松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

人に優しい、地熱発電所OPEN。

2019-05-21 08:50:35 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに新しい地熱発電所が稼働を開始した。

 秋田県湯沢市の山葵沢(わらびさわ)地熱発電所という。

  フー、この漢字、当用漢字にないゾ。普通ワラビ言うたら蕨だね。このいわれも気になるが、先行こう。

  この辺りは小安峡大噴湯で知られる熱水地帯だ。山葵沢の1本隣の沢が湯滝のある河原毛地獄だ。有毒ガスで死者が出た泥湯温泉が下にある。

  人に優しいと言った手前、弁護しておくが、泥湯の事故は真冬の雪の中、くぼみに溜まったガスを吸い込んで温泉客が中毒死したものだ。地元の人間なら危ない事を知っているだろう。

  小安峡大噴湯(おやすきょう・だいふんとう)は珍しいもの好きなオレは良く行く。豪快な音を立てて、岩のすき間から真横に噴き出す蒸気は圧巻だ。うるさくて会話が出来ない。この前貧血の時、帰って来れないかと思った。ずっと渓谷の下にある。そんなことはいいのだ。

  あそこに行って、体がざわざわするが、それは恐怖からではない。安全なことは誰でも知っている。ずーっと昔から、噴出し続けている。

  その蒸気を使った発電所だから、今のところ環境に最も優しい発電の仕方だと思っている。

  温泉の蒸気だから配管は錆びやすいだろう。しかし液体ナトリウムほどではない。このシステムがなかなか実現しないのは、地元の人たちが枯渇を心配するからだ。隣りの沢の温泉が出なくなったら、旅館は営業出来ない。

  それは実績で証明するほかない。

  これは地球の大いなる恵みだから、うんと利用した方がいい。

  関係ないが今朝、朝飯は自分で漬けたワラビで食べた。自家製は安心だ。

 

ps. 訂正。わらびじゃなくて、わさびなようです。

   ニュースで、そう聞こえたんだがなあ・・。

   そらみみ?

コメント (2)
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