ったついでに、友人の文具店に寄りました。きのう、カニをもとめて男鹿水産へ行ってみたら、5,000円の大物しか残っていなかったそうです。実は私も寄ってみようと思っていました。

 ベニズワイを食べようと思ったら、北陸と違って来年の春まで待たなければなりません。今年最後の船が、月曜日の28日に帰ってくるそうなので、それをねらって行ってみようと思います。お近くの方、来週前半が食べ納めですよ。

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不来方城と、岩手銀行・中の橋支店の赤れんが。

2015-12-24 15:59:46 | 日記・エッセイ・コラム

 高松の池から岩手公園に向かいました。別名「不来方(こずかた)城」。道路が変わって、ナビなしには街を歩けません。こんな立派な石垣は、秋田では見ることが出来ないです。

 あの頃は、まっすぐ上にあがり、広い芝生の上でめいめい楽しんでいるバレーの輪に混ぜてもらい遊びました。そういうのは割と得意というか好きでした。予備校時代も仙台の勾当台公園で、昼休みバレーボールのOLの輪の中に、自然に入って、13時解散というパターンが多かったです。ナンパ目的ということもなく、こっちも気分転換ですよね。それにアレですから。当時は仙台と言えば、「バックシャン」が多かったような・・。

 前回修理中で、レンガを拝めなかった岩手銀行中の橋支店を、縦横斜めから眺めていると、宝くじ売り場を見つけました。そこであらためて、今日が最後の火曜日だと思い、買おうと思いました。年金生活していると、そう思うこともあるんですね。自分でもびっくりしています。

 それで売り場を良く見ると、数人しか並んでいないのに、やけに周りがにぎやかなのです。車のクラクションが鳴りやみません。黒いワゴン車が違法駐車していて、身動きできないため、交差点までつながってしまいました。なんかうるさくて、買う気分が失せて、その場を立ち去りました。

 浮いたお金で、南部煎餅かぼちゃの種入りを買いました。これがなんと美味しいのですよ。かぼちゃの種が、1枚に最低80個は入っています。メダカを数え慣れているので、間違いありません。

 あとは懐かしいピカデリーに寄り、1,800円という金額にびっくりして、一番日の短い1日は終わりました。

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温室も暖冬、もう咲いたオレンジ・トランペット・バイン。

2015-12-23 15:52:57 | 日記・エッセイ・コラム

 大潟村生態系公園温室です。この前行った時、もう咲きそうになっていたので、また行きました。ちょうど咲きはじめのようです。

 これは去年は、というより今年の1月なんですが、大変綺麗に見事に咲き誇っていたのです。それに比べると、やや見劣りはするものの、これから見頃を迎えると思います。

 1月は、壁面一杯に垂れ下がっていたので、見事でした。それで管理人の方と挨拶したついでに、聞いてみました。「今年(こどし)は、トランペット・バイン、はやぃあでねぇスか」すると即、返事が返ってきました。やっぱり1カ月早いそうです。秋田弁で忠実に再現した方が、よろしいですか?やめときますか。ハイ。

 そしてヒスイカズラも早いそうです。ですね、もう咲きそうですもんね。去年も早かったけど、今年は輪を掛けて早いそうです。温室の中にいても、下界の温暖化が分かるんですかね、と感想を述べていらっしゃいました。

 たまたま今回は、オレンジトランペットバイン、根っこの場所と、肥料の場所の高さが合わなかったそうで、うまく伸びてくれなかったようです。でも何とか咲いてくれて、ほっとしていらっしゃるみたいです。

 となると、ヒスイカズラも、新年早々見に行かないと、ですね。

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盛岡・高松の池・白百合女学院

2015-12-22 17:13:24 | 日記・エッセイ・コラム

 田沢湖から峠は雪でした。トンネルの前後には、わだちも出来て、下りは皆さん慎重でした。でも雫石を抜けると青空が見えました。期待通りに、岩手山の雄姿がありました。

 高松の池は、大学から近く、冬になると市営のスケートリンクに変わるのでした。県立スケート場が出来る前の話です。対岸の校舎が白百合女学院です。

 夏場はボートで遊びました。大学の図書館に勉強しに行って、ナンパしたことがあります。日記にも書いてあり、なによりそのやりとりの証拠のメモが残っています。最後に「OK!」と彼女は書いてくれました。昔の話ですから、気の利いた会話ではありません。今風に言えば、「ちょっと、気晴らし、しませんか?、ボートでも乗って」てな具合ですわ。所属を聞いてきたので、正直に答えました。それを机の衝立越しに、無言で紙をやりとりしたわけです。一緒に席を立った時の感覚は、なんとも言えませんでした。

 で、予定通りボート漕いで、ボクたちのプラトニック・ラブは始まりました。何度も彼女のアパートに行きましたが、ガードが堅かったです。彼氏が東京にいると、言ってました。それ以上近づくと、隣を呼ぶわよ、とクギを刺されました。それでも昼、二人で校内の芝生で弁当食ったり、下宿の前の広場に遊びに来たり。傍目(はため)には、恋人に見えたはずです。多分、卒業後は先生になったことでしょう。

 雲画像で見たとおり、北上盆地は晴れ間が差して、気温は低いけれど気分が良かったです。仙岩峠に掛かる厚い雲の中に入って、小雨の中を帰ってきたら、追分も小雨が降っていました。

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