松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

修学旅行の高校生

2015-12-01 05:58:02 | 日記・エッセイ・コラム

 出掛ける時の秋田は、低気圧が発達して風速20m前後はあったと思う。しかし方向の定まった風だし、機長の腕は良かった。

この寒気は日本列島全体に影響していたらしく、どこでも同じに揺れるのだった。東京から沖縄便は、後ろを高校生が占領していて、揺れるたび「きゃー、わー」と大層にぎやかだった。そのたびこっちは顔を見合わせて笑っていた。これを機長が聞いていたら、サービスしそうな勢いだった。「アトラクションかなんかと、間違えてんじゃないか」と言いたくなるほど反応が良かった。最後、無事にランディングすると、大きな拍手が後方から起こるのだった。やっぱりアトラクションだったわ。でもまあ彼らには、一生の思い出に残るだろう。

 雲の上に出てからも揺れたし、着いたら那覇は今季最低の16度だった。さすがにこの日は、沖縄の人も寒い寒いと言っていたらしい。ところがボクらは、暑さに備えて短パンにTシャツを持って行ったのに、なんだ東京と変わらないじゃないか。

 夜になってからの北谷は、気温が下がらなくて、むしろ上がったように感じた。ガイドブックに載っていた店は、意外にまともな店だった。ステーキの200グラムは、アメリカンサイズで食べごたえがあり、3種のタレで、以前88で食べたオージービーフより格段に美味かった。5人家族でオリオンドラフトビールの、大ジョッキのような中ジョッキをおかわりして、手作りケーキも食べて1万7千円は安いと思う。

 ちょうど窓の外のベンチで、何かの撮影が始まった。この場所はロケーションもなかなかいいのだ。男女のラブシーンで、女性は可愛かった。終わって歩きだしたら、胴回りの太さにビックリした。

コメント
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