松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

平成20年「陛下のご懸念」

2021-06-26 15:18:35 | 日記・エッセイ・コラム
 リゾートしらかみのくまげら編成。白と黄色に、濃いオレンジのラインが入った「くまげら編成」は、「橅(ブナ)」や「青池」に比べて一番好きな配色の列車だ。
 それがほぼ7~8割の客を乗せて、通っていった。驚いた。そんなに回復したか。

 西村長官が天皇陛下の「ご懸念」に言及したことについて、波紋が広がっているという。今度は憲法学者から厳しい見方が出ている。横田九州大名誉教授は「宮内庁長官が政治に絡む天皇の思いを公にするのは、問題で越権行為だ。」ももちも「西村氏は公にするのは控えるべきだった」と語った。

 そうやって、天皇陛下の憂(うれ)いを封印するんだな。

 平成20年12月、上皇さまがストレス性胃腸炎などを発症された時、羽毛田長官はこう述べた。「ここ何年かにわたり、ご自身のお立場から常にお心を離れることのない将来にわたる皇統の問題をはじめ、皇室にかかわるもろもろの問題をご憂慮のご様子を拝している。」

 この時も一応「私見」と断っている。悠仁さまがお生まれになって、「危機は去った」と男系主義者が喜んだあとのことだ。
 そんな時、上皇さまはただお一人、体調を崩されるほどに皇統の問題に悩んでおられたのだ。そして羽毛田長官は、すっかり冷めてしまった皇統問題への関心を再び喚起しなければと、あえて発言したわけだ。~小林よしのり「新天皇論」より~

 長官が発言する時は、「今しかない」という時だ。なんで陛下のココロが分からないかね。

 いつも思うんだが。なぜ当事者である陛下に発言権がないのだろう。これが不思議でならない。

 ひょっとするとなにか。陛下が口を開かれたら、「女系も女性天皇もあり」とおっしゃられるのが怖いか。

 夢の中でお会い出来たら、真っ先に聞いてあげるよ。絶対にそう思っておられるはずだ。これが秋篠宮さまと三方共通の考え方だと思うぜ。
コメント
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