松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

雨上がりのハコネウツギ

2021-06-05 08:13:47 | 日記・エッセイ・コラム

 きのうは良く降りましたね。あの雨の中、新築で柱を立てている家がありました。土砂降りですよ。でもボクらが考えているほど、木の中に雨は浸み込んでいかないのでしょう。
 しっかりカンナを掛けた柱の表面は、水を弾きますからね。


 ハコネウツギの花は、白く咲いて、だんだん赤くなっていきます。ようやく赤と白が混じった、程よい姿になりました。


 道行く人に褒められたり、名前を聞かれたりします。一説に「ガジャの花」という地方があるそうです。男鹿を中心とした地域のようです。
 とてもありふれた花なのに、「あ、そうだったか」とあらためて見直す方も。


 小さい頃の思い出の花なので、住み始めた頃、一番に移植しました。30年にはなるでしょう。
 親戚に「タニウツギ」があります。道路の両側の斜面に、ありふれて咲いているピンク色の花です。「イワシバナ」という人もいます。イワシの獲れる頃に咲くからです。


 一番困るのが、はみ出た枝を折っていく人。中には堂々と鉢植えにして玄関前に置いている方もいるようです。


 木は正直です。折られた枝のある一角は、花はおろか葉も育ちません。そこだけ砂漠地帯です。とてもカッコ悪い。


 道路に、はみ出して、そのままにしておく方も責任があるでしょうが。

 あれは、やめて欲しい。欲しければ、なんぼでも上げますって。
コメント
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