松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

バブルの予感

2021-06-01 16:08:29 | 日記・エッセイ・コラム
 そんなに神経質ではないと思っていた娘が、カーペットに落ちている毛を見つけて、「掃除、してんの?」という。妻が反論するが、ネコの毛が実際ある。
 とりあえずは、朝一番にサスケの体をコロコロで撫で回す。サスケも気持ちがいいし、オレも仕事をした気分だ。



 赤ん坊のしゃっくりが止まらなくて、思わず抱きあげた。片手に収まる体で、全身を使って痙攣を繰り返す。手の平に、衝撃が伝わる。心拍が弱くなったというのが頭にあるから、だんだん不安が増してくる。娘が「あ、抱いてる」と言った。初めて抱いた。
 ずっと止まなくて、行ったり来たり、立てたり寝かしたり。思いっきりハクションしたら止まった。これを放っておける娘に、母の強さを感じた。



 自衛隊による大規模接種センター。掛け声倒れかと思っていたが、あっという間に予約、接種が始まった。さすがの軍隊。
 市町村も、7月末完了は無理と言っていたが、出来る見込みだという。そして今度は職場・学校接種。
 日本は、やれば出来る国なんだね。総理の掛け声で実現する、やればできる国。やらないだけだったのか。愚痴をこぼして、邪魔するだけだったのか。



 接種後の未来が見えてきた。抑圧された上流・中流階級の人々が散財する姿が目に浮かぶ。

 オリンピックで日の丸が揚がり出したら、ひょっとして。

 バブルが来るかも知らん。

コメント
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