松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

アカシアの天ぷらで、娘を釣る。

2019-05-29 19:28:25 | 日記・エッセイ・コラム

 去年、アカシアの天ぷらを食べそこなって、娘が不機嫌だった。

  アカシアは追分のどこにでもあるが、どれが蜜が入って美味しいか、未だに分からない。

  初心に戻って、駅近くの線路わきの木から失敬してきた。

  香りを嗅いだら、甘い香りがした。高さが2m以内なら、問題なく手が届く。

 ところで「アカシア」と言っているのは、「ニセアカシア」で、この名前は気に入らない。ハリエンジュの方が語感がいい。

  揚げている時、ほのかな蜜の香りが充満した。とてもさわやかな香りだ。若い木を選んで、正解だったかも知れない。

  味も、くどくない甘さだった。タレの塩分と良く合う甘さだ。

  ご飯のおかずとしては、やや物足りないので、つい辛いものに手が行く。

  きょうは食後のデザートは要らない。

  呼吸をしても歯を磨いても、甘い香りが戻って来る。

  家中が甘い。

  過疎化が進めば、アカシアの木に困ることはないし、

 我が家の伝統が絶えることもない。

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