松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

残したい風景その1、金農生のメインストリート。

2021-06-06 13:19:18 | 日記・エッセイ・コラム
 段差マニアのタモルです。

 金足地区振興会が「30年後に残したい金足の風景」を選ぶという。


 うちの町内には、なんもないなあ。古い新興住宅地だからなあ。せっかくのカメラの腕も、発揮する場面がないわ。
 朝、目が覚めると同時に二つ浮かんだ。その2番目がコレ。うちの前の道路は、左右で高さが違う。金足農業の生徒と一緒に歩いてみようか。
 追分駅から出ると右へ曲がり、さらに細い方の道へ入る。
 左に日通さんを見ながら進む。ここは下って、しかも細い。3人並ぶのがやっと。ここが、昔からの面影を唯一残している。
 大型自動車は、はばかる。3ナンバーの車も通るが、冷や汗ものだ。冬場は駅に向かう車が、まじめに一旦停止をすると、タイヤを空転させる姿をたまに見る。そういう傾斜がある。

 一番深い場所は、ゴミステーションと公園のある、この場所だろう。JRの土留め擁壁の高さが、自分の目の高さと同じ。170cmくらい。

 ゴミステーションを境に、道路が格段に良くなる。これが住人にとっては困ったものだ。最近は暴走族も居なくなったが、駅に急ぐ車は結構飛ばす。何人の犠牲者が出たやら。ネコだけど。うちの先代も1匹、その中に入る。

 土留めの高さは次第に緩やかになって。500mのうち、中間地点はこのくらい。まだ腰の高さを優に超える。

 うちの前で、大分低くなって。

 あとは、踏切で高さが戻る。


 家のある場所は昔、有刺鉄線と枕木で隔離されたJR構内で、道は水たまりもある細い裏道だった。メインの道路は平行に走っていて、商店が立ち並ぶ通りで、皆むこうを歩いていた。
 誰の家だろう、ハコネウツギが綺麗だなあ。ちょうどあの木のあたりにあった太い松の木に登って、下を通る人に松ぼっくりを投げたりした頃は、寂し~い通りだったのに。
 30年と少し前に造成されてからは、こっちがメインになっちまった。

 うらぶれた通りが、30年で金農生のメインストリートに。

 少子化でも農業が無くならない限り、農業高校はあると思うが。

 30年後も、高校生で賑やかな通りであって欲しい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする